経済で読み解く日本史 明治時代

経済で読み解く日本史 明治時代

712円 (税込)

3pt

4.0

教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った!
お金の流れが物語る、
まったく新しい視点の日本通史。

文庫版で5冊同時発売!

人々は経済的に困窮すると、過激思想に救済を求める。
金本位制は通貨供給不足になりやすいデフレレジームのため、世界経済は繰り返し恐慌に見舞われ、そのたびに過激思想が台頭した。
秩禄処分への不平士族の「お金の恨み」が日本を対外戦争に駆り立て、新聞に煽られた世論はやがて英米と離反・対決する道を選んでしまう。

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経済で読み解く日本史 明治時代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年11月17日

    上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。

    第二冊目は、明治時代④です~
    以下は気になったポイントです。

    ・明治4年の新貨条例は、新しい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月07日

    シリーズ4作目。日清戦争から日露戦争に至るまでの経緯と、どのように戦費を調達したのか、について丁寧に記述した1冊になっていますね。世論によって国策が変わり、国が思いもしない方向に流れていくというのは、どの時代も同じだというのを感じてしまい、軽い絶望感みたいな感覚を抱いてしまいました。

    また、経済的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月28日

    シリーズ4冊目。
    明治維新から日露戦争までの経済の流れだけでなく、なぜ清やロシアと戦争に進んだのかも分かりやすく説明してくれている。
    お隣の国もこの頃からクレーマー体質だったことも書かれていたりと非常に興味深い内容でした。

    遼東半島をめぐり、ロシアとの緊張が高まり、そこで日英同盟、そしてバルチック...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月19日

    明治維新と混乱、日清日露戦争を、金本位制をキーワードに、緊縮緩和の繰り返しの政策と、借金でなんとかしてきた歴史がわかった。これまでより、経済的な話が多くなり、世界史も理解しないと。急に投資家が出てきた感がある。

    0
    ネタバレ購入済み

    知識の整理に役立つ

    2022年11月28日

    「金本位制=金(ゴールド)の保有量に応じて通貨を発行=デフレ基調」というカラクリはとても納得がいった。高校の日本史Bの教科書などだと、金本位制については記述があるものの、どちらかというと政治メインでの記述が多く、また中立な記述をしているためか若干わかりにくいが、本書では経済の面から政治についても言及...続きを読む

    0

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