アーサー・C・クラークのレビュー一覧
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2016/11/09-2016/11/10
星4.3
『2001年宇宙の旅』の続編。この後に2061年、3001年と続く。
2001年に比べて随分ダイナミックな文章になっていて、すぐ読めた。2001年の方で投げっぱなしだった疑問点がいくつか解消するような、そういう話だった。ここからどうやって20...続きを読むPosted by ブクログ -
SF世界での、技術者のロマン。
闘うものは、素材と技術の限界、宗教、人びとの世論、そして気候と宇宙。諦めない主人公と、宇宙エレベーターという途方も無いスケールの建造物には心躍った。でもやっぱり幼年期の終わりの方が好きかな。Posted by ブクログ -
序曲、PRELUDEのタイトル通り、宇宙開発の
夜明け前を描いていて、地味ともとれるけど
1951年作品、月面着陸の約20年前で
現代からすれば地味に感じさせるほどびっくり技術や
不思議な力を使わない正当な月への第一歩。
だけど、ところどころに見せる次への夢への一歩、
エピローグで見せるロマンがたま...続きを読むPosted by ブクログ -
やっと読み終わった!ザ・冒険譚!
私はあまり夢らしい夢を見ないからか、いかにも面白い夢、みたいなSFを読むと、夢を見てるみたいで眠くなってしまう。そのせいか「都市と星」を電車の中で開くとすぐに眠くなってしまうので読み進めるのにやたら時間がかかってしまった。面白くなかった訳では決してない。Posted by ブクログ -
太陽系に侵入した円筒形の漂流物。ラーマと名付けられた漂流物は異星人の宇宙船。惑星連合の調査。宇宙船エンデヴァーの調査。ラーマの内部に入るノートン艦長。ラーマの中に広がる世界。凍り付いた円筒海。太陽に近付くにつれ溶けていく円筒海が起こすハリケーン。ジミー・パク中尉の空からの探索。嵐に巻き込まれ墜落した...続きを読むPosted by ブクログ
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モノリスは最後までモノリスでしたか~。
物語の内容は「そこからきたか~」という感じでしたが、謎が謎のまま終わったのはちと残念な気も。大事なところは、今の知識が有効になった感じもあって。ん~、というところはありましたが、全作を締めくくるのは確かにこうなのかもね。とも思いました。
最初から最後の作品まで...続きを読むPosted by ブクログ -
直径20kmの円筒型の宇宙船、非生物の生命体。
なんてすごい発想なんだ。
閉じられた空間で起こる想定外の出来事。
それにより試される人類。
本から目が離せなくなる。Posted by ブクログ -
この本は「2001年宇宙の旅」から始まったシリーズの完結編です。
2001年宇宙に放り出された飛行士が1000年後、
海王星付近で偶然回収され、蘇生しました。
浦島太郎となった飛行士フランク・プールが見た3001年の世界は、
宇宙と繋がる軌道エレベーターや、脳に直接情報をダウンロードできるキャッ...続きを読むPosted by ブクログ -
軌道エレベーターでござい。こんなん1979年に書かれちゃうんだもんな。しかも太古の簒奪者の物語が2000年を超え円環をつくり、そこから1500年を超え地球に円環を造るに至る、文明賛歌の物語となる。
ディストピア志向のない作品ってたのしいよね。Posted by ブクログ