トーベ・ヤンソンのレビュー一覧
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ムーミンシリーズ9冊目!(シリーズの第1作目です!)
今作はムーミン谷に住む前の物語
少ないページ数にも関わらずとても楽しかったー!
奇想天外な空間や多くの者たちとの出会い
パパを探してムーミンとムーミンママは彷徨い続け、ここでスニフと会ったんだと
そっかそっか、家は流されて谷に到着しムーミン谷に...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンシリーズの短編集
ムーミンの家族だったり、ムーミン谷の住人視点の話だったり
少し怖いなと思う物語や、うーん…いまいち意図が掴めないと思う物語もあったり
ただ普段とは違う日常の場面や初めましての登場人物との出会いはとても楽しいものだった
この中だと、しずかなのがすきなヘムレンさん という物語...続きを読むPosted by ブクログ -
ラストのエピローグで、まさかの親世代がムーミン屋敷に集合するというもので驚きと共に嬉しい。スナフキンとミイは異母姉弟であることは知っていたが、原作ではこうもはっきりとヨクサルはミムラに恋をしていたと書かれていたとは。
編み物好きのお化けがちょこちょこ登場するのが可愛い。二ブリングは登場時の説明ではな...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメ版では、
おしゃまさんはトゥーティッキ、
ヘムレンはラッキ。
原作にて、ムーミン谷の冬に起きていた虫たちもムーミン屋敷で過ごすようになるが、穏やかな日々を送りたい保守的なメンバー。その中でヘムレンは、外に出てスキーをしたり川を泳げば楽しいぞと頻繁に誘ってくるおしゃべりで、ムーミンやおしゃまさ...続きを読むPosted by ブクログ -
今作はムーミンパパの若かりし頃の冒険譚の深堀!
パパもすっごくやんちゃだなーと感じる1冊
嫌いな人から逃げ出して、ひとりぼっちから始まる冒険は少し心細く、そして楽しさの始まり
沢山出てくる愉快な仲間たち
仲間たちと共に船を作り船に乗船し、空飛ぶ船でに様変わり!
恐ろしい者と出会ったり新たな島に上陸し...続きを読むPosted by ブクログ -
自分というもの、家族というもの、関係、つながりが、まるきり解けたり壊れてしまったり、あるいはあるところで(偶然に)結び合わされるようなーー「いつもの」ではないけれど、素晴らしいお話。日にちをあけてまた読みたい。Posted by ブクログ
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アニメとはまた異なったメンバー。
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演目・ライオンの花よめたち〜血の繋がり〜
一幕劇 ムーミンパパ作
出演・ムーミンママ、ムーミンパパ
ミムラねえさん、ミーサとホムサ
歌・エンマ
入場料
たべられるものなら、なんでもよろしい。
風や雨がなければ、今晩、日がしずむときに...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミンに最近はまって小説が読みたくなったので読んでみた。
全集では9だけど1作目ということなのではじめにこの作品。
ムーミン、ムーミンママ、スニフと小説版でもそのままの人(?)柄。大人になって読むとより好きになると思う。スナフキン、ミー、フローレンなんかは出てきてないのでシリーズ全部制覇したい!Posted by ブクログ -
彗星がムーミンママの野菜畑めがけて墜落するとジャコウネズミに予言される。天文学者は具体的な日時を告げる。急いで家に帰るムーミンたち。道中、刻一刻と彗星が迫ってくる。大量のイナゴの襲来で森の緑は食い尽くされ、海には水が無くなり干上がって魚が苦しみ絶える。ムーミンたちはどうなるのか?〜
この本は“小さ...続きを読むPosted by ブクログ -
癒しを求めてムーミン谷へ!
ムーミンのシリーズの中でこの作品だけは再読だったが、あまり物語のあらすじを覚えていなかったので1から楽しめた!
なんなら過去に読んだ時より破天荒な物語を楽しむことが出来たように思う
いや〜、定期的に口悪かったりするけど憎めない可愛さ!
ムーミントロールもだけど、キャラひ...続きを読むPosted by ブクログ -
トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の十一月』はムーミンシリーズの小説最終巻であるが、ムーミン一家が登場しない。前作『ムーミンパパ海へ行く』と同じ時期の小説である。ムーミン一家は島に移住している。ムーミン一家不在のムーミン谷にスナフキンら他のキャラクターが集まる。
ヘムレンはムーミン一家の家に行き、「警察...続きを読むPosted by ブクログ -
トーベ・ヤンソン著、鈴木徹郎訳『ムーミン谷の十一月』(講談社、1980年)はムーミンシリーズの小説最終巻である。ムーミン一家は旅に出ており、他のキャラクター中心の物語である。
ヘムレンはムーミン一家の家に行き、「警察のものだぞ。玄関をあけろ」と大声で怒鳴った(49頁)。からかうことを目的とするが、...続きを読むPosted by ブクログ -
ムーミン一家が島の灯台に引っ越しする。この灯台はムーミンバレーパークにもある。ムーミンパパは家長として存在感を示そうとして空回りする。ここは古さを感じる。Posted by ブクログ
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恐れられて嫌悪される彗星はソビエト連邦の侵略のアナロジーだろうか。
「彗星って、ほんとにひとりぼっちで、さびしいだろうなあ……」
「うん、そうだよ。人間も、みんなにこわがられるようになると、あんなにひとりぼっちになってしまうのさ」
彗星の孤独は現代ならばウクライナを侵略するロシア連邦の孤立に重なる。...続きを読むPosted by ブクログ -
みんなが冬眠している時期にムーミンだけ目が覚めてしまう。
それだけでも心細いし怖いのに、
初めて会う人たち、初めて見る雪にも驚きと恐怖がおそってくる。ムーミンの冒険物語。
最後はムーミンの心にも光がさしてよかった。Posted by ブクログ -
ムーミンの本て、基本的に雨とか雷とか風とか薄暗い雰囲気で親近感湧きます。
物語の中盤でスクルッタおじさんのためのパーティーをすることになって、フィリフヨンカさんが台所に立ち始めたあたりから、ちょっとずつ雰囲気が明るくなってきて、みんな少しずつ楽しくなってきて、最後はめいめい温かい気持ちで別れられたの...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集
どの話も穏やかな中にも締まりがあって好き
特に
「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」、「しずかなのがすきなヘムレンさん」
あとはニンニの話も懐かしかったPosted by ブクログ -
星の王子様とか、宮沢賢治の童話っぽくて、謎に怖くて、謎に暗く、森ににしかないような静けさや美しさの中で、孤独感や、人生観を表現する情景は、不気味でシュールでありながら、瞑想でもしているような不思議な感覚になり、何故か読後は落ち着く感じがした。どうにもならない闇という感覚は誰しもあって、なんとか消化し...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルに惹かれて、童心に帰ったつもりで読んでみようと思ったもの。
だが予想以上に難しい本だった。
タイトルからムーミンパパの孤独な旅路やひと夏の冒険のような物語を想像していたが、全く見当違いの想像で…パパだけでなく一家全員で安住の地であったムーミン谷から海を渡って新天地を探しに行く、という一家に...続きを読むPosted by ブクログ