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「弟と暮らすのが夢だったの」という“姉さん”に拾われて、彼女の弟となった19歳の「僕」。新しい名前は「半沢良」。面接用に書いた「半沢良」の履歴書に、物足りなさを感じた「僕」は、真っ白な紙にもうひとつの「リレキショ」を書き上げる。免許・資格は「どこでもいける切符」。趣味・特技は「護身術」と「アイロンがけ」。無事、深夜のガソリンスタンドで働くことになった「僕」は、ある日、1通のラブレターを受け取る…。
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Posted by ブクログ
好きです、こういう小説。 唐突に始まる世界観で突き進む力強さ、そして青春の疾走感。 意思と勇気さえあれば、大抵のことはうまくいく 確かに、前に進む意思、大事です。 意思さえあれば、前であれ後ろであれ進むのだから。
とても良かった。 特別幸せな話しも読みたくなく、かといって不幸せな話しも読みたくない、今自分が望んでいたものにぴったりとハマっていた感じ。 主人公の半沢良がなぜ姉さんの弟になったのか過去に何があったのか、結局最後まで触れられることは無かったし、それを知りたいとは思うけれど、これはこれでいい気がする...続きを読む。 なんていうか…抽象画のパズルのピースを完成させたみたいな読後感? 現実味のないような話しではあるけれど、広い世界のどこかに、こんな関係の人たちがいてくれたらいいのにと思ってしまう。
日常を背景にしながら、そのリアリティーの無さ。そもそも何で主人公が姉さんに拾われ半沢良になったのか判らないし。。。でも、そんなことが気にならないほど物語に引き込まれます。 登場人物が良いですね。現実感は無いけど存在感は十分です。 なんだかでしゃばる事無く、ホワホワと暖かく柔らかく、不思議な物語でした...続きを読む。
はじめての中村航さんの本。 語彙が豊富で、柔らかい文章が心地よかった。 読後は爽やかな気分になった。 また別の本も読んでみたい。
拾われた男の子が、ガソリンスタンドで深夜バイトをしているときにラブレターをもらうお話 ストーリーはあってないような、会話の雰囲気を楽しむものなんじゃなかろうか 現代を舞台にしながら、どこかリアリティのない関係性 「現代のおとぎ話」という評価が的を射ている 主な登場人物は5人くらいでさくっと読める...続きを読む ページ数も200と少ないし厚さの割に軽いので密度の低い紙を使ってるのかな? バイトのために履歴書を書く描写から始まるが 姉さんと呼ぶ人から良という名前を指定されていることから、実の姉弟ではなくどうやらかりそめの関係なのがわかる 姉さんの家に遊びに来る山崎さん、ガソリンスタンドで手紙を渡してきた漆原さん、バイトの先輩の加藤 「大切なのは意志と勇気。それだけでね、大抵のことは上手くいくのよ」というセリフ 履歴書なんて、その人の過去が書かれてあるようで実態のないもの 半沢良が、免許「どこにでもいける切符」趣味・特技「護身術」「アイロンがけ」という認識をしてからアイロンがけや護身術を始めるように、自分の思うことをやっていいというメッセージにも思える メンテナンスした自転車を「どこにでもいける切符」と評するあたりも、ハチミツとクローバーで描かれているような青春の御本尊を感じる 休日の散策、漆原とのデートなど、若いときだからこそ感じる感性ってあるんでしょうねぇ もっと若いときに読んでいたらもっと評価が高かったかもしれない ただ、昔だったらこんな「雰囲気小説」の良さもわからなかったのでは?とも思う 本との出会いってタイミングが重要ですねぇ
心が温まる、ほっこりする本でした。文章、物語の内容、個性的な登場人物や登場人物達の会話、ひとつひとつに温めてもらいました。こんなにも優しさと暖かさで包まれてる本は珍しいと思います。
2019/8/11 中村航さんのデビュー作らしい。読んでいてとても不思議な感じ。主人公の半沢良がなんで半沢良なのかが読み進めていっても作中では一切語られないまま淡々と話が進んでいく。どうして姉と同居しているのか、途中に姉が拾ったって表現があったけど、それに関しても謎。本当に淡々と進む。 半沢がリレキ...続きを読むショを作っていくところからスタートするけど、年齢以外は分からないことが本当に多い。 バイトを始めて、突然出てくるウルシバラ。これも謎。 正直普通の人だったら、突然あんな長文のしかも自分の妄想をがっつり書かれたものを貰ったら気味悪がってしまうんじゃないかなと思うところですが、この物語の淡々とした書かれ方のせいか、特に違和感は感じないようになってると思います。 最後の方で主人公も自分は実は星川だと言い出すところもなんでという部分には触れられておらず。 ウルシバラといざご対面して夜のデートに行くのも、これから何があるんだろうというところで終わるので、想像するのは面白いと思います。
不思議な話ではあるんだけれども、スッと入ってくるこの感じが、中村航さんの作風なんだろうなと。本に出て来た人たちが、この物語の後どうなるか、想像するだけでも楽しい。
「ほのぼのとした小説」でググったら出ていたのでよむことにしました。 う~ん、ほのぼのっていう感じじゃない。 どちらかというと「淡々とした小説」なんじゃないかと思います。
結局最後まで読んで、主人公の半沢弟がなぜ自分を作り変えて暮らしているのかなどの核心には触れず、ちょっと不思議なひとたちと、交流していく話。一種独特な展開をいつもするので、今回も実際ないと思いつつ、でも楽しく読みました。だんだん半沢くんのようにウルシバラワールド、ヤマザキワールド、姉ワールドにハマっち...続きを読むゃうようです。
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