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2061年、ヘイウッド・フロイドは最新式のミューオン駆動宇宙船ユニバース号に乗り組み、再接近してきたハレー彗星をめざした。ついにわが手で彗星を調査できるのだ! だが、彗星に着地し探査を開始したフロイドたちを、思いもよらぬ事件が……巨匠クラークが、読者の熱烈な要望に応えて贈る待望の第三部。
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Posted by ブクログ
この話の中ではソ連が続いている。驚いて出版年をチェックしてみると、原著が出版されたのは1987年だった。チェルノブイリ原発事故の翌年だ。 2061年では2010年の主人公だったフロイド博士は死んでいるなと思いながら読んだのに、宇宙の旅世界の超科学のおかげで人類の寿命は大幅に伸びて、そのおかげでとて...続きを読むも元気だった。そしてまた宇宙へ旅立つ。旅立つまでもなく、2010年の旅が終わってから、酔っぱらって重力のことを忘れ自宅バルコニーから落下して以後は地球の重力に耐えられない体になり、ずっと月で暮らしていたので、ずっと宇宙にはいたけれど。 2010年の旅でフロイド博士がずっと恋しがっていた息子は、事故で早くに亡くなって、2061年ではフロイド博士の孫が宇宙での任務中に乗っていた船がハイジャックされ、立ち入ってはならないと宣告されていたガニメデに着陸してしまう。ちょうど同時期にフロイド博士の乗っていた船が近くにいたので、ガニメデに不時着した船の人びとを助けに行くという話。 前作での立ち入り禁止の宣告がすごく怖かったので、人類がガニメデに立ち入ったら中国の宇宙船の人たちみたいにすぐに全滅してしまうのかと思っていたら、知的好奇心を刺激された科学者が大興奮で宇宙船のクルーが対応に追われていた。 それから、中国の宇宙船を襲っていた頃はかろうたじて多細胞生物になったばかりの様子だったガニメデの生命が、社会や都市を作るまでに発達していた。 3001年ではモノリスがめざめるようだけれど、そうするとどうなるんだ? この時点ですでに話についていけていないものの、ここまで読んだらラストまでたどり着きたいので、ラストも読もう。 「優れた科学者なら、それを説明する理論ができるまでは、どんな事実も本当に評価はできない。」p.317
『2010年』に続き、クラーク作品四作目。〈宇宙の旅〉第三部。わたしの想像力の乏しさにより、うまく映像化出来ず…なにがどうなっているかイマイチわからない——でも、でも、凄い作品!?であることはよくわかるのだ! ちなみに【59】みたいなのが、わたしはいっちばん好きよ…笑 とても気になる終わり方だったの...続きを読むで、次作の「3001年」がますます楽しみになった!!
実家に帰省した際に、また昔を思い出して再読してみた。 2010年宇宙の旅の続編といったところか。なかなか謎に到達しないが、そろそろ何か見えて来たような感じである。 しかし、宇宙飛行をすることで歳の取り方が違って来るとはいえ、まだヘイウッド・フロイド博士が生きているとは...。 この本を買ったのはもう...続きを読む30年も前で、一度は読んでいるはずなのだが、なぜかストーリーを全く覚えていない。うーむ。 エウロパの様子が、だいぶわかって来たようだが、まだまだあのモノリスには近づいていないようだ。この後の1000年間であのモノリスの正体がわかるのだろうか。 クラークの作品は結構細かな描写のあるところが良いのだが、注意して読んでないと「あれ、なんだったかな」と読み返さないといけなくなることが時々ある。ちょっと難しいと感じるのはそのためだろうか。 2001年、2010年、2061年とこのシリーズを読んだが、なぜかいつも終わりが唐突で、なんだか良くわからない終わり方に感じるのは気のせいだろうか。 全体的には面白かった。次の3001年で最後のようだが、
SFとしては地味。宇宙史のような淡々とした展開に、人間ドラマと当時の最新宇宙事情(…はぁ?)を絡ませたような内容。 地味だけど、面白い。
前半ではハレー彗星をテーマとした話が展開され、必然的に今までのオデッセイシリーズで何度も登場してきたガリレオ衛星からは離れることになる。これによって若干戸惑いは感じるものの、その描画の素晴らしさには変わりがない。 後半ではエウロパに舞台が移り、その謎を少しずつ解明していくことになる。次作では全ての謎...続きを読むが明らかにされるのだろうか。話に引き込まれたままとりあえず今作は終わる。
