櫛木理宇のレビュー一覧

  • チェインドッグ
    主人公の筧井雅也(かけいまさや)は鬱屈とした日々を送る大学生。

    ある日、死刑判決を受け投獄中の連続殺人犯である榛村大和(はいむらやまと)42歳から1通の手紙が届きます。

    終盤に近付くに連れ明らかになる事実に驚愕したのもつかの間 再びのどんでん返し、そしてエピローグのラスト1ページで三度衝撃を...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議
    ホーンテッド・キャンパス18巻目
    最後の七不思議 読みました。

    櫛木理宇さん、書くのがめちゃ早いとはいえ、18巻まで、出ては買って読み、を繰り返してると、物語はすぐに忘れがちな私は「どこまで進んだっけ?」と毎回毎回思います。

    内容的には、短編が3つ組まれているのが一冊なわけなんだけど、全体の流れ...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

    あ~もう

    ニヤニヤが止まらない。ホラーはホラーとして良い。で、やはりこよみちゃんと八神くんである。二人の関係はゆぅっくりとだが進展している。こよみちゃんの気持ちにやっとほんのり気付いた八神くん。もう付き合っちゃえよ、である。両片想いを見守るのもあと少しなのかなぁ。
  • ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議
    やっと!
    こよみちゃんと森司が近づいてきましたね。
    これから楽しみです。
    ホラーもしっかり怖くて満足です。
  • 死んでもいい

    痺れました!

    いつ頃からか本にのめり込むように向き合うことがめっきり減った中で、何気なく読み始めた本書。
    「あれ、私こんなに活字に飢えてたっけ」と錯覚するほど「次は?次は?」と読み進めてしまいました。
    特にああとため息を漏らしたのは、中盤辺りの一作!
    作者さんのギミックにまんまとしてやられてしまいました。
    ...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス【9冊 合本版】 『ホーンテッド・キャンパス』~『ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月』

    一気に読みました

    9冊合本版だけど、あっという間に読んでしまいました。一応ホラーなんだけど、読んだあとも引きずる怖さは無いし、森司くんとこよみちゃんの初々しい関係に心暖まります。他のオカ研メンバーもいい味出してます。続きも気になるので買います。
  • 世界が赫(あか)に染まる日に
    同じクラスに居ながら、言葉も交わした事の無かった櫂と文希。偶然に出会った公園での夜をきっかけに、ある計画を実行することになる。
    それは隠蔽されたイジメによって受けた暴力で、意識不明になっている櫂の従兄弟の祥太の為の復讐だった。
    スクールカーストで表したら、真逆に位置する二人だが、復讐の予行練習を繰り...続きを読む
  • 赤と白
    最近ハマりつつある櫛木理宇さん。これは初期の作品で、小説すばる新人賞受賞作品。この装丁とタイトルの対比が読欲をそそる。

    舞台は著者の出身地、豪雪地帯の新潟が舞台。そこで暮らす女子高生、小柚子と弥子とその仲間たちの物語。冒頭の停電と火事の記事が全て。そこに行きつくまでの過程が雪と共に積もっていき視界...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議
    一話目からイヤな登場人物に恐い怪異とアクセル全開。
    二話目は読み始めと終わりで登場人物への見方が変わりました。
    そして三話目は過去から連続する入り組んだ事件・人間関係とさすがの恐さでした。
    閉ざされた環境で育まれる人間関係、周りから押しつけられる価値観とテーマも興味深かったです。
  • ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議
    ……ラブコメの進展具合については、もう諦めました(笑)。いいんだ、これからも温かく長ーい目で見守っていく所存です。この人たちはいっそこのままでもいいよなあ。
    ホラーな事象の数々は、相変わらず安定っぷりの恐ろしさです。今回の事件はどれも、「当たり前」な価値観や世界観を押し付けられてしまった人たちの悲劇...続きを読む
  • 死んでもいい

    展開が読めない

    叙述トリックを楽しみたいのなら、最初におすすめする一冊になったかもしれない。
    今回、著者の作品は初体験だったのだが、他のものも是非読みたくなった。
  • 死んでもいい
    この人は作品によって容赦がないから(;^_^A

    ですが、純粋なミステリーとしても楽しめました。
    相変わらず技巧がすごいな。嫌ミスと言えないんだよね、この型の場合は、現実にものすごく密接しているから、精神状態によっては私も読めないかな。

    ですが、面白かったわ。
  • ホーンテッド・キャンパス
    霊が見えてしまう主人公、森司。
    ただ霊が見えるというだけで、なんら霊と対抗するような術を持ち合わせていない彼がその能力がきっかけ(のようなもの)で出会ってしまった美少女こよみ。
    高校時代から想う彼女と偶然同じ大学に入学した森司は、
    こよみと同じオカルト研究会に入るが、それがきっかけで次々と心霊現象に...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く
    もう16巻なのですね。そしてここにきてようやくこぎ着けたおうちデート(笑)。いったいどこまで健全なんだか。いや、もちろんいいと思うのですよ健全で。それにしても、小山内くんもいいやつだよねえ……。
    そして例により、健全ラブコメの甘さを補ってあまりあるほどの恐怖。「渇く子」は怖くはあったけれどしんみりも...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く
    毎回思うかとても読みやすい

    そして森司とこよみがもどかしい。掛け合いが読む度にニヤニヤしてしまう。早く付き合ってくれ笑
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く
    森司くんやこよみちゃんは「おうちデート」で浮かれているというのに、その最中に起きた事件がえげつないほど怖かった。
    特に冒頭の心霊番組の収録の話は、初手から本当にサスペンスホラー見ているかのようで怖かったし、完全解決に至らなかったという点でも怖かった。
    二つめの話は箸休め的な感覚で怖さはあまりなく、寧...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く
    「累ヶ淵百貨店」はいきなり三話目みたいなスケールでバリバリ幽霊が襲ってくるのがインパクトあったのと、新たなラスボス候補の誕生が恐怖。
    リングに登場する貞子は原作だと子を残せない故の増殖が目的だったし元舞台女優だし名前もちょっと似てると捧小枝子との共通点を感じる。
    「赤珊瑚 白珊瑚」は辛い目にあっ...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス 水無月のひとしずく
    曰く憑きの坂道や最恐洋館再びとか、久々にホラーらしく怖い話が面白かった。
    バス亭のやり取りは森司のヘタレっぷりが遺憾なく発揮されてたけど、部屋に誘った時と最後の台詞の後とかこよみちゃんがどんな顔してたのかすごく気になる。
    でも最後大河内にバシッとかましてやったところは柄にもなくカッコよかったし、...続きを読む
  • ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない
    第一話みたいななるほどこういうオチかと思わせておいて、え、そっちなの!?となる話が面白い。
    長崎の潜伏キリシタンが世界遺産にというニュースが話題になったので第三話はタイムリーな感じがした。
    木にしがみついたり、寝ぼけて結婚について口走ったりするこよみちゃんがかわいい。
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く
    今回も良かった
    というか毎度クオリティ高くなっててびっくりする

    こよみちゃんと森司のかけあい
    今回もまた焦れったくて可愛かった