中村航のレビュー一覧

  • デビクロくんの恋と魔法
    単純な恋愛ストーリーで、展開が読めているのに、
    すごく心惹かれました。

    不器用で一生懸命な光と杏奈の関係がまたよかった。

    デビクロ通信のほのぼのとした絵と訴えかけるセリフに星5つです。
  • 星に願いを、月に祈りを
    バラバラかのように見えたお話が
    そうか、そうやって繋がっていたのか、と。
    そして、知らない土地での深夜のラジオは
    なんてミステリアスで魅力的なんだろう。
    それがましてや星の話だなんて。

    星を見上げた日には、きっとまたこの本を読みたくなる。
    あたたかくて、切ない。
    でも、最後に読んでよかったと思える...続きを読む
  • 星に願いを、月に祈りを

    恋愛×青春×ミステリー

    「100回泣くこと」作者の新たなる代表作!じーんときます。優しくなれます。鳥肌が立ちます。
  • 夏休み
    朝食のシーンなど、日常の当たり前のことがとても素敵な儀式に思えてくるあたりがとても好き。毎日を大切に過ごそうって気持ちになる。

    冒頭のママの呼び方を丁寧に書いていたけど、物語とは関係ないところなんて全く気にならないくらい、この雰囲気が好き。違う本も全部読もうと思う。
  • 絶対、最強の恋のうた
    世界の三大美徳は「礼儀」「仲良し」と、あともうひとつは何なんだろ...?そんな事を考えながら成長していく大学生の青春と恋愛。凄く良いですね!
  • 100回泣くこと
    主役のカップルが理想☆
    凄く可愛いらしい2人、そして、満たされた2人。

    前半の2つの個が複数形になっていく感じが、伝わる。


    だから、余計後半が切ない。

    こんな可愛いらしい2人で寿命を全う出来るくらい生涯生きていけたら、良かったのにと思う。
  • 星に願いを、月に祈りを
    ”遠くを見るってことは、過去を見るってことだ”
    ”君はいつの日か、本当に届けたい人に、本当に届けたい思いを届けるんだ”
    これらの言葉が一番いいな~って思い、すごく心が優しくなれる作品
    ミステリーの要素もあって「!?」ってなったけどww
  • さよなら、手をつなごう
    ▼収録作品
    「幻視画(ジオラマ)」
    「インターナショナル・ウチュウ・グランプリ」
    「さよならマイルストーン」
    「女子五編――UDON KINGが採譜した五つのメロディ――」
    「さよなら、ミネオ」
    「ぱぐ ぐぐぐ」

    まぶしい季節は、確かに存在したこと。
    ずっとずっと、忘れたくない。
  • 星に願いを、月に祈りを
    4章からなるお話。語り手、主人公が章ごとに違い年齢も違う。
    星空を見上げること。冒険。過去。
    小学生には小学生の元気さがあって、中学生には中学生の熱血さがある。大人には大人の冷静さ、のようなものがある。
    そういうそれぞれの年代が醸し出す雰囲気の違いはあるんだけど、みんなに透き通った爽やかさみたいなも...続きを読む
  • 星に願いを、月に祈りを
    自分の子供や伴侶に読ませたい本。気持ちが優しくなり、世の中のよく分からないが、少しわかるようになる。
  • 奇跡
    安定の中村航品質。特に手が込んでるとかどんでん返しがあるとかいうわけでもなく、何というか先の読めてしまう展開ではあるのだけれど、それでも惹きつけられてしまうのは、やっぱりリズム感というか、会話のテンポというか、そういうのが心地いいからなんだろうな、と思う。耳がいいんだろうなあ。ミュージシャンだからな...続きを読む
  • 奇跡
    福岡と鹿児島に離れて暮らすことになってしまった兄弟の物語。
    九州新幹線さくらとつばめがすれ違うときに起きるという奇跡で、兄弟が再び一緒に暮らせることを願う。

    主人公やその友達が走っているところに小学生らしい元気さや前向きさが感じられる。
    また一緒に暮らしたいという奇跡を願いに行く過程でおきる奇跡。...続きを読む
  • さよなら、手をつなごう
    中村航さんらしい、ホンワカする短編が集まっています。
    基本的に過去に出たものを集めているので連携はないのですが、なぜか一連性を感じさせるところがあります。

    恋愛ものというカテゴリになるのかもしれないけれど、そこまで恋愛話に偏る事もなく、学園ものほど熱くもなく、自分の過去の体験と照らし合わせて捉えて...続きを読む
  • ぐるぐるまわるすべり台
    再読
    中村航の作品ではおそらく異色な作品、そしてぼくが一番好きな作品。

    ぼくは、この本を読んでから仕事を始めることがある。
    生涯45万個の目玉を作れるように。
  • ぐるぐるまわるすべり台
    理系の作者らしい蘊蓄がたまらなく好きでした。アルバイト先の塾の生徒のヨシモクと主人公とのほのぼのとしたやりとりがかわいらしくて好きな小説です。
  • 夏休み
    出てくる人がみんないい人。そしてみんな「重要な登場人物」水出しコーヒーや、ほんとにおいしいお茶が飲みたくなる1冊。
  • 夏休み
    この人の本は前から気になっていたのだけれど、財布に余裕のなかった2004年にはなかなか手が出なかった。
    2004年暮れ、やっと購入。

    妻の友人の夫であり、主人公の「義理の友達」という不思議な関係である吉田君が、突然置手紙を残して家出した。
    それをきっかけに始まる、2組の夫婦の不思議な旅と夏休み。
    ...続きを読む
  • 100年後も読まれる名作(1) ふしぎの国のアリス
    苦手意識の強いこの作品を理解しようと思い購入しました。
    アリスの描写が可愛い。字が大き過ぎて読むのが大変でしたが、字を覚えたての子どもには良い本だと思います。
  • 広告の会社、作りました
    なんとも切ない始まりから
    あれよアレよと言う間に
    とんでもない事になって行って
    この先も面白そうですね
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように
    人妻研究員との許されぬ恋。
    でも描写はずっと明るいし、楽しい。
    だから余計に切ない、と思っていた。
    ラストがよく理解出来なかったのが残念。