櫛木理宇のレビュー一覧
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著者の怪異への向き合い方はすごい。
起きた怪異よりも何故そんな事が起きたのかに着目しているというかなんというか。
それにしてもよく現代の世相を物語に、リアルに取り込んでいるのも見逃せない。
現代のブラックバイト、困窮世帯の話と怪異(歴史上の飢饉)が重なるの、作者ならではのお話である。
ともあれ...続きを読むPosted by ブクログ -
……誰かこのどうしようもないサボテンカップルを一刻も早くどうにかしてやってください、という心境。いやでもさすがに次回は進展があるものと期待したいですね。
ストーリーは相変わらずクオリティの高いホラー&ミステリ。「片脚だけの恋人」の「犯人」がかなり予想外で、その妄執の深さが恐ろしいったら。
しかし今回...続きを読むPosted by ブクログ -
訳あり結婚式の
バリエーションが豊か
ダブル不倫で 隣の式場 とか
昔 いじめていた相手からの呪いの祝電とか
炎天下の汗だくガーデンウエディング などなど
これって 探せば本当にありそう・・・
ブライダル業界の方の
本音が聞いてみたいですねPosted by ブクログ -
えーと、これでもう14作目なのね。なのにいまだにこの状態のラブコメ部分、いったいどうしてくれよう(笑)。いやいや、微笑ましいし見てて楽しいけどね。本人たちも……この状態でいいのか?
今回も怖い話が盛りだくさん。百物語の話も小品だけれど、いちいちぞくぞくさせられます。なるほど、奇妙でおちのない話、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
櫛木先生のシリーズ物。
中で語られる恐い話はフィクションながら不快感・不思議感がリアルホラーに近くて、巷によくある階段集に納められててもおかしくない内容でした。
ストーリーの方は長い時間(主人公からすればとてつもない時間)掛けて、ようやく主人公が成長してきたかなって思う。
ヒロインとの仲が進展しそ...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズ初の長編。
面白くて一気に読んでしまった。夢がどんどん怖くなってまたちょっとエゲツないのだけど、吸い込まれるように読んでしまった。
前作でもそうだけど、人の狂気を垣間見見た気がするなぁ。Posted by ブクログ -
好みの本だったーーー!!
嬉しいなぁ。面白くて一気に読んでしまった。
「夢に入る」という設定は使い古されたものかもしれないけど、青春なミステリーと絡ませると、新鮮に感じる。
とはいえ、晶水の過去は結構重い。
でも、話かしっかりしてるし、壱が良いので読み手の気持ちに負担にならないのもいい。
また他の登...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第13弾。
今回も面白かった。
そして、今回も死人の魂だけでなく、生きてる人間の怖さを味わいました。
第三話『墓守は笑わない』は因習に縛られた閉鎖的な村が舞台。民俗学的な内容もあり、奥深かった。
森司くんとこよみちゃんとの恋模様は進展はするものの遅々としていて、良い意味でむず痒いです。
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シリーズ13弾。今回も謎たっぷり、恐怖もたっぷりで大満足です。民俗学や神話の蘊蓄も楽しくってわくわくさせられました。
そしてもちろんラブコメ要素も健在。冒頭からの森司の二股疑惑に驚愕ですが……まー何かの間違いに違いないとは思いました。まさかそんなオチかい!(笑)
お気に入りは「こどものあそび」。実に...続きを読むPosted by ブクログ -
実際にある事件で、占い師が家族を洗脳して住み込んでしまう様に、この小説でも化粧の濃い女がある家庭を破滅へ追い込みます。
手口がリアルで、こんな風に洗脳されていくんだなって思った。Posted by ブクログ -
シリーズ12作目。今回も半端なく怖い! 生きてる人間も、死んだ者の霊も(どっちかといえば、生きた人間のほうが怖いのかなあ?)。そしてなんと、過去に登場したあの一番わけがわからなくって気持ち悪い恐怖の家が、あんな形で絡んでくるだなんてっ! あの家、いったいどんな因縁があるのでしょうか。指絡みの何か。怖...続きを読むPosted by ブクログ
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家族も血縁も難しい。何だってそうだけど比べ出したらきりがないし。
変わっていく価値観と守ろうとする伝統とその間に落ち込むとこれまたむずかしいしね。
さて。周りの温かさ…なのか生温ーい目線がかなりクセになってきましたよ。
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やだもう。おばさんどんだけ悶絶させたら気がすむの!?
…な、パートがあるから読後感救われてるけど、今回テーマがリアルで色々考えてしまう。親子…ねぇ。
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ようやく前作で進展が! このあとはとんとん拍子かな、と思ったのに。プロローグからがっくりと崩れ落ちそうになりました。なんだそりゃ(笑)。この展開は予想しませんでした。鈴木君お疲れ様、ってな感じです。
今回も怖くて嫌な話がいろいろだけれど。ちょっと癒し系の物語もあっていいですねえ。「夜ごとの影」がなん...続きを読むPosted by ブクログ -
『ばけもの好む中将』とは違い本当の怪現象が起きる話。コミカルに話が進んでいくけど、起きる怪現象は現実に起こると怖いものばかり。第五話の女の子が乗り移る話が一番怖かった。中学女子の執念怖し。Posted by ブクログ
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10冊目にしていよいよ初デート。なんだかこれだけシリーズ追ってると、保護者気分で見守りたくなってしまいますね(笑)。実に微笑ましいのだけれど……うん、私もすっごく思いましたよ。「いまさら気づくのそこなん?」って! これで次作からは「いいかげんにせい!」って突っ込まなくても大丈夫かしら。
とまあその部...続きを読むPosted by ブクログ