つるまいかだのレビュー一覧
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西日本大会に臨むいのりですが、自身の不注意でスケート靴を電車内に置き忘れる事に。初めての大きな大会でのトラブルに狼狽するものの、自分を導いてくれる司を信じてダメな自分を振り切ります。いのりのスケーターとしての大きな成長を感じましたね。巻中で6年生になり体も着実に成長したいのり。次巻ではより洗練された...続きを読む
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それぞれがそれぞれなりに悩みながら一緒に成長していく姿が、とても丁寧に描かれている。
今回、特に印象に残ったのは「全力疾走で走る選手のもう一つの目になる」ってセリフ。
全力で走ることができるのは、その目となってくれる師を心底信頼しているから。
このセリフがスッと入ってくる、それぞれの師弟関係が素敵。 -
いのりが3Lzを取り戻す兆しが見えてきました。ジュニア編、外国選手とかもいっぱい出てくるのかな。楽しみです。
夜鷹純の演技の迫力に圧倒され、某スケーターの選手時代の録画を見返してしまいました…。「暴力的な感動」は言い得て妙ですね。 -
大作にレビューは不用。
だと思っている口なので、あまり多くは語るまいと思うのだが、
ちと気になった事が。
ヒロイン姉の実績がこの巻で明らかになっているが、少なくともノービスに入っていて、強化選手の一人と同期で表舞台にも出た事が有るにも関わらず、第一巻で瞳や司らに思い当たるフシが無い事。
あの時点とこ...続きを読む -
フィギュアスケートを題材にしていますが、氷上の鮮やかな戦いとは裏腹に熱く泥臭いスポコンなお話ですね。フィギュアスケートに関する知識は殆どありませんが、競技に関する説明が随所に挿入される事で門外漢な自分でも大変楽しめました。フィギュアスケート周りの醜い一面も描かれますが、主人公のライバル選手に強い嫌悪...続きを読む