上念司のレビュー一覧

  • 誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論

    大まかな負けない人生指南書

    テクニック本ではなく、人生における指針や価値観の持ち方についての本なので、即効性はないが本質に触れている本だとは思う。著者の転職、起業、家の購入などの経験から感じた本音と実践がベースにあり、語り口も面白いのでサクサク読める。ただ、就活における自己分析本に当たるような本なので、この本から個別の人生や投...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    上念さんの分かりやすい例えがふんだんに使われており、室町時代のことがすっと理解できた。「カネ」にまつわる話は古今東西同じですね。
  • 経済で読み解く日本史 平成時代
    上念氏による「経済で読み解く日本史」シリーズの最終版・平成時代(6冊目)です。文庫版サイズが今年(2020.7下旬)に出版されて夏休み中に読み終わったのですが、レビューを書くのが今になってしまいました。

    歴史を学ぶのは楽しいですが、上念氏のこのシリーズのように「経済=お金の流れ」という切り口から、...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 大正・昭和時代
    大正昭和ほぼ戦争の経済事象。小さな歪みは各国あれど、金本位制の限界が根源と読んだ。外交政策は経営学が必要。しっかり国を発展してもらってこちらが恩恵を受けられるように。本書の主張の反対側の意見も読んでみたい。
  • 経済で読み解く日本史 明治時代
    明治維新と混乱、日清日露戦争を、金本位制をキーワードに、緊縮緩和の繰り返しの政策と、借金でなんとかしてきた歴史がわかった。これまでより、経済的な話が多くなり、世界史も理解しないと。急に投資家が出てきた感がある。
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代
    徳川家康の天下統一は、信長や秀吉の集権ではなく大名の代表。だから税収は自分の土地からのみ。色々な参謀の政治は、経済的な結果は教科書とは逆。通貨換算ってほんと大事。今ブームの金融理論にも通じるものがあり勉強になる。
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    損得勘定が大切。成功体験と認知バイアスには注意!信長や秀吉を厳しい目で表現。土地換算や、幹部人材の流動など今にも通じる政策。国内政策より、対外政策の方が記述多め。これだけ利益あるとそりゃ貿易するよね。一昔前の中国製製品の輸入を思い出した。後、引用が多すぎる感も?
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    読みやすく面白かった。ただ、歴史を経済の視点で見る。つまりタイトルとは逆の内容。いつの時代もベースは同じなのだな。歴史からの学びを現代に活かしたいものだ。滋賀の田舎にはこれでもかというくらい寺社があるが、その理由も少し分かった。大手企業のチェーン店。なんでもできる今のコンビニみたい。また筆者の意見に...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 大正・昭和時代

    勉強になりました。

    経済は分かりにくい専門用語があるので、敬遠
    しがちでしが、歴史という鏡に照らすことで、
    理解が進みました。平成編も読みたいと思います
  • 誰も書けなかった日本の経済損失
    この本の著者、上念氏の本は今までにも何冊か読んでいます。公開情報を基に数字で自分の考えを述べてくれるので読んでいてイメージが湧きます。今回は上念氏が取り上げる数々の事象が、日本経済にどれだけの損失をもたらしているかを解説しています。

    すべての事象をすべて「カネ換算」して議論するのはどうかな、と思っ...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    3/24再読

    鎌倉から室町時代にかけて、日本の金融を牛耳っていたのは信仰寺社勢力だった!

    歴史の教科書は事実の連続でしかなくて、その裏で人の欲望がウネウネと渦巻いている。禅宗もその一つ。現代では心を取り戻す仏教の一つとされているが、室町時代は幕府を支えるパートナーであり、金融機関であり、商社であ...続きを読む
  • 経団連と増税政治家が壊す本当は世界一の日本経済
    上念司の主張はYouTubeも一緒に見れば、より理解し易い。マクロコントロールは可能であり、脱デフレこそ望ましいとする考え方。その考え方には隙がないようにも思えるが、どうだろうか。正しく日本の置かれた経済状態を理解するには、読むべき一冊。
  • タダより高いものはない
    なんだろ…あんまり頭に入ってこなかった。ベーシックインカム意外に良さそうと言うのはわかったけど。タイトルの「タダより高いものはない」は教育無償化の話かな?
  • 官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済
    タイトルが悪いな。
    これでは日本経済が賦活しているということと累々と検証しているのかと思うが、主題は、「官僚と新聞、テレビが伝えない」部分だ。

    情報操作、世論誘導、フェイクニュースについて述べた本。
    経済についてももちろんあるがその一部で、安倍政権、消費税にまつわる情報のリテラシーなどにも触れてい...続きを読む
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く
    岩盤規制とはおバカ校則。
    内容が古い。戦後直後の食料不足などに対応したようなものがそのまま続いてたり、根拠にも薄い。自由主義経済の対局でもある。
    もちろん、すべての規制がいけないわけではないのだろうが、一旦出来てしまうと、必ず利権が生まれて、そこに寄生虫が発生するのだろうな。規制する方にも、される方...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    6月に入手して9月に②巻かあ
    一度読んだ気になっているから
    改訂後も手がでないな

    戦国時代の国際関係は興味深い
    「銀の島」って本が面白かったな
  • 官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済
    上念さんのマスコミ突っ込み返し。でも材料不足かな

    「聖帝十字陵」「イカルス星人」などオタクっぽい唐突な例えを駆使する上念さん。
    私の好きな保守論客のおひとりです
    (ニュース女子の2代目司会も板についてきました)

    ご主張は
    ・黒田バズーカ:全く正しい
    ・インフレターゲット未達:消費税増税(5→8%...続きを読む
  • 高学歴社員が組織を滅ぼす 「脆弱なマネジメント」と「暴走する現場」の失敗の法則
    前半は著者の感情論の記述が目立つが、後半は会社組織のこう高学歴の人達の行動パターンに身につまされる。どこの会社でも同じような状況の中でみんな苦しんでいる。ただ、何か変えようと思わなければ何も変わらない。
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済
    リフレ派の人たちの考え方をちゃんと理解したくて読んでみた。

    上念司さんは、TBSラジオのボイスをずっと聴いてたのでよく知ってる。弁達者で、経済だけでなくアニメネタとかもの話も面白い。ボイス聴いてた頃から好きだった。

    ただ、どうもこのリフレ派の人たちの「いくら国債(借金)増やしても大丈夫」って話は...続きを読む
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く
    医療、農業、銀行、放送・通信、国有地、NHK、保育園、新聞、などなどに蔓延るさまざまな問題、非効率は、それらの分野にのさばる岩盤規制が根源であり、その岩盤規制を守ろうとする既得権者が日本を亡ぼすのだ、という一冊。著者の主張に賛同するかどうかは別にして、本書で述べられている事実を理解しておくことは重要...続きを読む