中村航のレビュー一覧

  • デビクロくんの恋と魔法
    書店員・光には、絵本作家になりたいな、という漠とした夢があった。恋に関しては、だいたい相手から告白されて付き合うが、「やさしいんだけど……」といわれて最終的には終わってしまうパターンが続いていた。
    そんな光には、「デビル・クロース」、略して「デビクロ」という謎キャラに変身して、「デビクロ通信」なるイ...続きを読む
  • 絶対、最強の恋のうた
    友達のおすすめ本
    落ち着いた男女の若さが漂う恋愛模様が描かれており、穏やかな気持ちになれる

    普段恋愛小説を読んでいて物語中の出来事を自分事として捉えることはあまり無いのだけど、この小説のヒロインの言葉には共感という意味で何度か心をじんわりと温められた
    きっと自分の中で何かが変化してるんだろうな
    ...続きを読む
  • デビクロくんの恋と魔法
    2015年購入
    *
    久々に読んでほっこりした。ほんとに癒される世界観。
    純粋でどこか子供の恋みたいな大人の恋の話。
    すごくサクサク読めたし、確かにこんな話だったなあと思い出した。
    杏奈とソヨンがとにかく純粋で可愛い。
    そしてデビクロくんやっぱり可愛い。
  • ご本、出しときますね?
    西加奈子、朝井リョウ、長嶋有…。小説家は普段何を考え、どうやって作品を生み出しているのか。無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と作家たちが“自分のルール”を語りつくす。BSジャパンの同名番組を書籍化。

    作家が何を考えているかがうかがえて面白い。
  • ご本、出しときますね?
    これ、とても良かったです。
    私がまた読書にはまるきっかけになりました。
    いろいろな作家さんの人柄がわかり、作品に興味を持てます。
  • 広告の会社、作りました
    さらさらと読みやすく、楽しめる作品だった。

    就職して1年3ヶ月で会社が倒産、デザイナーの職探しをするが、なかなか経っても決まらない主人公の遠山健一。
    健一は、小さな広告で出会った変わり者の男 天津功明と、新しくフリーでの仕事を始めるのだが…

    指示待ちで仕事をするどこにでもいる平凡な若者の健一が、...続きを読む
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように
    ・作者は芝浦工業大学だし、自分の恋について書いたものなのかなと勝手に想像。工学部出身(豊洲キャンパス)らしい。話に出てくる「駅近くのプロント」は2022年現在まだある。

    ・会話のシーンが魅力的だと感じた。「僕らは二人とも面白がる人で、多分、世界の面白さの一部分を、積極的に担いたいと考えている。」こ...続きを読む
  • 100回泣くこと
    淡々と進む物語。飼い犬が亡くなりそうだということで会いに行かねばというところから物語は始まる。そこから彼女への想い、彼女とのこれからが描かれるわけだが、彼女には…。
    人を失う悲しさは体験した人にしか分からない。
    どうか主人公には幸せになってほしい。
  • トリガール!
    鳥人間コンテストにかける熱い想いを、この小説を通じて知ることができて嬉しかった。同じ機械工として、自分のやりたいことをとことん追い詰めている彼らが羨ましくかっこよかった。もう少し心情や機微などを精緻に書いてあったらより面白かった。
  • 絶対、最強の恋のうた
    大学生の二人が付き合いだして、お互いを知るためにコミュニケーションをはかっていく。もちろん二人だけの物語ではなくてまわりの魅力ある人々があまりにも素敵だ。他の作品にも登場する木戸さんはぜひ覚えておいてほしいが、何よりみんなの台詞が秀逸で心があたたまる。浄化されたい人は是非読んでほしい。
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように
    よくない事ではあるけれど、だからこその複雑な感情と純粋な想いが両方見えて面白いです。

    とにかく2人が幸せそうだから、こっちまで幸せになる。でも、先の不安が見えてくるあたりから、共感して一緒にしんどくなってしまいました。

    そして最後に送った純粋な願い。あの言葉が出てくるのって、とても素敵だな……と...続きを読む
  • ぐるぐるまわるすべり台
    ギターやってる人が読んだら面白いんじゃないかな

    ヘルタースケルターはビートルズの歌らしい何か特に起きるわけでもない夕日の描写が良かった
  • 注文の多い料理小説集
    美味しい食べ物が出てくる小説が大好きなので気になって読んでみました。
    こういうアンソロジーは、今まで読んでこなかった新しい作家さんを開拓するきっかけにもなっていいですよね(^^)

    7つのお話のうち、最初の2つ、柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」と伊吹有喜さんの「夏も近づく」が自分的に特に好きでした。...続きを読む
  • 奇跡
    舞台は鹿児島と福岡。

    かるかん、水ようかん的もの。水、山芋、かるかん粉
    ジャンベ、太鼓

    ソフトバンクのペタジーニは友達の親と結婚した。

    子どもは小さな希望を持って信じて、思ったことを行動している。
    若いというものはこういう物を持っている。
    衰えるとこういう物が自分の中から無くなるんだと思った。
  • リレキショ
    はじめての中村航さんの本。

    語彙が豊富で、柔らかい文章が心地よかった。

    読後は爽やかな気分になった。

    また別の本も読んでみたい。
  • 注文の多い料理小説集
    いろいろな作家さんの、しかも私の大好きな料理をテーマにした作品が、一冊で読めるのが嬉しい。

    お話として好きだったのは、夏も近づく。ほんもののご飯、って感じ。
    あと、どっしりふわふわも良かった。ラストにはびっくり。

    エルゴと不倫鮨は、お料理がとにかく美味しそうだった。豪華すぎて想像できないのも多か...続きを読む
  • 注文の多い料理小説集
    美味しいものや料理が好きなのでよかった。
    和洋折衷、スイーツも登場するが、自分が1番心惹かれたのは和食!
    心を込めた美味しい料理が作りたくなる♪

    「夏も近づく」と「どっしりふわふわ」がすごーく良かった!




    ・エルゴと不倫鮨 ★★★★
    なんか、爽快!
    子連れのボロボロのお母さんが登場した時には...続きを読む
  • ご本、出しときますね?
    作家さんの生の声というか、フィクションではない部分を知る機会ってあまりないので、こういう対談集で人となりを知るのはとても興味深い。ますます好きになったり、まだ読んだことのない作品を読みたくなったり。
    知らなかった作家さんも、まずこんな人なんだということがわかってから読んでみたい!と思うのも新鮮。
  • 注文の多い料理小説集
    短編で読みやすい。
    一話一話、質が良いなと感じた。
    一話目がお気に入り。豪快に、美味しいものを楽しむこと、こころ強くあること。
  • 100回泣くこと
    普段過ごしている生活が当たり前ではないのだと
    感じました。いなくなってから、なくしてからでしか、それを感じることは少ないのかもしれない。
    だから普段から自分の感じていることや感謝の気持ちを届け続けられる人でありたいと思いました。