アーサー・C・クラークのレビュー一覧
-
ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞/その他、燦然たる受賞歴を持つアーサー・C・クラークの傑作。西暦2130年、未知の人工物体が太陽系に進入し、宇宙船エンデヴァー号の調査隊が探索することになるが、「ラーマ」と名づけられたこの謎の宇宙船は驚異に満ちていた……。
いわゆるファーストコンタクトもので、王道...続きを読むPosted by ブクログ -
モノリスという言葉は知っていたけど、どんなものか知らず。ようやく読めた。
不可思議な物体に導かれるように宇宙の旅に。
予期せぬトラブルを乗り越えたどり着く世界。
映画と同時進行で書かれたという世界は、極上のエンタメと奥深い文学の世界が両立する域に到達。Posted by ブクログ -
圧倒的な色彩感と、神秘的で幸福と寂しさに包まれた世界観とに没頭して中々ページを捲れなかった。美術館で気付いたら2時間近く経ってた様な感覚。
古い作品ですが古くささは感じず読みやすい。SFの原典の一つ。Posted by ブクログ -
2021/1/
モノリス 真っ黒な角ばった物体
ヘイウッド・フロイド博士
ジム・フォースター 連合ニューズ
ジミトリ ロシア天文学者
ロイ・マイクルズ 惑星物理学者
ラルフ・ハルボーゼン 南部地方の行政官
・ディスカバリー号
デイビッド・ボーマン 主席キャプテン
フランク・プール
ホワイトヘッ...続きを読むPosted by ブクログ -
SF小説を初めて読んだのですが、とても考えさせられる作品だった。
進化は良いことだと思っていたが、本当に進化することが全て良いことなのか、私たちが今暮らしやすい世の中になるように進めている“進化”は私たちに楽園をもたらしてくれるのだろうか。Posted by ブクログ -
人類より遥かに進んだテクノロジーを持った宇宙人オーバーロードが地球に訪れ、人類の進むべき未来を導いていく。
地球にユートピアを築き上げたオーバーロードだったが、ラストで明かされる真の目的と人類を待ち受ける運命は…。
進化が必ずしも喜ぶべきものではない、ということなのだろうか。
Posted by ブクログ -
宇宙船が月に発射されるまでの期間を、歴史学者の視点から追っていく話。
クラークらしく、人物の所感とか動機とかの部分に重きが置かれている。ちょうおもしろかった、クラークは良いなあ〜〜〜。
基本は淡々と出来事が進んでいく。でも、ときにイベントや事件が起こる。ハッセル、ウィルクスのくだりはそれぞれ胸にく...続きを読むPosted by ブクログ -
銀河ヒッチハイクガイドと間違えてレビューしてしまった。
かなり有名なsf作品と片耳に挟み購入。さぞ未来的なものだと思ったら、舞台は人類が誕生する前のアフリカで、頭に3つほどはてなマークを浮かべながら読んでいたら今度は人語が出てきていたりと大変だったPosted by ブクログ -
読書会のために映画を再視聴し再読。
映画の描写は、今見ても、すごくしびれる。一方で、やっぱり意味のわからない、つかめない箇所もあって。ハルは、どうして反乱したのだろう?とか、ラストあたりは何を描いているのだろう?ボーマンはどうなったのだろう?といった疑問箇所は、クラークの本を読むと、そうだったのか!...続きを読むPosted by ブクログ -
少し前、IMAXシアターで4Kデジタル復元の「2001年宇宙の旅」を観てきた(70mmプリント上映は行けなかった)この映画はこれまで家で何度も観てきたけれど、巨大サイズで観てなんぼの作品なんだなぁとつくづく思い知らされた。で、小説の方は未読だったので、この機に読んでみることにした。結論から言うと、こ...続きを読むPosted by ブクログ
-
ガンダムでおなじみのスペースコロニーみたいな異星からの巨大建造物…ゆっくり読んで臨場感を堪能しました。ファーストコンタクトものですが、人類の「文化」と異星の「文明」という切り口なのかなと思います。謎は残り、続きの示唆もあり、それが再読の後押しになります。個人的には外伝で水星の人々のプロジェクトX的な...続きを読むPosted by ブクログ