中村航のレビュー一覧
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作家さんの生の声というか、フィクションではない部分を知る機会ってあまりないので、こういう対談集で人となりを知るのはとても興味深い。ますます好きになったり、まだ読んだことのない作品を読みたくなったり。
知らなかった作家さんも、まずこんな人なんだということがわかってから読んでみたい!と思うのも新鮮。Posted by ブクログ -
普段過ごしている生活が当たり前ではないのだと
感じました。いなくなってから、なくしてからでしか、それを感じることは少ないのかもしれない。
だから普段から自分の感じていることや感謝の気持ちを届け続けられる人でありたいと思いました。Posted by ブクログ -
最近よく中村航さんの本を読んでる!
今回の本もすごく良かった☺︎
“仕事は愉快に、上機嫌に”
というフレーズ!!!
私の心にすごく響いた。
人生何があるか分からないけれど
やりたいこと、やりたいようにやるって
大事だなって思った☆Posted by ブクログ -
伊吹有喜「夏も近づく」と柴田よしき「どっしりふわふわ」が特にお気に入り。
先日読んだ「坂本司リクエスト!和菓子のアンソロジー」にも柴田さんの作品が載っていてたまたま続けて読んだらシリーズものでビックリした。
個人的には「和菓子のアンソロジー」に載っていた作品よりもこちらで読んだものの方が好きでした。Posted by ブクログ -
バカやってばかりの中学生の頃の出来事や思い出を大切な宝物のようにしまって成長した男女のなんだか読んでいるこっちが影響されて幸せな気分になっちゃうくらいのいい話でした。
自分と同じ名字ということもあって、石井さん、という女の子がとてもとてもいいコでスゴク嬉しかったナ。こういう彼女の独特のふんわりと...続きを読むPosted by ブクログ -
読んだことがない作家さんに出会えるのもアンソロジーの良いところだけど、やっぱり好みじゃない作品も入ってるので大切な一冊ということにはならないなぁ。好好軒の海里ちゃんはあちらにいる鬼の海里ちゃんなの?Posted by ブクログ
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小説家ってぶっ飛んでる!と思ったり、意外と庶民的、と思ったり。なかなか知ることのできない彼らの本音やキャラクターを垣間見れてうれしい。
対談形式なので、すらすら読めた。Posted by ブクログ -
7編の小説それぞれが、コース料理のように全て違うテイストで、食べ飽きない一冊。
痛快だったり、爽やかで愛しかったり、ゾッとしたり、応援したくなったり、背筋が凍ったり、夢現の心地だったり、未来を展望したり。
どのお話も、その後が気になるところ。
個人的に1番賢治イズムを感じたのは「福神漬」かな。お気に...続きを読むPosted by ブクログ -
その人特有の変な癖や、趣味趣向×本
という、私の好きなものが詰まってた。
おもしろくない訳がないじゃないか!
好きな作家さんもで出て、その人となりが知れたのが興味深かった。
尾崎世界観×光浦靖子の歪んでるけど、
優しくて、不完全な感じがよき。
あぁ、もっと力を抜いていいんだなーPosted by ブクログ -
『もの食う話』(文藝春秋編)、『忘れない味』(平松洋子編、講談社)も良かったけど、このアンソロジーもたまらんなぁ。
『注文の多い料理小説集』文春文庫
新作『らんたん』が気になっている柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』は意識高い系創作鮨屋で繰り広げられる蘊蓄会話劇に真の酒呑みの子連れママの堂にいった痛飲...続きを読むPosted by ブクログ -
サクサク読めて元気になれるお話。悩んでいるよりも前進あるのみ。結果は後からついてくるし、悔いのないお仕事をすることで自分が前に進めるのならそれでいいと腹をくくったところがとてもよかった。愉快にお仕事ができる仲間に巡りあえたことが主人公の大きな転機だったのだろう。ラーメン屋さんになった社長さんもとても...続きを読むPosted by ブクログ
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好きになるってコントロールできないもんだよぉ
好きになっちゃったら好きになったでいいんだよぉ
ユーモアある会話(月!雪!寿司!とか)で2人だけの世界観が感じ取れて可愛いなあって吸い込まれちゃったわPosted by ブクログ -
【読んだきっかけ】
河邊徹さんのおすすめ本。
中村航さんの文庫から何か読んでみたかったけどたくさんあって悩んでいて、小説としてはこれが最初の1冊でした。
【心に残った要素】
間違えてしまったかもしれないけれど、これはこれで良かったんだ、とその選択を肯定できるかどうか。
▶正しさと間違いは、シーソ...続きを読むPosted by ブクログ -
「道に危険な物が落ちていないことを知っているから、安心して裸足で歩くことが出来る。」 そんな感じの本だと思います。
作品に出てくる登場人物や場面が必要最低限に抑えられているので、中身の密度が濃くなり、物語が頭にスルスルと入ってきます。
甘めの恋愛小説を読みたい方には特にオススメしたいです。 かなり読...続きを読むPosted by ブクログ -
心が温まる、ほっこりする本でした。文章、物語の内容、個性的な登場人物や登場人物達の会話、ひとつひとつに温めてもらいました。こんなにも優しさと暖かさで包まれてる本は珍しいと思います。Posted by ブクログ
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作家さんの内面を知る事ができて面白いし、読んでみようとなる。
「この人こんな考え方なんだ」「こんな思いで本を書いてるんだ」とか…
作家さんによって考え方が違うのもとても面白い。
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流れに流されフリーランスのデザイナーになった健一と、彼を雇うではなく、相棒として迎えた天津の物語。
健一は会社員になって守ってもらいたかった。が、それは守ってもらうのではなく、ただ流されて、思考を放棄していただけだったのかもしれない。
自分の仕事がどこに流れ着くのか。そこにどんな思いを乗せて、欲し...続きを読むPosted by ブクログ