中村航のレビュー一覧
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このコロナ禍でこの本が出た事で救われる人もいるのでは?
と思える内容だった。
会社はこうあるべき。
働くのはこうであるべきだ。
と言う常識が段々と通用しなくなってきた今、新しい会社の在り方や働き方を模索して、みんな一緒の考え方でばかり働くと言う事をしなくてもいいんだと思えて、救われる人もいればいいと...続きを読むPosted by ブクログ -
オードリーの若林さんと受賞歴のある若手作家の対談だが、本人たちの素のエピソードが面白く、作家に親近感が持てる。これを読むと、小説家という職業に就くためのレールはないのだろうと思う。小説を書くのに理論や構図の基本もあるのかもしれないが、そんなことは気にせず書いているイメージを持ってしまう。動画でもアッ...続きを読むPosted by ブクログ
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面白かった〜!これは番組観たかったな…
小説家の方々が個性的な方々で、本を読んでるのに声を出して笑ってしまった〜
「全部完璧なセンスにしてる部屋を信用しない」っていうところで凄く同意してしまった。ノイズお土産なるほどねえ(笑)
登場した方々の小説をもっと読みたくなったし、さらに紹介された本と読み...続きを読むPosted by ブクログ -
嫌だ嫌だ、病気にならないでって願いながら読んで、すごく切なかった。すごく愛と強さを感じたお話。
健やかなる時も…私もいつか愛する人ができたら一緒に読み上げたいって思った。Posted by ブクログ -
色んな本が読みたくなる1冊。
元々はテレビでやっていた、作家さんたちの対談を本にしたものだが、作家さんたちの人となりがなんとなく伝わってくるのと、こんなに身を削って小説は書かれているのかと驚いてもっと本が読みたくなる。テーマごとにおすすめの本を作家さんが紹介してくれるので、好きな作家さんがどんな本を...続きを読むPosted by ブクログ -
今巻はパレオとロックのターン。自分を覆い隠していたレオナがパレオとして好きなことできる自分に変わっていくのが良い。人から優等生として見られてたことに息苦しさを感じてたレオナがチュチュの外見に驚いても失望や過度な反応をしないというキャラクターを描く上での細やかさが嬉しい作品。
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主人公の理系大学院生という境遇が自分に近かったので、もし自分だったらという視点も持ちながら読みました。
2人の距離が近づくにつれ、純粋なのに罪深いその間柄に胸が締め付けられそうになりました。また、その純粋すぎる感情にただ身を委ねる主人公を少し羨ましくも思いました。
その瞬間の好きという感情を最大...続きを読むPosted by ブクログ -
キーワードはバタフライ効果。
つまり、一時の小さなことがめぐりめぐって、将来に大きな影響を及ぼすということ。
中学生の頃の、自分でも覚えていないような些細な言動が、相手の中あるいは互いの関係においては重要であったりする。
小道具の使い方も特徴的だ。
マリオンとか、エビとかアボカドとか。
そういう小さ...続きを読むPosted by ブクログ -
RASという今までバンドリとは全く違うアプローチと個性を持ったバンドの結成前の話。良くも悪くも異質感のあったバンドメンバー達が個性を殺さず、この世界に根を張ったように感じられるようになる作品だと思う。
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アニメのCMで気になっていたコミック版バンドリ。アニメと違う可愛らしさ
で気になってました。テンポよく、ギャグも可愛くてサクっと一巻読み終えました。
バンドリは息の長いプロジェクトなりそうですが4巻までしかないのは気になりますね。 勿体無いですよ。 -
2019/8/30
中村航さんの作品は結構呼んでるつもりですが、こういうライトな感じの話も書くんだなあという印象です。
現代を生きる女子の中学生や小学生に焦点を当てて書かれた日常を切り取ったかのような短編が収録されています。
中学生というはっきりいって結構むちゃくちゃというか訳わかんないような、でも...続きを読むPosted by ブクログ -
中村航さんの独特の言葉のセンスが隅々から漂ってくるだけで癒されました。青春と呼ばれる時間の、大人になってからは感じることのできない暖かさやむず痒さを思い返す老人たちの描写が大好きでした。祖父の言葉の重さに元気をもらって、読み終わった後にはすっきりとした気持ちになれる本でした。Posted by ブクログ