山本巧次のレビュー一覧

  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤
    小間物問屋の主人から、息子は本当の息子なのか
    調べてほしいという依頼をもらった主人公。
    しかしそれが、まったく違う方向へと進んでいく。

    調べてくれと言われても、親子ですよ、と
    知らない人に言われても…な江戸時代。
    現代であろうとも、証拠を出してください、と
    言いたい疑問ですから。

    でもまさかこん...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
    突如薬屋から『倅の汚名をそそいで欲しい』と言われて
    調査する事に。
    それはそれで、思わぬ方向へと事件が転がっていく。

    周囲からみて謎だらけなのは当然、な主人公は
    あちらとこちらを行き来できる家? で
    自由気ままな生活。
    これはこれで楽しそうですが、現代になれていると
    色々大変では? とか思いますが...続きを読む
  • 阪堺電車177号の追憶
    うわっ、電車がしゃべってる。「きかんしゃトーマス」みたいやなと思ったら、ずっと電車目線なわけではありませんでした。

    戦前、戦時中、戦後、バブル期を経て現代に至るまで、80年以上にわたって走り続けた路面電車177号の周辺で、本当にこんなことがあったかもしれないと思わされます。普通の人情話かと思いきや...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ
    大江戸科学捜査の第五弾。

    「ドローン江戸を翔ぶ」という副題をちらりと見て、
    これは大変なことになったとは思っていたが、
    まさか、興味が高じて鑑識担当の宇田川まで江戸に来てしまうとは予測できなかった。

    謎解きは自体は、蔵破りに軽業、小田原とからんで面白かった。

    恋のライバル、美人髪結いが登場も、...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ
    江戸時代にドローンもヤバイけど、自分以外を連れて来ちゃうという、今後絶対ヤバい展開が待ってる匂いがプンプン。
    早くどこかでばれてほしい、というもどかしさでいっぱいの今作。次が待ち遠しくて仕方ない。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ
    山本巧次 著 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう シリーズ№5「ドローン江戸を翔ぶ」、2018.10発行。江戸ではおゆうとして南町奉行所同心鵜飼伝三郎とともに女親分(十手持ち)を。現代では関口優佳として化学分析ラボ、分析オタクの宇田川聡史の助力を。今回、江戸では髪結いの美人お多津が登場、伝三郎と三角関係...続きを読む
  • 阪堺電車177号の追憶
    85年の歴史の中の連作。
    それぞれの人生がつながるので、とても面白い。
    電車のことも詳しく書いてあるので、そちらも興味深く読めました。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    八丁堀のおゆうシリーズ、4作目。

    今回は、現代で起こった贋作疑惑を江戸時代で検証することに。タイトル通り、葛飾北斎が登場するということで楽しみしかないわ、なんて思いつつ読んだ。贋作のからくりはちょっとややこしかったが、元々の設定自体好みでもあり、やはり楽しく、面白く読めた。江戸の時代で得た真相を、...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    シリーズの第四弾になるのかな(^ ^
    お馴染みのシチュエーションで、お馴染みのキャラ、
    もはや「定型化」した最後の鵜飼様のモノローグ(^ ^;
    まぁ、安心して読めるエンタメ作品でした(^ ^

    例によってミステリなので、細かいことは書けず(^ ^;
    ただちょっと今回は、ナゾが込み入っていて...
    ...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
    時間つぶしにさくっと読める本を探してて、ジャケ買い

    恋愛系?推理系?タイムトラベル系?
    といろんなことを想像しながら読んでたけど
    うまいこと三位一体の作品だった。
    終わり方もハッピーエンドって終わるわけじゃなく
    しれっと伏線を残す。
    続編があろうがなかろうが、こういう終わり方は悪くない。
    …続き?...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤
    本シリーズは、何かと”やきもき”させられるが特長である。理由は次の通り。

    ・江戸時代の事件を現代技術を使って、「こうすれば解決できるな。」と想像できるのだが、その根拠を江戸時代の人に言わずに伝えなければならないため、「ああ、そうじゃないよ~」と”やきもき”する。(例えば、指紋が一致するとは言えない...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    今回はストーリーの流れが新しかった。
    事件の起点は現代。
    歴史的有名人が出て来る。

    2018.2.21
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤
    おゆうのキャラが好きじゃなかったけど、慣れたかも。疲れてる私の脳には難しいところもあったけど、一巻より面白かった。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤
    2018年1月末現在までの刊行巻のうち直近に読んだのが本書。田舎の書店には新刊も古本も置いていなくて…順番バラバラ。
    で、本書がいちばん楽しく読めた気がする。
    明け方に目が覚めてしまったとき、いつも詠みたくなったもの。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
    冒頭、あっさりとした軽めの文章からか、ちょっとした恋愛シーンが出てきて「これは恋愛小説か」と思ったからか、期待が膨れなかった。

    風邪を引いて読める本がこの1冊しかなかったので、引き続き読み進めていくと最初の印象とは全く異なり、面白くて1日で読み終わってしまった。しかも、ミステリ満足感(トリックがよ...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    回を重ねるほどに面白みが増す。それがとても嬉しい。平凡な元OLが名探偵に変身するのだから,世の女性はぜひ読んで胸を躍らせてほしい。おススメです。
    あらすじ(背表紙より)
    新規オープンする美術館の目玉の一つ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、真...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢
    大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、3作目。

    今回は江戸の捜査が多くて、現代捜査の出番が少ないのが残念なところだが、決定的なところはちゃんと押さえてくれたので良し。今のところ、現代捜査といってもメインは指紋照合とDNA鑑定くらいなんだけど、今回のからくりはまさにそれが決めてだったかな。ミステリ...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤
    大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、2作目。

    キャラや時代設定はもちろん、ミステリ展開においても1作目からきちんと出来ていたので、2作目の今作も安心して楽しく読めた。現代の技術で得た証拠を如何に江戸の世界で証明するか、面白い趣向で楽しみながら読めマス。ご都合的な展開もあるにあるけど、江戸時代に...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    大江戸科学捜査の第四弾。

    優佳は現代の困りごとを頼まれて、年越しのお金のためにひきうける。
    でもおゆうは誰に頼まれた調べものなのか伝三郎に言えず、苦しむ。

    有名人北斎がらみで現代と江戸がリンクしていて面白かった。
    けど、おゆうと伝三郎の仲は依然進まず、
    もやもやする。
    早く何とかしてほしい…。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    2巻が売り切れって…。
    人のお勧め見てこっちでもいいかなと選んでみた。
    まだ彼とは話していないのか。
    本の最後で、続きを読みたくなる。技か。