SF。冒険。シリーズ3作目。 前作の直接の続篇ではない、とのことですが、自分はハッキリと続篇だと思って読みました。 場面が転々とし、登場人物も多いため、少し分かりにくさを感じる。 エウロパの生物の描写が一番印象的でした。 スケール感は流石。続篇が気になる終わり方。
2061年、それはハレー彗星が地球に最接近する年。医学の進歩により100歳を過ぎてなお矍鑠としたヘイウッド・フロイド博士は、ハレー彗星に着陸調査する宇宙船に賓客として招待され、未知の世界を楽しんでいた。しかし、そんな楽しい旅の途中で彼が接したのは、孫に当たるフロイド宇宙飛行士が搭乗する宇宙船が「禁断...続きを読むの星」エウロパに不時着したという知らせだった。自力でエウロパから脱出する術をもたない宇宙船を救うために、フロイド博士が採った奇策とは? あの歴史的名作「2001年宇宙の旅」、その続編「2010年宇宙の旅」に繋がる"Space Odessey"シリーズの1作。シリーズのお約束として、モノリスもボーマン船長もHAL9000もばっちり登場します。 が、これ、別に"Space Odessey"シリーズに位置付けなくとも良いのでは。 SFとしては、普通に面白いです。でも、たぶん執筆当時のクラークとしては「ハレー彗星がらみで何か書きたい」ってだけだったんじゃないかなー、という思いがちょっとします。100歳越えた高齢のフロイド博士を無理に主人公に据える理由はないし、ボーマン船長(であったもの)が登場する理由もないし・・・繰り返しになりますが、SFとしては、普通に面白いんですよ。だから、独立した作品として書けばそれで済むのになー。看板を背負わせたがために、不当に評価が下がってしまう作品だとしたら、ちょっともったいない気がします。
良かった。これこそ、クラーク作品だと思う。実はこれを読むのは2回目なんだけれど、それでも良かった。2001年宇宙の旅、2010年宇宙の旅と続いているシリーズもののような作品群なんだが、3つの中では特に2061年がよい。 クラークが好きであるところの、人類より高い知性を持った異星人がテーマとなっ...続きを読むているんだが、この高次の知性を「遥かなる地球の歌」でみられるような哲学&宗教的な「神」とするのでもないし、「宇宙のランデヴー」のように隠しきってしまうわけでもない。高次の知性を、もっと人間くさく描いているという感じだ。 高次の知性に憧れるのはよく理解できる。これを第二の神としてあがめる気持ちも理解できる。不老不死ではないけれど、未来の人類と高次の知性というのはけっこう同一視される場合が多いのだが(キングギドラがはじめて登場したときに宇宙人はガンを直す薬で人類を釣った)、未来の人類が地球ベースであるのに対し、高次に知性は常に宇宙スケールだ。 2010年で木星を爆発させて新しい太陽を作ったその後が2061年の出だしであるわけなんだが(同時にこの新しい太陽が消えるのが2061年のおわりである)、その木星に存在する生命体を描く感じはアシモフを思わせるのがユニーク。 今回の2061年で、とにかく目新しいのは、人間は死ぬがその魂は別の次元で生き続ける(こんな言葉ではないがわかりやすいように私が翻訳した)という古来から有る概念だ。この概念を用いて、人類とそれより高い知性体、低い知性体を描いている。で、私が思ったのは、これってクラーク自身じゃないかなってこと。クラーク自身が、今より1秒でも先を見たいだろうに、寿命には限界がある。だから、魂はより高いところから未来を見ているんだと信じたいってな感じかなぁ。 他にも新しいのは、愛よりも正義や真実が大事であるという概念ね。これって好きだなぁ。愛が全てと言うような映画や本は私は苦手だから。 とにかく次の「3001年宇宙の旅」が楽しみだ。
ぱらぱらとページがめくれてしまう、不思議。 2001も、2010も、2061も、 全部ちがう小説だと思えるけれど、 2001年以降は読者サービスだよね。
2001年宇宙の旅、2010年宇宙の旅につづくシリーズ3作目。前2冊はどっかにいってしまってコレだけ残ってるのはなぜだろう。正統派の宇宙モノであるが、そこはクラーク、ちょっと哲学入ってるわけで。単体で読んでもオッケーだが、やはりシリーズを通して読むのが面白い。
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2061年宇宙の旅
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