童門冬二のレビュー一覧
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高杉晋作に嵌っていたとき最初に読んだ本。
博文の晋作に対する感情がえらく複雑で面白かった。
人物像が作家さんによって大分イメージが変わりますね。Posted by ブクログ -
吉田先生の一生が読みたくて読んだ本。
文章は非常に読みやすかったけど、時間軸がちょこちょこぶれるから時々「ん?」ってなってしまう感じ。
でもそんなの全然気にならないぐらい夢中になって読んでしまいました。
何処に居ても自分を貫いていた、純粋な心をもっている吉田先生のことが、この本を読んで更に好きになり...続きを読むPosted by ブクログ -
これはもう、思いっきり個人的な嗜好です。
新撰組はいろいろな解釈があって、どれを読んでもおもしろい。で、いつも芹沢鴨と一緒に殺されたお梅が可哀想になる。でも幸せだったのかなぁ…Posted by ブクログ -
上杉鷹山を故ケネディアメリカ大統領が日本で最も尊敬する人物と評したことが良く分かりました。
藩の財政難を自ら率先して節約し、仕事の無かった武士には新田開発など新たな仕事を与えることによって藩に活気をもたらせました。
藩という「公」のために愛情と思いやりを抱いて藩民のため民主主義的な改革を当時行ったこ...続きを読むPosted by ブクログ -
直江スキーよ、こぞって読むがいい!! 義のために!!
っておすすめしたくなるぐらい大好きです。 主人公愛されすぎた……!!
慶次との初対面が無双であったんじゃね?って思うぐらい無双慶次っぽくて良いです。
あと無口に定評のある景勝さまが人間味溢れてて素敵。 きっとフラン●ースの犬で泣くよこの人(笑)Posted by ブクログ -
堅苦しくない文体で、登場人物が生き生きと描かれている、読みやすい歴史物。
直江兼続の清廉潔白さ(というかクソ真面目さと言うか)や、どれだけ謙信公を敬愛しているか、そして義兄弟の契りを交わした石田三成との交友関係などが見所かと。
特に戦国無双シリーズをやったことのある人にはお薦めの一冊です。Posted by ブクログ -
この小説を読んでいると、自分の住んでいる土地を大事にしなければという感情が出てくる。
己の生まれた土地を考え生きれば、過疎化等々なくなって皆、良い環境で過ごせると思う…そういう想いにさせてくれる本でした。Posted by ブクログ -
この方の文体というか、人間の描き方がものやわらかでとても好きです。選ばれてあるテーマにまず好感を持てる所為でしょうか。豊臣秀吉、徳川家康、石田三成、伊達政宗等々、多くの世に知られた戦国大名やその家臣が登場して周知の攻防を繰り広げますが、鮮烈さや躍動感よりも、主人公兼続の、ある部分素朴とも言える心理の...続きを読むPosted by ブクログ
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上杉主従萌え入門本(笑)
戦国、上杉家執政・直江兼続が主役です。
ええと…兼続と主の景勝はあれですよね?デキてるんですよね(爆)
景勝公、天然に愛の告白しすぎですから!そんなこといつも言ってると自制の利かない執政殿に襲われますってマジで!(笑)
心の底から全幅の信頼を寄せる景勝様にしばしば感動を覚え...続きを読むPosted by ブクログ -
もうすごく楽しかったです!!特にイカの塩辛(笑)wwつか三成が可愛すぎる!!!めっちゃかわいい!!!
って云うか景勝様もかわいい(爆!!いや、兼続もかわいい(ぇ)!!!かっこよかったのはお船さんだけだ(え−)!!!
つか伊達と仲良し(?)なのは新鮮でしたww
最後の田植えの場面はBU●Pの隠しトラッ...続きを読むPosted by ブクログ -
初代内閣総理大臣・伊藤博文が主人公の小説。英国密航や幕末長州の動きもわかりやすく、すんなり頭に入ってくると思います。一番面白かったのは、長州での青春時代を共に過ごした高杉晋作と井上聞多(のちの馨)との友情と、山県狂介(のちの有朋)とのライバル関係の対比でしょうか。
面白いのでどんどん読み進んでしまい...続きを読むPosted by ブクログ -
徳川吉宗・上杉鷹山・細川重賢・毛利重就・松平頼恭・前田綱紀の江戸時代の6人を、中興の祖として、その改革方法などを解説した本。いろいろタイプはあるようですが、どの人々も、コミュニケーションをとる・既成概念にとらわれない考え方を持つ・人をよく見るという部分は、突出した才能をもっていると理解できる。ちょっ...続きを読むPosted by ブクログ
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初代総理大臣と聞くと堅苦しいけど幕末時は 計算高いのになぜかみんなに好かれるどうしようもない女好き、である。いやはやおもしろいおもわず吹き出したくなる描写もあります堅苦しくないですにこにこPosted by ブクログ
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「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。為らぬは人の成さぬなりけり。」
どんなことでも強い意志をもって頑張れば成し遂げられる。
どんなことでもやってみなければわからず、できそうにないこともやり通すことで成し遂げられる。
尊敬する心の師匠「上杉鷹山」です。Posted by ブクログ -
佐久間象山がいかなる人物かが凡そ理解できた。松代藩士で、藩主真田幸貫の信認を得ていたこと、横浜村で来航したペリーを観ていること、門下の吉田松陰の黒船で密航企てに賛同したこと、海防の観点から下田ではなく横浜の開港を主張したこと、砲術の教えを江川太郎左衛門英龍とは反りが合わなかったこと、などがエピソード...続きを読むPosted by ブクログ
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財政赤字に対する藩主の政策
「質素倹約」「教育」「開墾・産物開発」など財政赤字になくてはならない政策を江戸時代の藩主らは様々な難問に対し必死に改革し、「中興の祖」として史実に残る実績を遺した、とある。現代でも是非政治家が「少子高齢化」「国民負担増が続く赤字国債」など国民が直面している課題に通用する改...続きを読むPosted by ブクログ