上念司のレビュー一覧

  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    京都五山、鎌倉五山、加賀の一向一揆、信長があらゆる意味で手を焼いた本願寺や延暦寺などがなぜ武士の時代にお金と権力と武器を持って台頭したか?をとてもクリアに説明してくれる、目から鱗な一冊。マーケティングなんて言葉が存在しない時代の最高のマーケター、商売人はお坊さんたちでもあった。
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代
    各藩のシステムそのものがどう頑張ってもデフレになるシステムという指摘が勉強になった。あと、吉宗は米価を上げるために日本全国に日本酒づくりを殖産したのね。景気対策は緊縮財政出なく、シニョレッジで。
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    ポイントは寺社がたんに海外に僧を派遣するだけでなく、それ自身が巨大な商社でもあり、権力機構でもあること。経済と宗教の切り離しが信長や秀吉の課題となる。
  • 経済用語 悪魔の辞典 ニュースに惑わされる前に論破しておきたい55の言葉

    通貨高

    ・変動相場制の国において、為替レートは中央銀行の政策スタンスによって、ほぼ決定する。
    お金をたくさん刷れば通貨の希少性がなくなり、通貨安となる。
    お金を刷ることを止めれば通貨の希少性が高まり、通貨高となる。
    ・通貨高が進むと大多数の人が損をし、過度に進むと国民のほぼ全員が損をする。
    ・輸出企...続きを読む
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

    「国益」<「省益」志向の売国共

    「財政再建派」(=健全財政派)の看板を掲げる財務省は「失われた20年」どころか、それを更に更新しようと躍起に成っている。
    政治家が言う「積極財政」など「自分達が選挙で落ちたくないから、国民に媚びを売っている」としか見ていないのだろうが、この20年以上、そうした不毛な争いの末、どっち付かすの中途半端...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 平成時代
    プラザ合意で円高になったのを是正するために低金利政策をとったことからバブルが始まり、突然金利を上げて急ブレーキを踏んだことからバブルが終わり、長期の不況に突入したことがよくわかった。また、不況が長引いたのは日銀の政策が円高原理主義に囚われていたことによる、またそういう人物が総裁についていたからだと理...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 大正・昭和時代
    この国が二度と戦争に突入することがないように
    正しい経済政策を歴史から学べ。
    歴史を学ぶ本来の目的は、平和な未来を築くため。
    ぜひ高校生に読んでほしいシリーズ。
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代
    「この美しい日本を子々孫々に伝えていくために、私たちは経済の掟を学ぶ必要があるのです」

    この一文に尽きる。
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    現在の世界経済を分析するのと同じ視点で過去を振り返っている。
    そのため、過去の教訓を現代に当てはめやすい。未来に生かすための歴史学習となり、いいと思います。
    過去も現在も、世界情勢については経済・軍事・地政学などの面から分析するのは当たり前であるのに、
    歴史に関して教育現場では、そのような視点で語ら...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 平成時代
    日本の景気が日銀の無知と身勝手さ、日本の政治に大きく左右されていることが、経済理論による説明でよく分かりました。この30年の日本の歴史から、今後の政治を経済的な観点でどのように選んで行けばよいのか分かったような気がします。
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    教科書で学んだ日本史に対し、本書は経済状況を与えてくれる。当時の戦国デフレにより戦乱の世の中になったのは理解しやすい。個人的には秀吉の朝鮮出兵が太閤検地に基付いたものとの考え方が面白かった。
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く
    岩盤規制、いっていることは大袈裟な部分もあると思うが、問題点だとも思った。

    これらを一気に解決する世の中があればいいと思う。

    農業 守られすぎ
    放送通信 電波オークション
    NHK 受信料が、高すぎる
    医療・病院  出来高制度による弊害
    保育園 幼保一元化
    朝日新聞 偏向報道
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    教科書で学んだ日本史に対し、本書は経済状況を与えてくれるため、当時の寺社勢力、室町幕府、武将たちの行動意図が良く見えてくる。個人的にはこの時代での宗教による経済支配の大きさに驚いた。
  • タダより高いものはない

    住まいと医療の問題

    一部ご紹介します。
    ・「金持ちは資産を買う。貧乏人の家計は支出ばかり。中流の人間は資産と思って負債を買う」
    「資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金をとっていく」
    ・不動産物件は、購入した瞬間、「固定資産税」「維持費」という負債が発生する。
    そして、経年劣化により...続きを読む
  • 高学歴社員が組織を滅ぼす 「脆弱なマネジメント」と「暴走する現場」の失敗の法則

    脆弱なマネジメントに対して

    ・「脆弱なマネジメント」による優柔不断な経営は、常に現場の頑張りによって支えられている。しかし、負担に耐えかねた現場は反乱を頻繁に起こし、場合によっては暴走が止まらなくなることもある。これは組織における永久運動みたいなものだろう。
    ・転職とは、「ただ新しい組織に移ること」であって、「組織を抜ける」...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 平成時代

    まずは一冊

    お金は恐ろしや。財務省に日銀。方向を間違うと大変だ。
  • 経済で読み解く日本史 平成時代
    平成時代は自分は働いていたけれど、政治や経済には全然興味もなかったし、時間もなかったので「こんなことになってたんだ…」と新鮮な気持ちで読めました。経済が苦手…という人にこそ読んで欲しい一冊だと思いました。
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く
    はびこる 規制を いかに打ち砕くか。

    今後の 課題ですね。

    そのまえに どんな 規制が あるのか

    そのことを 教えてくれた 本書です。

    でも 諦めるのは 簡単です。

    いかに 戦うか。行動あるのみですね。
  • 経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~
    織田信長が 出てくる背景説明が とても 詳しく
    楽しく読めました。

    残念なのは 信長の部分が 少なかった。

    でも その分野は いろいろな方が 書いているので。

    作者の ほかの 本も 読んでみようと思います。
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代
    上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。

    最後に読んだ五冊目は、江戸時代③です~
    以下は気になったポイントです。

    ・有史以来、日本経済...続きを読む