山本巧次のレビュー一覧

  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で
    八丁堀のおゆうシリーズ、8作目。

    新型コロナ蔓延真っ只中のご時世での本作の発刊。上手く時事ごとが取り入れられていて、タイムリーな今のこの時期こそ読むべし!なストーリー展開。
    今回も科学捜査と言えば、DNA鑑定!な事件だったけれども、、、まぁ、楽しくサクサクっと読めました。それに、今回は鵜飼さんの過...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で
    コロナのオチはこの作品ならでは。

    今回は煮え切らない二人の関係が進展することはなかったけど、事件の方は結構楽しめました

    2021.12.29
    172
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で
    大江戸科学捜査の第八弾。

    東京がコロナ禍になり、江戸と行き来するおゆうは
    ひやひやすることに。
    それはそうだ。

    事件は子どものかどわかしと、
    大店の後継ぎ問題。
    もう一人のタイムトラベラー伝三郎が歯切れの悪いのは
    自分の先祖が登場したからだった。

    おゆうが持ち込んだコロナウィルスが
    ファクター...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で
    八丁堀のおゆうもあっという間に8作目。
    現代と江戸時代の二重生活を送る内容も正直マンネリ化しつつあるものの、今回はCOVID-19の感染拡大という旬な話題を取り入れ、現代が自粛生活なら江戸時代でステイホームとなかなかな設定。
    大店の跡継ぎに勾引しが絡む謎解きに、おゆうが今回も現代の科学技術に助けられ...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で
     このシリーズも巻を重ねて、ちょっとマンネリ気味かな。と思ったら、今回は今が旬(?)の新型コロナウイルスが登場してニヤリ。
     今回は江戸きっての材木商の跡目争いがテーマで、莫大な財産をめぐり何やら「犬神家の一族」みたいな展開になる。さらに町奉行所同心でおゆうの上司にあたる鵜飼伝三郎のある秘密が…
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
    これは面白い。後半ちょっと引っ張り過ぎ感はあるが、シリーズの始めなので、今後を期待させる意味でOK。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く
    大江戸科学捜査の第七弾。

    鼠小僧登場?
    歴史上の登場より早く、なぜ鼠小僧が現れたのか。
    盗まれたのや妖刀の誉れ高い(?)村正。

    現代の分析オタク、宇田川もだいぶ慣れてきたらしく、
    ドローンやトーキーをもって
    気軽に江戸の町に現われるようになってきた。
    物証を求めて天井裏をはいずりまわったり、
    ...続きを読む
  • 江戸美人捕物帳 入舟長屋のおみわ 夢の花
    前作に比べ、テンポがよく楽しく読めました。

    しかし、大家の娘だから店子のために事件に関わるのはいいのですが、このままだとシリーズのネタ切れになってしまうのではないかと心配してしまいます。

    落ちの感じまでこのままいくと、お美羽さんはだいぶ不憫な感じがします。
  • 開化鉄道探偵
    文明開化の明治12年。活発に行われている鉄道事業のトンネル開通工事で、不審な事件が多発。鉄道局の依頼で、元やり手の八丁堀の同心・草壁と、技手見習いが謎に挑む。御一新後の薩長の政権争いか?鉄道によって職を失う者達の妨害か?それとも…ホームズ・ワトソン的な2人も良かったし、時代背景が上手く活かされていた...続きを読む
  • 阪堺電車177号の追憶
    知ってる景色が出てきて、大阪弁で語られる話で、親近感があり面白かった。ひとつひとつの話が繋がっていて最後に伏線回収されて読後感最高だった。自分も撮り鉄になって阪堺電車を撮りに行きたくなってしまった。次の休みにカメラを持って行ってみよう。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く
    シリーズ7作目。今回は鼠小僧と妖刀村正を軸に話が進みます。現代に戻り歴史を調べると鼠小僧が活躍するには一年早い!おゆう自身が名前を出してしまったため通り名になってしまったけれど、果たして歴史はどうなる?宇田川が休みをとって江戸に乗り込み、バレはしないかとひやひやの江戸での現代科学捜査が展開。今回も楽...続きを読む
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く
    大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、7作目。

    貧乏長屋に投げ込まれた小判は果たして鼠小僧の仕業なのか。妖刀村正も絡み、また史実との食い違いもあって、なかなか面白い展開でした。ラボの宇田川さんはすっかり江戸の千住の先生に。活躍が目立ちますが、鵜飼さんとの三角関係が進展どころか、更にややこしくなっ...続きを読む
  • 江戸美人捕物帳 入舟長屋のおみわ
     山本巧次「入船長屋のおみわ」江戸美人捕物帳、2020.12発行。まずまずの面白さです。シリーズものと期待してますが、さて。これで終わりのような気も。
  • 早房希美の謎解き急行
    著者の鉄道物としては軽いタッチで読みやすかったです。登場人物は好感がもてる人たちで、サクサク進んでいきます。架空の私鉄が舞台ですが、駅名は本当にある地名を使用しているので、想像しやすかったです。
    最終話はとても良かったです。携帯電話等がなかった時代を思わせます。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
    続きが楽しみ。
    男性の書く女性だなーと思う。
    思考回路がオトコだなと。
    まわりの男性を無意識にランク付けしている感じが厭な、というか下品な印象。
    ま、ある意味、正直すぎる(笑)
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く
     アラサーOL、関口優佳、200年の時空を超えて、おゆうに。現代と江戸を行ったり来たりして、江戸の数々の事件を現代の情報と技術で解決。現代では化学分析オタクの宇多川聡史がサポートを。江戸では南町奉行所同心鵜飼伝三郎より十手をもらって女親分に。宇田川は何度も江戸に、伝三郎はまもなく現代に跳びそうな気が...続きを読む
  • 開化鉄道探偵
    鉄道ミステリ、それも明治を舞台にしているということで、珍しく思い衝動買いした。
    井上勝鉄道局長など、実在の人物や史実をベースにした物語で、黎明期の鉄道史を知る一助にもなった。
    ミステリとしては、自分の好きな、いわゆる本格ものではないかもしれないが、それでも多くの人物たちを登場させ、その関係性を丹念に...続きを読む
  • 留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白
    鉄道にまつわる背景のミステリーです。

    名探偵が出て犯人を追い詰める作品ではないですが、ハイジャック事件の裏に隠された真意や過程がとても丁寧な描写で、むしろ犯人に肩入れしそうな感じでした。
  • 阪堺電車177号の追憶
    阪堺電車、現役最古のモ161形177号を巡る人々との連作短編集。関西弁飛び交う人達との優しい、温かい話がいっぱい。じんわりとして、ホッコリします。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    江戸と東京の行き来で問題解決という手法だけでもおもしろいが、本作は問題の発端が斬新。宇田川も今後活躍する予感。