経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~

経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~

1,222円 (税込)

6pt

4.7

中世を終わらせた、英雄・信長は何と戦ったのか?
“お金の流れ”から室町・戦国時代の政治経済を解く!

織田信長の活躍が「日本」を救った! !

信長の「経済政策」、その歴史的意味とは?
日明貿易から室町幕府の経済政策とその衰退、
応仁の乱、一向一揆、寺社勢力の金融ビジネスまで、
室町・戦国の世を“経済的視点”で描く―。
「経済」がわかれば、「歴史」がわかる!
信長の“本当の業績”を考察する、著者渾身の書下ろし! !

● 「マネーストック」と景気の関係
● 「出土備蓄銭」は現在の「タンス預金」
● 巨大荘園主としての寺社勢力
● 「恐ろしき山かな」―蓮如のつぶやき
● 室町幕府の将軍交代劇
● 「応仁の乱」を経て確立した、細川京兆体制
● 信長は本当に宗教を弾圧したのか
● 意図せざる経済の変革 etc.

【目次より】
序に代えて ~お金の流れで歴史を読み解く
第一部 中世の「金融政策」と「景気」
第1章 明の景気が日本経済を左右した時代
第2章 室町幕府の財政事情
第二部 寺社勢力とは何なのか?
第3章 老舗「比叡山」vs.新興「京都五山」
第4章 京都五山のビジネスと本願寺の苦難
第三部 武将と僧侶の仁義なき戦い
第5章 信長の先駆者たち
第6章 「一向一揆」とは何か
第四部 信長は何を変えたのか?
第7章 信長の本当の業績
第8章 信長の活躍が日本を救った!

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経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年03月19日

    織田信長が 出てくる背景説明が とても 詳しく
    楽しく読めました。

    残念なのは 信長の部分が 少なかった。

    でも その分野は いろいろな方が 書いているので。

    作者の ほかの 本も 読んでみようと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月19日

    この本、著者曰くシリーズの中では最速でタイトルに合った人物が出てきたらしいけど、シリーズのコンセプトとしてそこに行きつくまでの周囲の事象と経済的な流れを丹念に描こうとしているってな事なので、なんだかんだで織田信長の登場は最終章です。

    そうは言っても、そこまでの流れが面白い。 寺社勢力の強大さや怖さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月15日

     織田信長に関する本は何度も読んだことがありますが、どれも政治だったり軍事の視点が多かったように思います。考えてみれば、同じ歴史でも、庶民や経済、宗教にスポットを当てれば、全く違う景色が見えるはずです。

     この本はタイトルのとおり、織田信長を経済で読み解こうという意欲的な本です。ただし、織田信長の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月31日

    戦国時代を経済的視点から読み直すというのは面白かった。各時代で書けるという1粒で2度も3度もおいしいネタだ。

    0

    Posted by ブクログ 2017年03月19日

    上念氏による「経済で読み解く歴史シリーズ」の第三弾です。今回は私が長年興味を持ち続けている「織田信長」を経済の面から解説しています。

    中高で学習した、かすかな記憶では彼は先駆けて、楽市楽座の導入(既得組織の座の解体)、関所の廃止等があったと思いますが、この本ではなぜそのような政策をとったのか、また...続きを読む

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