寺山修司のレビュー一覧
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どれもこれも名作。劇みてみたい。
台詞とナレーターで、こんなにも情景を思い浮かばせるってすごいことだと思います。
小説とも本当の劇とも違った、不思議な味のある作品。素敵。Posted by ブクログ -
この人の博識ぶりは「ポケットに名言を」で思い知らされたのだが、この本でもそれが如何なく発揮されている。
誰でも知ってる著名人を独自の機知と切り口で論じた一冊。
ユーモアがあって非常に読みやすい(政治家の評伝は少し辛かったけど・・・。政治に全く興味が無いので・・・)。
偉人とはいえ探すと結構突っ...続きを読むPosted by ブクログ -
文豪達に、「女」を通して迫る。
取り上げられている文豪を大して知らなくても非常に面白いですし、1人あたり10ページ程度と読みやすいです。
文豪達の作品に「女」が投影されている事も有るので、また作品を読み返したくなります。
0208-0211
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天才詩人中原中也と女優長谷川泰子のロマンスの...続きを読むPosted by ブクログ -
世界のありとあらゆる偉人を言葉でぶった切っていきます。ニュートン、ポー、ガンジー、ヒットラー、ランボー、空海、ダーウィン、etc・・・
特にヒットラーの記事は秀逸。Posted by ブクログ -
土の匂いのする文章・・・というと妙かもしれませんが、少し不器用な感じ、けれどその語彙の面白さ、パワーにぐいぐい惹きつけられます。とくに竹本良次の薄暗さに(笑)。本当にどこにいらっしゃるのですか。Posted by ブクログ
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ビブリア古書堂の事件手帖で扱われた作品の抜粋集。作品のいくつかはビブリア古書堂の事件手帖で扱われなければ再販すらされなかった作品もある。この巻は冒頭だけのものもあれば、丸ごと載っているのもある。ただどんな内容かを知りたいならば、いいだろう。Posted by ブクログ
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『ビブリア古書堂の事件手帖』に登場する本の原文が集められていて、いろんな本の入り口として触れるにはとても良い本でした。
普段詩を読まないので寺山修司や木津豊太郎の詩を読めたのと、意外と読まないシェイクスピアに触れられたのがよかったです。Posted by ブクログ -
定期的に読みたくなる寺山作品。厭世的で幻想的な空気が漂い、そんな世界観が好きです。戯曲なのでテンポ良くリズミカルな文体。かつて『毛皮のマリー』を美輪明宏&及川光博で観ました。美輪さんのマリーを再度観たいですが叶わないかな?Posted by ブクログ