アーサー・C・クラークのレビュー一覧
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昔、映画をみた記憶はほとんどなかったけれど、読んでいくうちに思い出してきた。HALのところは結末を知っていても読むのが怖かった。絶対に味方と思っている存在が敵になったのに、冷静に対処して、最後には許せてしまうのが凄い。Posted by ブクログ
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映画を見た後に読書。
いちいち描写というか想像力が緻密で雄大でした。
テンポも良くて、この訳した方の高い文章力も相まって非常に良かったです。
ここまでのSFの展開は巨匠ならでは、と思います。
AIの反乱
地球外生命体
生命の進化の極地
どれか1つでも頭がパンクしそうなテーマを見事にまとめていたと思い...続きを読むPosted by ブクログ -
科学的な設定の作り込みは少なめで、未知の世界への探検のワクワクとハラハラがメイン。地球人よりもずっと高度な知性を持つ異星人がいるとしたら、我々に対してきっとこんなふうに無関心なんだろう。Posted by ブクログ
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2001年宇宙の旅の続編(ただし小説版ではなく映画版の設定を引き継いでいる。)
ソ連国籍のレオーノフ号に、アメリカ組のフロイドら3人がソ連宇宙飛行士たちと同乗し、2001年に乗員を失ったアメリカ船ディスカバリー号を回収することを目的に木星へ向かう。
フロイドらはディスカバリー号の回収を行いつつ、木...続きを読むPosted by ブクログ -
カレルレンが主人公って書いてあるあらすじもあったけど、個人的にはいくつかの視点で見つつも人類全体が主人公なのかなと。 人類の進化?を題材にするという読んだことないタイプのSFで、なるほどこういうのもあるのかあと思った。 ビジュアルを表現する文が多いけど、古めの訳語調なのが少し引っかかるところ。Posted by ブクログ
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初読み英SF作家アーサー.C.クラーク1952年S27刊行。
エイリアンの巨大船団が主要都市上空に現れて世界の支配を開始する。彼らの目的は?人類の未来は?
難解映画「2001年宇宙の旅」原作者だけあって、本作も理解するのになかなか難しい哲学的な作品でしたが、神がテーマなのかも。Posted by ブクログ -
面白かったけど、謎が多いまま。
2001年宇宙の旅は、原作と映画が後の方でずれたため、映画の内容に合わせて少し書き換えられている。
土星だったのが木星に。などなど。
9年前に土星(設定が今回木星へ変更)の調査に行った宇宙飛行士たちの中でボーマンだけが、星がいっぱいという言葉の後いなくなった。
今...続きを読むPosted by ブクログ -
文庫本で500ページ程度と、とても長い訳ではないが内容ら非常に濃い。主人公と小説の世界観を一緒に旅したような、感覚となった。
生きる意味、理想の追求の果てに何があるか、という哲学的な問いも考えさせられる一冊。
Posted by ブクログ -
HALの反乱みたいな話は知っていたのでそこが主眼かと思ったら全然違った。強いAIが完成したらこんな感じかな…というのも違和感なく楽しめた。
生命の在り方、人智を超えた生命、みたいなテーマもとても面白い。安っぽくない答えが素敵。
ただラストはなんか決めきれなくて難解になっちゃった感じ。読者に委ねたのか...続きを読むPosted by ブクログ -
『2001年宇宙の旅』の著者として有名なアーサー・C・クラークさんのエッセイ。少年時代からの愛読書『アスタウンディング』というSF雑誌との出会いと、如何にこの雑誌から影響を受けてきたのかを綴ったもの。所々に雑誌の表紙が掲載されており、この表紙を眺めているだけでも楽しい。この雑誌は、多くの著名なSF作...続きを読むPosted by ブクログ