仙川環のレビュー一覧
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赤ちゃんが欲しいと願う気持ちの深さは少しでも不妊を疑った経験ある人にとっては理解できる気持ちだけれど経験がないと理解しにくい感情であるかもしれない。家族の関係や立場の違いでその想いが違ってくるのは仕方がない。登場する女性のそれぞれの気持ちになってしまって複雑になった。ラストまで惹きつけられた。生まれ...続きを読むPosted by ブクログ
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奇跡の薬があれば誰でも手にしたくなると思う。それが介護に関わるものなら尚更。ありがとうの一言さえあれば頑張れる。患者の家族の言葉が重かった。Posted by ブクログ
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今年3月発行の文庫書き下ろしです。認知症患者の介護について、綺麗事だけでは済まされない大変さをテーマにしている作品です。個人、社会がどうすれば良いのか答えの無い課題を投げかけられます。Posted by ブクログ
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代理母の話題は有名人(タレントや国会議員)の話として見聞きはしていて、それなりに思うところはあった。自分自身が子供を持っている事もあって、是非を問われても簡単に答えが出せない気がしていた。まさに、いろんな立場の人のいろんな思い(全てではないかもしれないが)が感じられて、とても考えさせられた。Posted by ブクログ
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通島に医師として赴任した一之瀬希世.住人に溶け込む努力をしているが,患者が突然死亡し妙な雰囲気を感じてくる.寝たきりの老人が少なく,ラジオ体操や特製ジュースを推奨し,製薬会社が健康造りの音頭を取っている.新聞記者をしている古い友人本宮春美から健康な島として取材根回しの依頼を受けるが,村役場は何故か後...続きを読むPosted by ブクログ
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ラストま読んでやっとサブタイトルと表紙の意味がわかる仕掛けなのね〜(*´∀`)
テンポよくかつスピーディーな展開するストーリーなので飽きる暇なく一気読み(笑)
田舎の閉塞感もよく出てるなと思いました。Posted by ブクログ -
久々に人に薦めたくなる本でした。
どうしても子供が欲しい女性の・・・どうすれば自分の子供が出来るのか・・・代理母という方法に行き着くまでの心の葛藤が読んでいて非常に面白かった^^
自分にも子供がいるので話にはぐいぐい引き込まれた。
最後の方にミステリーっぽくしてあったが、それはなくてもよかったのか...続きを読むPosted by ブクログ