トーベ・ヤンソンのレビュー一覧
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ムーミンをキャラクターとして好きで今回本を読んでみようと思った。容姿は知っていても詳しい性格などは知らなかったため、さまざまな発見があった。スニフはすぐに不機嫌になってしまうけれど、猫に対するしつこいまでの執着に愛情を一直線にぶつけてしまう不器用さが愛らしく思えてくる。読んでいて最初はイラッとしたが...続きを読むPosted by ブクログ
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ムーミン一家がいっさい登場しない物語。
ホムサも、ヘムレンさんも、フィリフヨンカも、
みんな ムーミン一家に会いたいけど会えない。
自分も無性にムーミン一家に会いたくなってしまった。
しかし、登場人物たちは 自由奔放過ぎる。
やりたくない事はやらないし、やたらと癇癪を
おこしたりする。
あのスナフキ...続きを読むPosted by ブクログ -
劇場の説明を聞いたママが「わるいことをした人の更生施設ですね」て言ったのが面白かった笑
スナフキンが意外と面倒見が良くてびっくりPosted by ブクログ -
一気読みしました。他作品と比べるとボリューム控えめです。ムーミンたちは最初からムーミン谷に住んでるイメージしかなかったので、ムーミン谷に住む事になった経緯があり、そこからシリーズが始まっていったと知り、感慨深いです。あとママ、パパ大好きなんだなと。会いた過ぎてスニフへの対応辛辣(笑)Posted by ブクログ
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火山の噴火に津波、洪水、住んでいたお家を離れたり、家族と離れ離れになったりと普通だったら絶望してしまう場面でも皆マイペースに前向きに過ごすムーミン谷の人たちが好きです。
一度はバラバラになった皆が元のムーミン屋敷に戻る流れも面白くて一気読みしました。あとスナフキンがまさか24人の子持ちになるとは...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミン一家は、クマのように冬は冬眠するという。ムーミントロールだけが目醒めてしまって、外は白銀の世界。孤独かと思いきや、おしゃまさんやミーやご先祖さまが現れて…。春がくれば、やがて、スナフキンが帰ってくるのだろう。
個人的にはヘムレンさん好きのサロメちゃんが可愛かったです。Posted by ブクログ -
ちょっとズレてて、でもいるかもこんな人…が出てくる話が面白かったな。クスリと笑ってしまう。『ローベット』『夏の子ども』『ある愛の物語』『自然の中の芸術』◎。『夏の子ども』で何度も繰り返される「起きたことは受け入れるしかない」というフレーズを、しかと受け止めるよ。Posted by ブクログ
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今まで名前だけしか知らなかったキャラクターたちが、わたしの中で実体を持って生き生きと動いていくような気がして楽しい。
今回はいよいよミイが出てきた♪
スナフキンのパパがとても好き。
最後はハッピーな終わり方でうれしい☺︎
今まで4作品を発刊順に読んできたんだけど、順調にムーミンに引き込まれて...続きを読むPosted by ブクログ -
春の到来を喜ぶムーミンたちがかわいい!フィンランドっぽくていい。
8月の盛大なパーティーは最高だなあ♩
パンケーキが食べたくなった。
水道橋のムーミンカフェ、落ち着いたら行くぞ。Posted by ブクログ -
子供の時にテレビアニメで放送されていたムーミン。この本はなんと、1945年に出版された「ムーミン」の記念すべき1作目!ストーリーは、行方不明となったムーミンパパをムーミンとムーミンママが探しに行くという感じ。100頁ちょっとなので1時間も掛からず読めちゃうんですが、「哲学的」というと凄く大袈裟なので...続きを読むPosted by ブクログ
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スナフキン&スノークのおじょうさん登場!
モノを持ちすぎず、記憶することでもっと楽しもう♩
目を覚ますのがうれしくて、寝るのも楽しい場所。家や生活をそんなふうにするぞ!Posted by ブクログ -
ムーミン谷に迫りくる彗星から逃げるお話。シリアスな展開の中でも、揺るがないムーミン達の物に対する価値観に魅力を感じた。
物を持つ時、気に入った!自分はこれが好きだ!といった感覚が大人になるにつれ鈍感になってきていると感じた。幼い頃は、自分の「好き」を疑わず宝物があったが大人になり、人の持ち物と比べ...続きを読むPosted by ブクログ -
今年1冊目に選んだのはオススメの一冊。途中、りすの件で欄外に筆者の追記があるように、本編の随所から優しさと暖かさが溢れ出る作品。ムーミントロールと冬の住人たちのやりとりは、「気に食わない子だっているし、いろいろな人間がいるけども角度を変えたら意外といいヤツやん」みたいな雰囲気ははっとさせられます。人...続きを読むPosted by ブクログ
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キャラクターとしては有名だけど、話の内容は全然知らないなと思って、読んでみた。
ファンタジーって、不可解で、ただ振り回されて、何が面白いのかよく分からないって本もあるけど、ムーミンはわくわくさせてくれる作品だった。作者の価値観がちらっとみえる瞬間があって、大人が読んでも楽しめる本だと思った。挿...続きを読むPosted by ブクログ -
「この世はあいまいだからいいのよ」っておしゃまさんに言われて、ハッとした。
なんだか全てを知りたいと傲慢になっている自分がいたことに気づく。
この世の真理なんて誰にもわからない。
だから正解なんてない。自分が満足できる毎日があればそれでいいのに。
はじめてのムーミン作品だったけど、心の機微を丁寧に...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンパパが主役の話。これまでのシリーズとはまた少し違った味を出しているシリーズの一冊で、ものすごく美しい情景描写にムーミンの成長や家族の在り方が見えて来る。
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ムーミンパパの自由と冒険。波乱に満ちた青春時代をムーミンパパ。ムーミンママとの運命的な出会いと他のキャラのエピもあってムーミンの物語は奥深い。
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ムーミンとの出会いは虫プロ作成のアニメーション、スノークのおじょうさんが「ノンノン」という名前でした。今では諸般の事情により視聴することのできない動画になっているのですが、その諸般の事情が本作を読むと解ってくるように思います。
登場キャラクターの違いが大きいことが分かります。きっと原作にそった動画を...続きを読むPosted by ブクログ