アーサー・C・クラークのレビュー一覧
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円筒形の宇宙船らしき謎の物体(ラーマ)との遭遇。ラーマは一体何なのか、ラーマ人は存在するのか、その目的は...と最後までワクワクしながらよんだ。個人的には謎がすっきり解明されてほしかったが、ラーマをつくった存在は地球人に微塵も関心を持っていない、という、未知の存在の大きさに圧倒される結末も、それはそ...続きを読むPosted by ブクログ
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話の運びも細かく設計されている感じがするので、読みやすいし、起承転結もはっきりしている。個人的には『幼年期の終わり』の方が話のスケールは大きくないのかもしれないけど、イメージが大きく揺さぶられる感じがして好きだけど。Posted by ブクログ
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昔、日曜洋画劇場か何かで映画を観た本作。初めて原作を読みました。新版には本人による回想記も附録され、そちらにも書かれている通り、原作と言うよりも映画と相互に影響を与え合い作られた作品。そして、映画では表情でしか語られない(そしてHALには表情がない)内面も描かれ、多くの人を悩ましたモノリス接触後の出...続きを読むPosted by ブクログ
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オデッセイ4部作の最終作。
2001年宇宙の旅から1000年後の第4ミレニアムが始まった時代が舞台となる。2061年の最後の章が3001年となっているので、2061年の続編かとも思われるが、作者のクラーク氏としては独立した作品だということだ。
登場人物や、内容の描写に関しては、オデッセイ前3作を引...続きを読むPosted by ブクログ -
ストーリーが映画の続きだったので、ちょっと混乱しながら読み進めた。
全体的にもうちょっとすっきりしててもいいかなと思わなくもなかった。
映画も観たけど、まぁなんというか観なくても別に良かった。
2010: Odyssey Two(1982年)Posted by ブクログ -
これも、結構前に購入したのだが、なぜかそのまま積ん読になっていた。2001年宇宙の旅を読んでから10年以上経っており、内容も忘れていたので、最近また2001年を再読してから読んでみた。
続編だと聞いていたのだが、(新販)ということもあってか、色々と手直しをしたと書かれていた。旧版の方は読んだことはな...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろい。
タイトルに惹かれるて手に取っただけですが、予想の上、さらに斜め上の上を高速で軽やかに踊るストーリーでした。「人類」を進化の尺度で考えた視座に圧倒されました。
作品としては古典に入るほどの昔の作品なのに、全く設定、描写に古臭さがなく、新鮮。
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2001年はとうに過ぎたんだけど、我々は未だ宇宙へ旅する方法を見出していない。
モノリスという謎の物体によって類人猿は飛躍的に発達し、月面でのモノリスの発見、宇宙船を制御するHAL9000の反乱を経て、人類はついにモノリスの生まれ故郷土星へとたどり着く。そして人智を超えた(不条理な)技術によって、人...続きを読むPosted by ブクログ -
最後がちょっと締まりない。
それでもこれが50年以上前に書かれたものだとすると、すごい先見の明を感じる。
尚、ヴァナモンド登場の必要性がよく分からない。Posted by ブクログ -
これは凄い。
ラーマ内部を探査していく過程にワクワクが止まらない。不思議な地形や建物、機械がいろいろ出てきて、なんだこれは!?なんだこれは!?と探査していくけど、何一つ分からない。最後まで何にも分からない。分からないで終わる。センス・オブ・ワンダーがビリビリ刺激される。Posted by ブクログ -
壮大すぎてなにがなんだかわからないといったところはあるが、やはり今回もSFらしいSFで、満ち足りた読後感。
ハルとの最後のやりとりは緊張感がある、そして小さなどんでん返しもチャンドラ博士のユーモアが垣間見られて愛おしい。偏屈な人がここぞという時に見せる笑顔って恐ろしく魅力的だよなーと。
そして、ハル...続きを読むPosted by ブクログ -
月で見つかった、300万年前の知的生命体の存在の証拠
そしてその正体を掴みに行くべく始まる土星への宇宙旅行
宇宙旅行に同行するAIの反乱
AIと人間、宇宙と人間以外の知的生命体
がテーマの壮大な世界観のSF小説
想像力をかき立てるワクワクする小説だったPosted by ブクログ -
軌道エレベーターを作ろう!って話。何かでかく、バーン!!っていうのは無いけど、ゆっくり静かに話は進んでいって、堂々のフィナーレへ。それこそ意味通りの命をかけた大事業の話です。Posted by ブクログ