仙川環のレビュー一覧

  • 処方箋のないクリニック
    暇つぶしにはなるかなーくらい!普通に面白いけど、大きな驚きや感動はない。
    終始ふーんと思いながら読んだ。
    何度も読み返すことはなさそう。
  • 処方箋のないクリニック
    たしかに
    自分や家族が病気になったら
    その道のプロに、じっくり気の済むまで
    いろいろ相談したいと思うだろう

    でも現実は
    病院の待ち時間は長く
    医師は多忙で、患者一人一人にかけられる時間は限られている

    これは
    苦悩する患者や家族を救いたい医師のお話だ
    優秀な医師だが、いつもハーフパンツでスイーツ好...続きを読む
  • 処方箋のないクリニック
    どの話も心安らぐいい話でした。

    青島総合病院の中にありながら認めてはいられない総合内科で、よろず相談を開設する医師の倫太郎と看護師のミカ。

    どんな場面でも患者さんに寄り添って話を聞く。その中で治療が必要なのは、病気じゃなくて、人間関係であることに気づかされる。

    医療に限らず、どんな仕事でも言え...続きを読む
  • 処方箋のないクリニック
    日本の病院は待つのに診察は5分程度でパパッと終わりー。本当はもっと色々聞きたいし、不安なのに。そんな時にこの先生が居たらどんなに良い事か。お金が掛かっても行くのに!
  • 偽装診療 医者探偵・宇賀神晃
    シリーズ、第二弾。
    医療問題を中心に作品を発表する仙川さん。

    元エリート医師の宇賀神 晃は、今は、とある診療所の雇われ院長。
    ある日、外国人に書いた紹介状がけんこうほけんあの不正に加担していると叱責される。
    そして、子宮筋腫手術を受けた偽学生の中国人が失踪し、日本人ブローカーが殺害される。

    果た...続きを読む
  • 人体工場
    主人公が安易な気持ちで受けた治験がきっかけで体に異変が起き事件に巻き込まれてく話

    注射を打って体の中で癌に有効なタンパク質を作って薬にする人体工場については賛否両論がわかれそう
    私は本当に人体に悪影響がないことが保証されてるなら誰かのために協力してもいいなぁと思った
  • 人体工場
    怪しげな治験に安易に参加してしまった主人公の真柴。治験の謎を探るなか、本当は何が悪で正義なのか分からなくなる。
    読みながら自分ならどうかを考えてしまう。
    自分の大切な人のためなら、あなたは工場になることが出来ますか?
  • 感染
    リーダービリティーもよく、ストーリー展開も無駄がなく分かりやすい。ただ難点をあげるとあまりに上手に進みすぎていて主人公が血肉の通った人間として見えて来ない、という点がある。作家の手の上で転がされているのが丸見え、といったところだろうか。夫の不自然な動向に連続する幼児誘拐事件を絡めてくる巧みさには参っ...続きを読む
  • 潜伏
    最後の最後に展開早すぎてびっくりしちゃうけど、あまりフレンドリーではないテーマについてもするっと頭に入ってくるのは本当にすごいと思う。
  • 極卵
    食の安全よりも、メディアの情報の正確性を考えさせられる作品。
    書かれた文章が全て真実とは限らない。やはり、情報の正確さを判断する能力は大切だと感じた。
  • 鬼嵐
    田舎の実家の診療所を手伝う女医の気ままなお話かと思ったら、感染症が発生して、その特効薬を製薬会社がお金儲けのために感染症を広めようとしていて、証拠隠滅のために殺人も行われていた、というとんでもない展開で、なんとも安っぽい映画を見せられている気もしたが、そこそこ面白かった。
  • 感染
    他人よりいい思いをしたい、というのは当たり前のことなんだろうけどなぁ。そこに落とし穴がある。
    欲張りすぎず程々に。
  • 鬼嵐
    2022.02.18~02.19

    他の作品同様、面白かった。
    良い奴に思えて疑わしかったけど、やっぱり良い奴で。
    クズ野郎に思えて、本当にクズで。
    という、わかりやすさが、好き。

    ただ、帯に書かれていることとは違う気がした。
    そうじゃないか、合っているんだけど、「ずれている」、か。
    面白かったか...続きを読む
  • 疑医
    脳卒中の治療法をめぐる、記者たちの奮闘を描いた作品です。難しい感じなのかなと思いましたが案外サクッと読むことができました。
  • 感染源
    あまりに現実性のない話だと感じました。
  • 偽装診療 医者探偵・宇賀神晃
    医者探偵・宇賀神晃シリーズ 第2弾
    書き下ろし。

    宇賀神の病院に、留学を偽装して日本の医療保険を使った医療詐欺の疑惑が持ち上がる。

    気乗りしないまま捜査を続けていた宇賀神だが、医療詐欺のブローカーが殺されたことで、裏に潜む生体腎移植にまつわる法と倫理の乖離の問題に直面する。

    人を助ける大義名分...続きを読む
  • 偽装診療 医者探偵・宇賀神晃
    2020.10.21~10.23
    目の前に困っている人がいたなら助けなさい、と教わってきた。そうあるべきだとも思うから助けてあげたい、でも、規制があって無理。となったらどうすればいい?
    移植問題は難しい。
  • 誤飲
    短編集、登場人物が他の短編にも出てくる。
    いろんな人のつながり、薬にまつわる話。
    さらさら読める。
    けど、何も残らない。

    本を読むのが苦手な人には、おすすめかも。
  • 感染
    わかりやすいパンデミックものかと思い読んでみたら不意を突かれました。

    動物の臓器を人に移植する。
    考えたことなかったけど、
    凄い発想です。
    怖い研究です。

    そうなると、昔の人から見た現代人は大分
    フランケンシュタインに近づいているんだろうなぁ。
  • 感染
    だんだんと主人公に感情移入していき、あっというまに読んでしまった。感染ってそういうことか、、。悪役はわかりやすいやつら。でも悲しい、、悲しいよ。