【感想・ネタバレ】新装版 ムーミンパパの思い出のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年01月01日

ムーミンパパ達、親世代の冒険物語。
シリーズで一番冒険感のある作品です。
スナフキン以上にとんがった父親、ヨクサルが印象的です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月15日

 同シリーズの他の作品とは趣向を変えて、ムーミンパパが自分の若かりし頃の話を書き、息子たちに語って聞かせる形式。
「ムーミンみなしごホーム」で育ったムーミンパパは、ヘムレンおばさんの窮屈なしつけに嫌気がさして逃げ出し、冒険家を志す。発明家のフレドリクソンと知り合い、彼が造った船に乗って大海原へ。何が...続きを読む起こるか全然わからずに展開していく思いがけない出来事の数々が面白くて、物語にどんどん引き込まれた。
 ムーミンパパはスニフの父・ロッドユールやスナフキンの父・ヨクサルとも一緒に旅をして友達だったが、なぜ彼らが子どもと一緒にいないのか、母親たちはどうしているのか、スニフとスナフキンを育てたのは誰なのか一切説明がない。途中からおばけがムーミンパパと同居し始めるが、実体があるのかないのか、どういう存在なのかもわからないまま最後まで話が進む。
「ごめんね」が口癖で弱気だがボタンやがらくたの蒐集に余念がないロッドユール、無気力で余計なことは一切しないヨクサル。大らかな物語世界に身を委ね、自分が普段いかに些末なことに囚われているかに気がつき、凝り固まった感情が解きほぐされていく。パパの自伝に登場した友人たちが集合する感動的なエピローグまで読み終わった時、心が満たされて幸せな気持ちでいっぱいになっているのを感じて、久しぶりに愉しい読書だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月05日

 2019年にムーミン全部読む!って言ってたのに・・・ダラダラしちゃってました。反省です。

 ひさしぶりに小説を読み終わりましたが、ムーミンだけじゃなく、やっぱり小説って面白いな!大切だな!ちゃんと時間取らないとって思いました。毎日ちょっとずつでも読み進めていた頃を思い出して・・・

 ムーミンパ...続きを読むパの若い頃の冒険譚です!
大親友のフレドリクソン、スナフキンの父ヨクサル、スニフの父ロッドユール、リトルミィ(一番好きなキャクターです)、二ブリング・・・盛りだくさんですね。
内容も深読み含めて盛りだくさん!
ムーミンパパの幼き頃から、ムーミンママに出会うまで。
最後がまた良い感動です。結局みんな愛、愛なんですよね。

 愛って大事ですね。

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Posted by ブクログ 2020年08月10日

ムーミンパパが青年時代を思い出しつつ綴る物語。書き上げた部分を子どもたちに語り聞かせるという構成が素敵です。お互いに相手のことに干渉しない友情なんかも、サラリと書いてある処がかっこいいですな。
ひとつひとつのエピソードも深読み出来そうで、じっさい深い意味が込められているのだろうけど、ただ読んで面白い...続きを読む。あとになってじんわりと、隠されたものが浮かび上がってくるような感じが素敵です。
そうそう、パパとママの出逢いには驚かされましたよ。でもそれも素敵。

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Posted by ブクログ 2019年10月19日

気持ちの表現や風景の描写がムーミンっぽくかなり独特なんだけど、なぜかとてもしっくり来るし情景が思い浮かぶ。
ところどころの細かい会話や、登場人物の行動が面白い。
ムーミンパパの綺麗な人間くささや、4人で船旅をしている時のわちゃわちゃ、旅が終わってしまってみんな安定してしまった時の居心地悪さなど、状況...続きを読むと気持ちがどんどん移り変わっていくのが楽しかったし、付いていけなかった。もっとゆっくり何回も読みたい。
とにかく面白かった。
また、某ムムリクの自堕落奔放怠惰無意欲無関心なところは噂に聞いた通りだった。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

あーおもしろかった!それが第一声☆相変わらずの冴子さんだったし、続編もやっぱり楽しめました。 あともう一冊、冴子さんシリーズがありますが、読むのが惜しい!空美や京一のキャラもイキイキしてていい☆ひそかに合子おばさんが好きだな。もっとシリーズ化して、ドラマ化とかしてほしい!

