上念司のレビュー一覧
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上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。
第二冊目は、明治時代④です~
以下は気になったポイントです。
・明治4年の新貨条例は、新しい...続きを読むPosted by ブクログ -
室町時代に続き発見が多く非常に面白かった。
歴史の教科書やドラマでは、「室町時代は武家の幕府があったものの権力を握ることが出来なかったが、戦国時代を勝ち残った信長・秀吉により天下統一された。信長・秀吉は偉大。」程度の描写であると思う。
しかし、当書を読むと信長・秀吉の天下統一は様々なパラダイムチ...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に面白かったです。
今まで教科書や他の歴史書に書いてない内容で、衝撃を受けました。
人間は少しでも豊かに暮らしたいし、価値のあるものを持とうとする。
不満が溜まれば爆発するし、力を持てば暴走する。
戦い続ければ力を失い没落し、上手くバランスを取ったものが力を持つ。
経済から歴史をもっと近く感じ...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズのいつものごとく、タイトルに出てくる大東亜戦争への流れは後半の終わりの方まで出てきません。
第一次世界大戦までの世界の情勢と経済の変動から大戦後の各国の動き、『金本位制』の始まりとそこからの脱却が主な軸です。
この本が発売されたのは2015年2月ですが、2019年5月現在も、この本の...続きを読むPosted by ブクログ -
日本を滅ぼす岩盤規制 既得権益者の正体を暴く。上念司先生の著書。岩盤規制や既得権益者の存在や利権利権利権ばかりの利権社会は大問題。既得権益者を儲けさせるためだけにある岩盤規制なんて多くの国民にとっては百害あって一利なしのもの。岩盤規制で利益を得ている既得権益者を国民全体で糾弾するような社会でなければ...続きを読むPosted by ブクログ
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著者のベストセラーシリーズです。アベノミクスを礼賛するのではなく、日本経済の成長を阻害する大企業と政治家のダメなところを徹底的に述べています。この内容を読むと、かつての松下電器やSONYのようなベンチャー企業が生まれにくい状況にしてしまっている、既得権益にずぶずぶにハマっている企業や政治家がいる限り...続きを読むPosted by ブクログ
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過去に起きた様々な事件、国や組織による諜報活動、それによって何が引き起こされたのか。 主にソ連、中国、アメリカ、日本の歴史の裏側を様々な資料から経済の動きと絡めながらあぶり出していく。
この本が書かれたのが2012年。5年以上前に書かれた本ではあるが、ここで書かれているあまりよろしくない状況にい...続きを読むPosted by ブクログ -
この本、著者曰くシリーズの中では最速でタイトルに合った人物が出てきたらしいけど、シリーズのコンセプトとしてそこに行きつくまでの周囲の事象と経済的な流れを丹念に描こうとしているってな事なので、なんだかんだで織田信長の登場は最終章です。
そうは言っても、そこまでの流れが面白い。 寺社勢力の強大さや怖さ...続きを読むPosted by ブクログ -
明治維新とタイトルにはついているけど、著者もあとがきで謝っているように中身の9割は江戸時代w
教科書で習う歴史とは全く別の視点。
歴史の分岐点には常に経済的な理由も存在していたってのを、現在の経済学?を使って読み解いていく。
江戸時代が教科書で習うような貧しい大量の農民と一部の豪商と武士だけの世...続きを読むPosted by ブクログ -
貨幣経済やデフレの根本のイメージがしやすかった。今後普及する仮想通貨に関しても、通過統一化を果たした時の失敗などの知見がメタファーとして活かせそう。Posted by ブクログ
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日本の経済状況がこの本を読むことで、如何に安定したものなのかを知ることができます。新聞の経済に関する記事は、本当にアテにならないので、我々素人は本書のような信頼できる本を探して読むことで、勉強することが一番だと思います。Posted by ブクログ
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日本経済がどう回ってるのか、分かりやすく解説した入門書。初心者には読み易くて非常に嬉しい。
他方、国の要職に就いている方の発言に対して「トンデもない!」などと批判的なコメントが目立つため、読んでてあまり気持ちの良いものでは無いです。コメントに対して対案や改善策を具体的に提示してたらまたテイストが変わ...続きを読むPosted by ブクログ -
織田信長に関する本は何度も読んだことがありますが、どれも政治だったり軍事の視点が多かったように思います。考えてみれば、同じ歴史でも、庶民や経済、宗教にスポットを当てれば、全く違う景色が見えるはずです。
この本はタイトルのとおり、織田信長を経済で読み解こうという意欲的な本です。ただし、織田信長の...続きを読むPosted by ブクログ -
世界三位だというのも怪しいと思うけどね。中国はいよいよ末期症状になってきたから、日本は巻き込まれないようにきちんと手を打っておかないと。Posted by ブクログ
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財政再建派の主張の胡散臭さを分かりやすく解説している。東大法学部出身者だらけの財務官僚は経済学の素人ばかりというのは面白い。やっと金融緩和が軌道に乗ってきたので、課題は実のある財政出動が出来るかどうか。Posted by ブクログ
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財務省が、自分たちのポチである大新聞を使い、情報コントロール、プロパガンダし、自分たちの好きなように税金を使いたいというメカニズムが分かりやすく書かれている本です。
せめて経済学部出身者が、もっと深くきちんと経済メカニズムを知ったうえで、経済政策を実践していかなければならないのに、なぜか東大法学部出...続きを読むPosted by ブクログ -
経済学を学んだことがなかった自分でもわかりやすい例えと、根拠となるソースが明示されているので、難しい内容ではありませんでした。
もう少し理解したいと思うのでこの本に書かれている内容をノートにまとめてみたいと思いました。Posted by ブクログ -
上念おもろい
些末な出来事の連続で歴史が決まるのではなく
経済的な底流に引きずられていくのだ
2016.9.23
2017.2.19 再読
面白い視点の本なので「購入した」Posted by ブクログ