トーベ・ヤンソンのレビュー一覧
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小さい頃にアニメを見ていて、内容全然覚えてないから読んだ。意外にみんな毒舌でびっくりする。ムーミンママは彗星飛んできてもあんま動じないし、スニフはすぐげぼるって言うし。子供向きなんだよな?笑
日本にはないような物語で世界観が素敵だった。Posted by ブクログ -
コロナで寝込み、外出できなかった時に読みました。個人的に実家家族とのいさかいで心が疲れていたこともあり、この物語に心身ともに癒されました。ムーミンに出てくる登場人物って一癖も二癖もあるけどどこか憎めないし、自分と重なるところも沢山あって考えさせられる。フィリフィヨンカはまるで自分を見ているみたいで、...続きを読むPosted by ブクログ
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ムーミンシリーズの作者、トーベ・ヤンソンの自選短編集。初めに書かれていたように、確かにストーリーが記憶に残る本ではない。でも、北欧のキリッとした冷たい空気、自然の美しい情景、登場人物の抱える孤独や優しさがふわっとしたイメージになっていつまでも余韻に浸れる本だった。ボートとわたし、コニカとPosted by ブクログ
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面白かった。
体育会系で、寒い屋外での運動や明るいことが大好きでそれが好きじゃない人を見ると「そうなんだ。でもいつかは私が正しかったとわかるはずだ」と言うヘムレンさん。それにハマれない人たち。
そこの描き方がすごく好きでだと思った。キラキラしている一般的に「善い」とされること。全員がそのやり方にはま...続きを読むPosted by ブクログ -
チェーリオ!
めちゃくちゃ面白かった〜!
大人になると冬は寒いだけやからムーミンと同じ様に冬を感じたいものだな。
ひとりぼっちで目覚めて悲しんでるときにミィと出会い「僕がどんな思いでいたか」を途切れ途切れに話すシーンとモランが道いっぱいに広がったから寒いんだっていう考え方が大好き。
最初はおしゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
1939年から手掛けていたムーミン物語、1945年に発行されたきりで他のムーミンシリーズから置いてきぼりでした。でもこんなに人気者になったムーミンですからほっとくわけにいきません。ムーミンシリーズの最後に読んだこの本には、これからの彼等のお話が沢山含まれていました。短いですが、とても充実した内容でし...続きを読むPosted by ブクログ
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ムーミン谷の十一月を先に読んでしまいました。
ムーミンパパ海へいくで、ムーミン一家が引越しをしてしまったからなんですね。
ムーミン谷では、仲間たちが待っているけど、冒険すきの彼らたちは、きっともう、戻らないんでしょうね。ああ、人生だなぁっと思ったところ、転勤で、知らない土地に移り住んだことを思い出し...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミン一家のまわりには、沢山の仲間達が集まり、沢山の事件がおこるのですね
でも最後は、誰のせいとか関係なくパーティで楽しく終わらせるって素敵ですねPosted by ブクログ -
最終巻なのにムーミンたちは一回も出てこない。
ムーミン一家に会いたくなった人たちがみんなで共同生活をする話。(勝手にムーミンの家で)
一家は一向に帰ってこないが、出会った人たちと生活するうちに心のわだかまりが消えていく。
ムーミンが出てこなくて寂しかったけど、いなくなっても私たちの心の中で生き続け...続きを読むPosted by ブクログ -
思っていたよりも大冒険だった。枯れ果てた海だったり、そこを竹馬で渡ったり、彗星から逃れるために引っ越したりと、描写の豊かさのせいか読んでいてハラハラした。だから面白かった。ガーネットを取り損ねたと嘆くスニフに対する『なんでも自分のものにして、もってかえろうとすると、むずかしいものなんだよ』というスナ...続きを読むPosted by ブクログ
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家族で灯台のある島に移り住む話。
思っていたより壮大な話だった。
ふんわりした言葉で不思議なことが次々起こる。
独特の世界観。
最後の解説を読んだ時、深い話だなあと思った。Posted by ブクログ -
ムーミン谷名言シリーズ第1弾。大好きなあの台詞あのシーンがギュッと1冊に、しかし無理なく心地よく収まっていて改めてスナフキンの魅力に惹き込まれる…自由と孤独を愛する人ではあるけれど、発する言葉は相手への思いやりに溢れているのが意外な発見!こんな風に想われているムーミンが羨ましい笑Posted by ブクログ
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「ムーミン谷の彗星」再読しました。子供の頃はキャラクターしか知りませんでしたが、高校生の時にシリーズ全巻読み、当時アニメしか知らなかったので原作はこんなに哲学的内容だったのかと驚きとても楽しめました。
登場人物(人じゃないけど)たちはそれぞれ自分の考えを持ち、それがどんなに変わっていても、その考えや...続きを読むPosted by ブクログ -
私の大好きなムーミンパパの昔の話。
アニメ『楽しいムーミン一家』を見てから、ずっと原作を読んでみたいと思っていました。
原作とアニメ(平成版、昭和版)それぞれ違う雰囲気のキャラクターとして描かれていると事前に知っていたので 楽しめました。
スナフキンのパパ、ヨクサルのお話や、スニフのパパ、ママ、...続きを読むPosted by ブクログ -
冬が来たら読もう、そう思っていたところ、真冬は終わり雪がどんどん解けていく今、読み終わりました。読み始めたときには時を逸したか、と思ったのですが、読み終わったらベストの時に読んで大成功、と思っています。
真冬の時期を乗り越え、しかし乗り越えというものの、実際にはムーミントロール、存分に冬を楽しんだよ...続きを読むPosted by ブクログ -
ものすごくブームなのでキャラクターは知っていましたが物語を読むのは初めてでした。スノークのお嬢さんがムーミンに加勢しようとしてムーミンの腹に石当てちゃった場面に大笑いしました。スニフがこんな子だったとは知らなかった。かわいすぎる。Posted by ブクログ
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ムーミンのキャラクターの中で、一番可愛くて好きなミムラねえさん。
やっと出てきたのに…
なんだか嘘つきで変わった子だった。
タイトル通り、ムーミンパパの若き頃の思い出のお話しでした。
風邪をこじらせたパパが、もう自分は死ぬんじゃないかと心配になり、子どもたち(ムーミントロール、スニフ、スナフキン)...続きを読むPosted by ブクログ -
新旧読み比べました。
今回のお話は、飛行おに が落として行った、不思議なシルクハットをめぐる物語。
なんだか、スナフキンやスノークが、とっても子どもだったことに驚きました。
アニメの(私は初期のものしか知りません)イメージでは、スナフキンも兄さんも大人っぽい仕草に見えたのでー。
木いちごのジュ...続きを読むPosted by ブクログ -
ちびのミイとミムラねえさんの関係性がとくに大好きだった4巻。
夏至をお祝いするフィンランドの短い夏への入り口を、火山の噴火による洪水という驚くべきエピソードで描いてしまう、トーべのユーモアの感覚に驚かされます。
ムーミンハウスが浸かってしまい、たまたま流れてきた家に移り住んでみたところ…そこはな...続きを読むPosted by ブクログ -
家があること、家族や仲間がいること、夢中になれるものがあることは改めて素晴らしいなと思った。
登場人物達がムーミン一家と過ごす内に前向きになったり心を開く場面が多いのも良かった。
牢屋でのヘムルとのやり取りがコントみたいでめちゃくちゃ面白かった。
煙草を吸いながら「大事なものは全て揃ってるよ」と言...続きを読むPosted by ブクログ