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Posted by ブクログ 2016年08月06日

とても深いムーミンパパの冒険記です。
スナフキン、スニフのパパと大冒険のムーミンパパ。
スナフキンのパパ、ヨクサルの言葉や生き方がスナフキンに箔を付けたように重みがあり、為になりました。
第二次世界大戦中の避難民など、その時代を感じさせながらも夢のあるパパたちの冒険。
ムーミンパパの生まれが、新聞紙...続きを読むに買い物袋が大変ショックでありながら、強く好奇心に満ちた生き方は見習わなければなりません。

ムーミンは今年で71年です。
この本は先の二冊より、より戦争を考えさせられました。

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Posted by ブクログ 2015年11月30日

ムーミンパパが自身の若い時代の話を執筆しながら、子供たちに話して聞かせていくという回。
冒険家として広大な世界に出て行くことと落ち着いた幸せな暮らしの間で揺れ動いている時の心情など、彼の気持ちがよくわかるようにかかれていて、共感できるところが多い。

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Posted by ブクログ 2015年11月01日

これは読んだことなかったな~、と長距離移動時に読むために購入。ムーミンパパの出自やスニフ、スナフキンの両親の話など、知らなかったエピソードがあり、面白かった。

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購入済み

波乱万丈の半生

2015年07月10日

ムーミンパパが自叙伝を子供たちに読み聞かせる形式で半生が語られます。なかなかヘビーな生い立ちにビックリしました。
パパの過去は冒険の連続でワクワクしながら読み進めることができます。
また、そうした日々のなかでパパの抱いた苦悩もとてもリアルに感じられ、ああ、そういう気持ちわかるなあ…としんみりしました...続きを読む
その上前述のような構成なので、ここぞというところでムーミンたちによって話の腰が折られてしまったりするので、「いいところで邪魔しないで!」と本気でやきもきしてしまいました。

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Posted by ブクログ 2014年02月12日

アニメ「楽しいムーミン一家」で三話に分けて明かされたムーミンパパの過去の話が、まるっと通して読むことができます。

アニメにはなかったエピソードが多く、キャラもそれぞれ立っていて、まとめ方といいとても読んで満足できる内容でした。ミムラ夫人とヨクサルの接点とか、自分の親の話を聞きたがるスナフキンやスニ...続きを読むフの描写がアニメになかったのはやはり、子供向けアニメの倫理上イカンということだったのかな・・・?笑

ともかく面白いです。個人的に、スナフキンがやきもち妬いてしまうところが、ツボすぎて、キュンとして、もーーやばいです!!それだけでも読む価値アリ!!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月18日

ムーミンパパの生い立ちとムーミンママに出会うまでをパパが自伝にして読み上げる話。
途中、パパの話が遮られるのが面白かった。
最後の再会はなんだか感動した。
パパは生まれが恵まれたものではなかったけれど、自分を信じて自分の力で幸せになった生命力強いムーミンだった。

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Posted by ブクログ 2021年04月27日

今まで名前だけしか知らなかったキャラクターたちが、わたしの中で実体を持って生き生きと動いていくような気がして楽しい。
今回はいよいよミイが出てきた♪
スナフキンのパパがとても好き。

最後はハッピーな終わり方でうれしい‎☺︎


今まで4作品を発刊順に読んできたんだけど、順調にムーミンに引き込まれて...続きを読むいるうぅぅ〜〜〜。
アラビアのマグカップはまだ大丈夫(いっこ持ってるけど)!……だけど、フィンランドに行ったら日用品の何にでもムーミンがいるらしく、、、買ってしまいそうだ。。
あ〜早くフィンランド行きたいなあ〜〜〜!コロナ収まれ!!!

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購入済み

奥深さとファンタジー

2022年09月28日

ムーミンパパの自由と冒険。波乱に満ちた青春時代をムーミンパパ。ムーミンママとの運命的な出会いと他のキャラのエピもあってムーミンの物語は奥深い。

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

2014.10/14 ムーミンパパらしい自叙伝(*^_^*) 冒頭に誇張も「ちょっぴり」入ることや、各章の始めにさも立派な話を語りますよっていうのが面白おかしい♪ミィの兄弟が30人以上いるとか、ムーミンママとの衝撃的な出会いとか漫然とアニメを見ていた私には知らないことがたっくさん詰まってました(^_...続きを読む-)-☆

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月22日

ムーミンパパが主役のお話。
パパの若い頃の冒険が自伝風に描かれています。
ムーミンたちに思い出を語っているように話が進むので、時々場面が切り替わるのがちょっと新鮮で面白いです。
ヨクサルやロッドユールなどパパ世代の登場人物もかなり個性的で魅力的で、もっと彼らの物語も見てみたいなと思いました。

