トーベ・ヤンソンのレビュー一覧
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ムーミンの周りの人たちのお話。イラストがかなり粗くてスランプなのか?って思った。お話のほうはたのしかったけれど。
『この世の終わりにおびえるフィリフヨンカ』が好き。あと、クリスマスの話で、ムーミンパパが毅然として他人の家からもみの木を伐採してきたエピソードは笑った。Posted by ブクログ -
ムーミン一家が灯台のある島にいっている間のムーミン屋敷のお話。最後、一家は戻ってくるわけだけど、これからどうするんだろう、春になったらまた灯台に行くのかな?とちょっと考えてしまった。Posted by ブクログ
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いつもは冬眠しているはずなのに、なぜか冬眠から覚めて眠れなくなってしまったムーミンのお話。食べ物がなくなって別の谷から次々やってきた人?たちの世話を焼くムーミンがすごい、と思った。私だったらどうするだろう。そして、目覚めたママの言葉が素晴らしすぎる。女神かよ…。フィンランドの人ってみんなこんな性格?...続きを読むPosted by ブクログ
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ミムラのむすめがしっかりもののミムラねえさんに?と思ったけど、別人?洪水で流されてきた劇場に仮住まい?したムーミン一家とその他の人のお話。小さいヘムルが何でノートに文字を書いてるのかと思ったけど、あんなオチになっているとは…。Posted by ブクログ
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ムーミン3冊目。若かりし頃のムーミンパパが結構虚言癖&妄想癖あって驚いたw ヘムレンおばさんはまっとうだと思っていたけれど、確かにムーミンパパに助けられた時のヘムレンおばさんはうざかった。どうなるかなって思ったけど、最後はやはりハッピーエンドで良かった。スナフキンが昔からムーミンの知り合いのような書...続きを読むPosted by ブクログ
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ムーミン谷は平和なところと漠然と思っていたが、思いのほか厄災が多いのだなあと感じました。とんでもない大災害だと思うが、ファミリーのやさしさと強さで明るくしたたかに乗り切っていくんですね。
スナフキンが「おじさん」と呼ばれるのに衝撃をおぼえました。永遠のお兄さんのように思っていたけれど、確かに、小さな...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミン2冊目。ムーミン谷で起こる1年を記した内容。出てくるキャラクターがみんな天然w
飛行おにが出てきてどうなるかなって思ったけど、素敵な結末でした!Posted by ブクログ -
子供向けの本…ということですが結構ページが多い。登場人物が魅力的。まだ会ってないのにトロールのお嬢さんラブなムーミンが可愛い笑。
スナフキンの「なんでも自分のものにして持って帰ろうとするとむずかしくなっちゃうんだよ」は名言だと思いました。Posted by ブクログ -
登場人物の個性がしっかりと出ていて、いろんな人たちとふれあいながら、また初めての冬を経験しながら、ムーミンが成長する姿が愛おしく思える。とってもかわいい作品。Posted by ブクログ
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眠る前の絵本代わりにと、夜まで読まずにとっておきました〜大正解!
まだ幼いムーミン が冒険の全てを新鮮に感じていることを追体験しているようで、とびきりやさしく楽しかったです。ママの優しく礼儀正しい母親像と、パパの手がかりを聞いた途端にお礼が疎かになりそうになったり立ち止まるのを許さなくなるような...続きを読むPosted by ブクログ -
穏やかな短編集。
スナフキンとはい虫のお話、ヘムルの遊園地のお話、ニンニのお話が特に気に入った。3編とも登場人物の人生がパッと明るくなる瞬間を楽しく優しく描いている。Posted by ブクログ -
これまでのシリーズで感じた小さなお話に次々と飛んでいくことによるおもしろさと読みにくさはこの巻では控えめで、冬眠から目覚めてしまったムーミントロールが初めての冬を乗り越える様子が一貫した物語として描かれている。
冬の情景に不安と恐怖しか持たないムーミントロールに対して、起きてすぐから雪滑りを楽しみむ...続きを読むPosted by ブクログ -
新しく登場するキャラクターたちが魅力的です!
ミーサのうじうじと自分で不幸な気持ちになっていく様はイライラするけど、誰でもそういう面があるかも?と思って身近に感じられる。エンマのなんだか嫌味だけど演劇への情熱を感じられる話し方も素敵。
子どもを育てる親の心を優しく面白く描いている場面が多いです。いつ...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンシリーズの中で一番好きな本。
長雨の季節に読みたくなる。沢山雨の降る薄暗い中でじっくり読む。ムーミンシリーズの最後の作品。
何度も読み返しては、新しい発見がある。Posted by ブクログ -
シリーズここまで読んできて、「ムーミン谷の冬」が一番好きだ。寒く暗く長い冬と春の訪れの描写が美しい。ムーミントロールの成長、トゥーティッキの優しさ、ちびのミイのカッコよさが心地よかった。ご先祖さま・めそめそ君・サロメちゃん・とんがりねずみ等辛い冬を身を潜めて生きてるところにも共感する。最後、春の訪れ...続きを読むPosted by ブクログ
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小学生の頃は、「世界で一番最後の竜」「目に見えない子」「もみの木」が物語として分かりやすく、アニメで映像化もされているので好きだったけど、
社会人になった今、すべての物語を読み返して面白いと思ったのは、「この世の終わりにおびえるフィリフヨンカ」「しずかなのがすきなヘムレンさん」「ニョロニョロのひみつ...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミン谷の冬は"ムーミントロールの成長物語"という位置づけにあるのではないでしょうか。
初めて見る冬の景色、生き物に警戒心を持っていたムーミントロールが、おしゃまさん(トゥーティッキ)や冬にしか現れない生き物、自然と触れ合う中で、ムーミンママがいなくても自立した個人として成長していきます。
お...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンパパが青年時代を思い出しつつ綴る物語。書き上げた部分を子どもたちに語り聞かせるという構成が素敵です。お互いに相手のことに干渉しない友情なんかも、サラリと書いてある処がかっこいいですな。
ひとつひとつのエピソードも深読み出来そうで、じっさい深い意味が込められているのだろうけど、ただ読んで面白い...続きを読むPosted by ブクログ