注文の多い料理小説集

注文の多い料理小説集

小説の名手たちが「料理」をテーマに紡いだ
とびきり美味しいアンソロジー。

うまいものは、本気で作ってあるものだよ――
最高級の鮨&ワイン、鮪の山かけと蕗の薹の味噌汁、カリッカリに焼いたベーコンにロシア風ピクルス……
おやつに金平糖はいかがですか?
物語の扉をそっと開ければ、今まで味わった事のない世界が広がります。

「エルゴと不倫鮨」柚木麻子
「夏も近づく」伊吹有喜
「好好軒の犬」井上荒野
「色にいでにけり」坂井希久子
「味のわからない男」中村航
「福神漬」深緑野分
「どっしりふわふわ」柴田よしき

【本書登場の逸品たち】
塩むすびと冷たい緑茶
ハルピンのイチゴ水
全粒粉のカンパーニュに具を挟んだサンドイッチ
きときとの富山の海の幸・ゲンゲ汁
生クリームと栗の甘煮のパンとアイスコーヒー
食堂のカレーライスと福神漬
星屑のような白い金平糖

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注文の多い料理小説集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月31日

    食がテーマの本を読むと幸せになる気がする。
    自分の食事もとても大切に思えて、人生が豊かになる気がする。
    なので、最近は食事の本をよく手に取ってしまう。
    パン好きとしては、やはり「どっしりふわふわ」が好き。

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    Posted by ブクログ 2022年08月28日

    7人の作家が「料理」をテーマに描いた短編小説集です。今迄に他の作品を読んだことのある作家もいれば、この小説集が初めての作家もいます。読んでみたい作家の作品を、この様な作品集を読んでからと、思う人もいるかもしれません。この短編集では柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」が最初に登場します。柚木麻子さんの作品...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月04日

    好きな話ばかりだった
    料理の描写がどのお話も目の前にあるかのよう
    地元と思わせるような話もあって楽しめた

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    Posted by ブクログ 2021年08月13日

    おいしいごはんが出てくる話は面白いという法則を見つけたので、
    ぴったりのアンソロジーじゃないか!と思い手に取った。
    私の説は立証されたな、と確信を持った。
    読んでいるととにかくお腹がすく。
    前菜からデザートまで楽しめる話ばかり。
    初めて知った作者さんもいて素敵な出会いのきっかけにもなった。

    電子書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月22日

    2023/7/21

    食事を摂る人々の短編集。

    不倫やワンナイトを狙う男たちが若い女を連れてやってくるワインと寿司の店。
    そこへ赤子を抱いた女が「卒乳祝い」にひとりやってくる。
    柚木麻子「エルゴと不倫寿司」がインパクト強かった。

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    Posted by ブクログ 2023年01月31日

    どれも面白かった。
    井上荒野さんの作品は本人の短編集「小説家の一日」に入っているので既読でした。
    柚木さんと伊吹さんは短編を読むのは初めてだったのだけれど、印象が違ってそれも面白かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月11日

    美味しい食べ物が出てくる小説が大好きなので気になって読んでみました。
    こういうアンソロジーは、今まで読んでこなかった新しい作家さんを開拓するきっかけにもなっていいですよね(^^)

    7つのお話のうち、最初の2つ、柚木麻子さんの「エルゴと不倫鮨」と伊吹有喜さんの「夏も近づく」が自分的に特に好きでした。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月01日

    いろいろな作家さんの、しかも私の大好きな料理をテーマにした作品が、一冊で読めるのが嬉しい。

    お話として好きだったのは、夏も近づく。ほんもののご飯、って感じ。
    あと、どっしりふわふわも良かった。ラストにはびっくり。

    エルゴと不倫鮨は、お料理がとにかく美味しそうだった。豪華すぎて想像できないのも多か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月03日

    短編で読みやすい。
    一話一話、質が良いなと感じた。
    一話目がお気に入り。豪快に、美味しいものを楽しむこと、こころ強くあること。

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    Posted by ブクログ 2022年02月16日

    伊吹有喜「夏も近づく」と柴田よしき「どっしりふわふわ」が特にお気に入り。
    先日読んだ「坂本司リクエスト!和菓子のアンソロジー」にも柴田さんの作品が載っていてたまたま続けて読んだらシリーズものでビックリした。
    個人的には「和菓子のアンソロジー」に載っていた作品よりもこちらで読んだものの方が好きでした。

    0

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