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Posted by ブクログ 2015年09月24日

自意識の強いムーミントロール、そしてワクワクする世界、なんて魅力で愛らしい物語なんだろうか。
スナフキンやスニフの親世代が垣間見られるのもこの本の良さ。

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Posted by ブクログ 2015年07月26日

めずらしく風邪をひいたムーミンパパ。今自分がいなくなったら、胸の中にある、あの若き日の思い出はどうなってしまうのだ! そこでママが提案した、「思い出」の記の執筆。後世に残るべき幼年期から自由への旅立ち、仲間たちとの出会い、大冒険の果てにママとの劇的な出会いを果たすまで……時々ムーミンやスニフやスナフ...続きを読むキンたちに語り聞かせながら、ムーミンパパが綴ります。知られざる若き日のパパたちの物語。

今語られるムーミンパパの知られざる物語! ムーミン知識皆無の私ですからみなしご設定だったのか、とかヨクサルはスナフキンのお父さんなのか、とかいろいろ知れて面白かった。ヘムレンさんはあの切手収集のヘムレンさんとは違うよね? 虚実入り交じって書いてるのはわざとなんだろうけど混乱してしまう。フィリフヨンカが本当の名前なのかな……でもフィリフヨンカさんてこの先出てくるよね? この辺なんなんだ…
若い頃の冒険物語。ヨクサル何もしてないけど(ロッドユールもたいがい足を引っ張ってるけどw)パパの若さ――若さ故の愚かさも勿論――があますところなく発揮されてて面白かったです。でも全ての冒険が終わったあとでみんなが無関心になって、それを嫌っていたムーミンパパもいつしかその暮らしに馴染んでしまって、次第に何も考えないようになっていったっていう最後の辺りは、身に覚えがあるというか、こういうことってわりと人間にも起こってるよなあ……っていろいろ考えてちょっと凹んだ。そんでもこのあとにママとの出会いがあるんだけど、夜の海に出た時の何かが起こる予感、みたいなものってすごく好きだな。
現在と過去が交互に語られるのは好きな形式。そんでパパがムーミンたちに話して聞かせてるって設定も好きですね。でもでも何より好きなのはエピローグでフレドリクソンたちが登場したこと! こういうの私弱いんですよね~~! すごい感動しました。今後のシリーズにまた出てくるのかな? ムムリク親子好きなのでヨクサルとスナフキン一緒の場面に出してほしいわ

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Posted by ブクログ 2015年02月18日

風邪をひいて塞ぎ込んでいるときに、ムーミンママからの提案で、「思い出の記(自叙伝)」を書くことにしたムーミンパパ。
そう、この本はムーミンパパが著者となって彼の若き日を語る物語なのです。
おなじみの登場人物の両親たちも登場する愉快な冒険のお話が繰り広げられます。
そして、ムーミンパパとムーミンママの...続きを読む出会いが語られて、ムーミンパパの思い出話は終わるのですが、その後には素敵な演出のおまけが仕掛けられていて、最後まで楽しませてくれます。

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Posted by ブクログ 2014年04月27日

ムーミンパパの世代のそれぞれの出会いが語られていました。
ムーミンの本はこれが2冊目です。本当は『たのしいムーミン一家』を次に読みたかったのですが、たまたま本屋さんになくてパパの思い出を先に読むことにしました。
パパがひとつひとつの思い出を振り返って、子供たちに語る形で物語は進みます。
ムーミン達が...続きを読むパパのお話を聞きながら、自分のパパの自慢をしあったりしていて、イメージしやすかったです。
とても楽しく読めました。私も海のオーケストラ号に乗りたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年04月02日

もうほんとみんなかわいい。笑
若いパパも、フレドリクソンも、ヨクサルも、ロッドユールも、
“針がガチガチ鳴るほどのスピードであみもの”をするおばけも。

パパの思い出話の合間に出てくる
子どもたちの反応も読んでいて楽しかったです。

パパとママとの出会いのシーン、
しあわせいっぱいのエピローグも素敵...続きを読むでした。

ところでスナフキンはミイの甥っ子だと思ったのですが、
文庫の巻末には「ミイはもしやスナフキンの異父姉なのか」と…。
ヨクサルはミムラのむすめ(ミムラ夫人の長女)を
好きになったのでは…あれ…?夫人の方だったの?

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Posted by ブクログ 2014年02月03日

哲学的動機と使命感から書き始めたのに、書きあがれば富と名声は当たり前についてくるものと思ってる風だったり。

冒険と、謎を愛し。紳士さと騎士精神を重んじる。

「自分は○○なんだから」「周りは○○なって然るべきだ」という考えがいつも先に立つんだけど、起こったことや成り行きを、なんとかかんとか受け止め...続きを読むて幸せになる。

幸運と偶然で出来上がったような半生を、教訓たっぷりに語るムーミンパパ、な小説でした。
たま~に感情的になりこそすれ、偉そうに考え込むことが少ないパパなので、安心して好きになれます。

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Posted by ブクログ 2013年08月18日

さいきん、ムーミンにはまっている。

これは、ムーミンパパの、こどものころのお話。

スナフキンのパパがすてき!

