誤飲

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627円 (税込)

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医療ミステリー第一人者仙川環初の連作小説

医療ミステリーの第一人者である仙川環氏の初となる短編連作小説が登場!『STORYBOX』誌で連載した同名作品7話と、連載では読めなかった文庫書き下ろしの最終章を加えた新しい試みの作品。
著者の大ヒット文庫作品『感染』『繁殖』『転生』『再発』『潜伏』に続く話題騒然必至の力作。
連作のテーマは、身近にある「薬」。風邪薬、ピル、向精神薬、花粉症治療薬……。正しく使えば問題ないこれらの薬を巡り、8組の男女が織りなす黒い人間模様を活写。
登場するのは、リッチな医療カウンセラー、失業中のDV夫、美貌の女性カウンセラー、さえない精神科医……。日常に潜む悪意と偶然に翻弄され、ごく普通の家庭、人間関係が崩壊していく恐怖をスピード感溢れる筆致で描いています。仙川環ファンにはたまらない、ひりひりする読後感に快感を味わってください。

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誤飲 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年02月13日

    これは面白かった! この人の小説の中で一番面白かったね。
    正直ストーリーがマンネリしつつあったけど、こんな書き方もできるんだなっと感心した。

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    Posted by ブクログ 2018年11月16日

    「薬」を軸とした人間模様の医療ミステリー。

    第一章 藤本洋文
    第二章 小野恭子
    第三章 木島博人
    第四章 林崎洋子
    第五章 松原延彦
    第六章 沢村亜美
    第七章 小野厚之
    第八章 三田秋枝

    八つの作品は全て同じ舞台で錯綜する。
    相手を騙して薬を飲ませたり、あるいは不正に薬を入手...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月11日

    薬がテーマの連作短編集
    サクサクと読み進めた面白い話しでした
    たった一つの薬がこれほどまで人を振り回すとは毎日薬の仕事をしている自分にとって面白かった。
    ただ登場人物が好きになれないタイプばかりでも亜美と木島ははじめはイライラさせられたけど、がんばってシアワセになってほしいな

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    Posted by ブクログ 2012年11月28日

    何人か登場人物がいますが、上手く話が絡み合っていて内容がすっきりまとまっているように思います。
    普段何気なく飲んでいる薬ですが、本当に様々な事で使われているんだなと読んでいて思いました。正しく服用する事が一番です。

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    Posted by ブクログ 2012年11月09日

    仙川環と言えば、医療ミステリー。筋書きが面白いだけに、もっとすっきりした文章だったら、より楽しんで読めるのにと、常々思ってきた、気になる作家だった。本作は連作ものということで、どうかなぁと思いながら手に取ったが、これが一気に読ませる。面白かった。何でもないようなことの積み重ねなのに、最後まで本を手放...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月15日

    この作品の様に、色んな立場の人を様々な角度から描く作品って好きです。人によって見方は千差万別ですし、絶対的なものの見方というのは存在しないなと感じることが出来ます。

    湊かなえさんの夜行観覧車も同じく色んな視点があって面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2020年07月05日

    短編集、登場人物が他の短編にも出てくる。
    いろんな人のつながり、薬にまつわる話。
    さらさら読める。
    けど、何も残らない。

    本を読むのが苦手な人には、おすすめかも。

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    Posted by ブクログ 2017年03月31日

    薬は使いようによっては毒にもなる。
    決められた用法や用量をしっかりと守らないと逆に健康を害することになったりする。
    物語は「薬」をめぐる連作短編集だ。
    それぞれの物語に登場する人物たちは微妙に他の物語とリンクしている。
    医療ミステリーシリーズとあったけれどミステリー感は少ない。
    隠された心の暗部が描...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月12日

    読みやすいよー、と勧められて読んだ本。確かに読みやすい。けどあんまり残らない。あっさりしすぎてるのと都合よくつながりすぎてるのと。人物像もみんな浅い。まあ、わけのわからない薬は飲んじゃだめだよね。

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    Posted by ブクログ 2013年08月23日

    サクサク読めるのは他の作品と大差ない。
    連作短篇集なので、読み応えが余りないかな。
    なんにせよ他人をだましちゃいけませんってことかな(笑)

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