上念司のレビュー一覧

  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く
    偏向思考が著しいが良いことを言ってる点もある。 安倍政権重用思考で消費増税反対が繰り返し表明されてるが、なぜ安倍政権下で増税が成されたかの解説など必要だったのでは?? とりあえず言葉使いを正した方が(蔑称を使うのは言わずもがな)、文書としての信頼度は増すのでは・・
    各省庁の腐敗ぶりは目に余るものが...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    面白かった。
    あとがきに書かれている様に学校で教えられる歴史では経済的側面があまり説明されておらず、歴史的事件のそれぞれの当事者に関わる経済的インセンティブを意識することが少ない。しかし例えば比叡山延暦寺を単なる宗教団体と捉えると後に織田信長に焼討ちされる意味が分かりづらいけど、宗教団体が国内外の貿...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代
    1、2巻同様に、経済成長を通貨供給量との関係で説明する視点が大変面白くて新鮮だ。江戸時代になると論拠となる資料も増えるから、説得力も増してくる。話の筋を通すための乱暴な展開もあるが、学者や専門家が著した専門書を繋ぎ合わせてわかりやすく説明するという手法は、池上彰氏に少し似ている。ただし、教科書の記述...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 大正・昭和時代
    上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。

    第四冊目は、大正・昭和時代⑤です~
    以下は気になったポイントです。

    ・大東亜戦争の発端は、日...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。

    第一冊目は、安土桃山時代②です~
    以下は気になったポイントです。

    ・デフレとは、需要そのもの...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。

    第三冊目は、室町・戦国時代①です~
    以下は気になったポイントです。

    ・どんなに強い政治権力を...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    貨幣の観点から歴史を視る点が相変わらず面白い。秀吉の朝鮮出兵についてすっきりとした意見がまとめられている。ただし、マニラに出兵すべきであったなどと言う怪しい主張もあるし、明や朝鮮について客観性に欠けると思われる記述も多い。主張自体は自由であるが。
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    織豊時代は著者も力が入ったのか、歴史の「もしも」に触れる記述が多かった。大陸の先進技術、輸入品などで財力をました宗教勢力が、自衛のための戦力を保持する経緯もよくわかった。そして、宗派を優先させて国家を考えない勢力から、信長から秀吉にかけてその権力を削いでいく動きも納得できる。海外からの銭貨に頼ったの...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    友人から勧められて読んだ。貨幣量、経済的背景から歴史を見るという視線が斬新。メディアに登場する著者は行儀が悪いので、トンデモ本かと思ったが意外に面白い。続きも読みたい。
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    呉座勇一著『応仁の乱』と同時進行で本書を読む。歴史を経済学の視点から見ることの有益性を実感。国家を安堵する目的で輸入された仏教。しかし、先進国である中国・朝鮮へ仏教を学ぶと同時に、先進技術・物品の交易に関わり、宗教団体が経済マフィアにも喩えられるほど力を持っていったことも納得。比叡山延暦寺に僧兵がい...続きを読む
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    大名たちだけでなく、寺社・庶民・海外(国際貿易、交渉)まで含め、経済面から丁寧に解説されていて、とてもよくわかる。
    当時、とんでもない動乱のただなかにあったことも。
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代
    歴史バラエティ
    物事は単純
    経済理論を単純化して考えてみると
    過去のアレコレが腑に落ちるのが本書
    寺社が鎌倉・室町でどのような存在だったのか改めて教えてくれる一書です
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代
    書店で見かけ、時代別に数冊が刊行されていたため、江戸時代をお試し購入。教科書に登場する改革を見ると、賄賂政治で悪者視された田沼意次より、新井白石や緊縮財政を主導した改革の為政者が評価されるような書きぶりだが、経済学の視点からは失政であったことが理解できる。米本位制や世襲を改革できなかった江戸幕府が、...続きを読む
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済
    日本には借金はあるが資産も十分にあるので財務状態は全く問題ない。
    財務省が公表しているバランスシートを見れば明らか。
    実質の借金は100兆程度

    マスコミは増税したい財務省のいいなり。
    嘘ばかり。
    財務省は法学部出身が最も多く経済のプロではない。

    格付け会社S&Pはでたらめばかりで全く信用できない...続きを読む
  • 「日本ダメ論」のウソ
    日本破綻論の極端な言い回しに、せい然と立ち向かっている本。
    流され過ぎてる国民に警鐘を鳴らしていて、本来考える必要があることにスコープを絞っていて分かり易い
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く
    経済に疎いので 今更ながら 勉強中です。
    こういうものを是正してくれる 政治家を選ぶために
    投票は 大事ですね。
  • 「アベノミクス亡国論」のウソ
    アベノミクス亡国論について知りたくて読書。

    今やすっかりと知名度を上げた著者。著者の話は明確でとても分かりやすい。本書も講演会で語っているような流れでスイスイと進む。

    第2次安倍内閣から7年目に入ってもいまだインフレ目標には届かず、景気回復、好景気の実感は感じない状況が続くが、多くの業種のアルバ...続きを読む
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~
    「金本位制」に着目しながら、1900年代前半の世界史を分析しています。
    中学、高校で学ぶ世界史、日本史は、歴史の流れを思想・宗教などに基づいて理解しようとしますが、本書は経済の観点から説明を試みており、とてもおもしろかったです。

    あとがきに「衣食足りて礼節を知る」という言葉がありますが、そういう人...続きを読む
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済
    日本経済は破綻しない!という事を論拠立てて説明。この読書での一番の収穫は、経済学の用い方を思い出させてくれた事。回帰分析の活用法なんてすっかり忘れていたので、それだけでも充分価値があった。
  • 官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済
    日経新聞などの新聞記事を元に、消費税率をあげないと日本の年金制度が破綻するとか、安倍政権の政策が間違っているなどに対する矛盾点を挙げていく。海外では福祉政策に消費税を充てることがないと言ったことははじめてしりましたが。

    何を信じて何を信じないかはその人が寄って立つ立場にもよると思いますが、きちんと...続きを読む