ムーミン谷にすみたい。

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Posted by ブクログ 2023年01月14日

ムーミンパパも冒険が好きだったんですね
若き日、様々な経験をし、沢山の人々と出会い、そして、その出会いは大切にされ、今に繋がっている。
そして、ムーミンママとの出会い。
ムーミン一家のお話のはじまりですね

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Posted by ブクログ 2020年03月03日

ムーミンパパの性格が好みではないのでちょっと疲れた。
でも過去と現在が交互に現れる構成は面白く、スニフやスナフキンの出生が明らかになるなど、シリーズの重要な巻。
平和な日常によって冒険心をなくし、それを堕落とするパパの描写に、心をつつかれる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月19日

ムーミンパパの小さいころからムーミンママに会うまでの自伝風(?)な物語。
たまに冒険したくなるパパの根っこに触れられるファンタジーな話でいいです。が、かなりつっこみがいがあります。
建てた家がムーミンやしきならば、王様は今でも存在するのか?
ヨクサルが結婚したのはミムラのママなのかむすめなのか?
...続きを読むッドユールとヨクサルは子供をほっといてどこ行ったのか?(もっともスニフもスナフキンも嘆いてないけど)
ムーミンママは一体どこから来たのか?(バッグ持って漂流してたのか?)
などなど。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年03月05日

 ムーミンパパの「思い出の記」と、それを聞くムーミントロールたちの会話。スナフキンとスニフの両親が登場するので、よりキャラクターの厚みが増す。ミイが初登場するが、スナフキンとの関係がよくわからない。ムーミンパパの自伝なので整合性がとれていないのもおかしくはない。後の巻で明らかになるのだろうか。人生訓...続きを読むなど深いことは考えなかったが不思議な世界に浸るだけで癒される。

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Posted by ブクログ 2015年12月23日

表紙につられて買ったけれど、中身もよかったです。ムーミンママのような、おっとりとして包容力のある人になりたい。

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Posted by ブクログ 2014年11月23日

若いころは自分が他人とは違うとうぬぼれたり
他人を小ばかにしたり、冒険を夢見たり、
先に落ち着いた(結婚、就職)友人たちとの関係を
さびしく思ったり、なんて読み方は年取った証拠か?
子供のころに観たムーミンでは、スナフキンは
大人な感じだったが原作では、この作品では特に、
子供らしく。

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Posted by ブクログ 2014年11月04日

ムーミンパパのナルシストぶりには苦笑。自分をこの上ない存在だと思い込み、他者に対しては手厳しい。ま、若いってそういうことなのかな。

モランに食べられそうなヘムレンおばさんを咄嗟に助けたまではいいが、船上で一緒に暮らす間に鬱陶しくなり、ニブリングにさらわれた時には無視していた。全編を通して後味の悪い...続きを読む箇所だ。ロッドユールが後悔しておばさんを結婚式に招待し、最後はほっとさせられた。
ロッドユールとスニフの父子はおバカだけど純粋で救われるような気分になる。
一方でパパが愚鈍なロードユールや怠け者のヨクサルから一線を引いて、知的で行動力のあるフレドリクソンを慕う気持ちもよくわかる。
どちらのタイプの友達も人生には必要なものなんだな、きっと。

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Posted by ブクログ 2014年04月13日

ムーミンシリーズ3作目。

ムーミンパパの自伝。ムーミンパパの、自分は特別な星のもとに生まれた~という考え方や、困っている人を助ける正義感、フレドリクソンと離れたとたん気が沈むあたりは、若い頃なら誰もがもつ考えだなぁと共感し、ムーミンパパにもそんな時期があったのだなぁと微笑ましく思った。
風邪をひい...続きを読むたことがきっかけで書き始めたのに、風邪が完治したことに触れないで終わるあたりがムーミンらしくて笑ってしまう。

いつもは自由に生きているスナフキンがヨクサルのことについて物凄く興味を示しているのと、フレドリクソンのヨクサルについてのセリフがお気に入り。

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Posted by ブクログ 2013年09月30日

ムーミンの原作で一番好きです。ムーミンパパとムーミンママの素敵な出会いにキュンキュンしました。。あと貴重なヨクサルの登場に興奮しました

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