童門冬二のレビュー一覧
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218.9.13完了
おもしろい。読み易い。
さすが童門著。
小説ではないが、とっつきやすいく分かりやすかった。
かつて酒田にいただけに地名も背景もイメージしやすくて良かった。Posted by ブクログ -
現代のバリバリのリーダーが、当時の習慣や背景を十分理解しつつ、タイムスリップでもしたら同じような政策を考えつくかもしれないなぁと思った。しかし考えつくのと実行できるのとでは全く違うし、あの時代に生まれついた鷹山が若干十七歳でどうしてああいう考えや信念を持てたのかとても不思議だ。鷹山の行動は現代でも十...続きを読むPosted by ブクログ
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上杉鷹山、いい本だった。どの時代にも、慣習にとらわれずに、大事なことをしっかりと自分で考え、実行する人がいる。勉強になった。
何よりも大切なのは、自分を変えることだ。そして、自分を変えるときに、いちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ。そして、それは、自分がこの考えは絶対に変えられな...続きを読むPosted by ブクログ -
薦められて読んだんです。
上杉鷹山さん、知りませんでした!
これは、凄いですね。
読んでよかったです。
少し良く書かれ過ぎらしい?!のですか?
そんなん口コミもお見受けしましまが、それでも、素晴らしい人物であり、素晴らしいお話しです。満足感が高いです!
(⌒‐⌒)Posted by ブクログ -
古いしきたりに囚われてきた結果、財政難に陥った米沢藩の当主となった上杉治憲が、仲間と共に反対派勢力を始め様々な壁と向き合いながら改革を進めていく様を描いたお話。
途中、筆者による解説も少し含まれているが、そのまま現代の組織改革にも活かせる学びがたくさんあった。
その中でも一番大きいと思ったのは
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【米沢藩元藩主の上杉鷹山に関する一冊】
困窮する米沢藩を自らの手腕で復活させた上杉鷹山。一節には、故ケネディ元大統領も尊敬する日本人のひとりとして挙げていたらしい(にしても、上杉鷹山を知っているケネディ大統領もそれはそれでスゴイ。勉強したんだろうな)。
鷹山が藩主に就任する前の米沢藩は、まさに火の...続きを読むPosted by ブクログ -
上杉鷹山は本当に尊敬する。社会人になって改めて読み返してみて、凄さがわかる。大学院時代には感じなかったところが金言だったりするので、役職に応じて読み直した方がいいのかなと思ってきた。
マーカーした箇所はマイノートに記録しておこうと思う。Posted by ブクログ -
上巻から軌道に乗り始めた改革が、上手くいきつつも少しずつ綻んでいく様が、一朝一夕ではいかないということを語っていた。米沢藩と昔から続く大企業は似ている。だkら、治憲の苦悩も痛いほど伝わってくる。Posted by ブクログ
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やっぱり、有名だけどその実態を良く知らない人の伝記って、凄い興味深いですね。自分の不勉強が身に沁みてしまうってのもあるけど、それよりも、新たな人物像を知ることが出来た満足の方が高い。下巻の最大のテーマは、権力を掴んだがゆえに堕落してしまう人の性、って部分だと思うけど、身につまされるものがありますね。Posted by ブクログ
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存在は随分前から知っていたけど、敢えて手に取らずに今に至った作品。件の人物についても全く未知の状態で挑戦。まだ前半が終わっただけだけど、それでも十分示唆に富んでいて、さすが話題作だけはある、って感じ。いわゆる「経営者のイロハとしての書」的な見方をされることが多そうだけど、純粋にいち偉人の伝記小説とし...続きを読むPosted by ブクログ
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上巻にくらべやや勢いは落ちる気がしなくはないが、綻びがでてきたり展開は気になる。
最後の棒杭の商いとかいいわー。
歴史物らしくない表現が多く、よく言えばライト。悪く言えば重みがない。
けど読みやすさを考えると、これでいいんじゃないかと思える。Posted by ブクログ -
文句無しにいい。
財政を立て直した偉人。為せば成るの人。
程度の認識だったが、一新された。
愛かよ…。
文章も現代風で歴史物の読みにくさは無い。
とった手法はビジネスにも通じるところがある。
登場人物と時代を変えれば面白いビジネス小説になる。Posted by ブクログ -
酒井執行役員常務お勧めの本
小説「上杉鷹山」をエピソードごとに、また会社経営になぞらえてゆく内容で、大変読みやすい。
完全アウェーの中から人々の心に火種を移すことによって、民主主義の藩政を実行する姿に勇気をもらった。
このような誠実で人を動かせる人間に成りたい。Posted by ブクログ -
この作品は読んでみてすごいよかった。
経済危機にあり、崩壊していた米沢藩を蘇らせた藩主上杉鷹山の伝記です。経営だけではなく、人と付き合っていくこと自体で勉強になることが数多く描かれていました。
話も分かりやすく、現代風にいえば・・・なんて解説も随所にあたり。上下とも300ページくらいありますが、...続きを読むPosted by ブクログ -
直江兼続という人間の考え方、葛藤、盟主である上杉景勝との関係、上杉家内の対立、友情以上の結びつきを持った石田三成との関係、豊臣秀吉との心理的暗闘、上方勢と非上方勢の違い、会津30万石に減封後の国の切り盛り方法等、とにかく最初から最後まで、直江兼続という人物をよく理解できる話に満ち満ちている。
単な...続きを読むPosted by ブクログ -
良かった。江戸時代屈指の名君、上杉鷹山を描いた小説。
若干17歳にして、財政破綻しており領地返上寸前の米沢藩の藩主となった上杉治憲が、灰と化したその国を再興に導いていく話です。
治憲の考え方、物事の進め方など、著者の注釈や解説もあってビジネス書としても読める。小説に附箋つけることなんて今まであった...続きを読むPosted by ブクログ -
良かった。江戸時代屈指の名君、上杉鷹山を描いた小説。
財政破綻しており、領地返上寸前の米沢藩を、17歳で藩主となった上杉治憲がその灰と化した国を再興に導いていく話です。
治憲の考え方、物事の進め方など、著者の注釈や解説もあってビジネス書としても読める。小説に附箋つけることなんて今まであったかな。
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