童門冬二のレビュー一覧

  • 小説 上杉鷹山〈下〉
    めちゃくちゃ面白かった。久々にこんなにも面白くて為になる本を読んだ。心に刻まないとあかんなと思う事だらけだった。
    どこまでも米沢を、人を信じて愛したからこそできたこと。騙されても騙すなの精神
  • 人生を二度生きる――小説 榎本武揚
    榎本武揚の生涯川わかる内容になっています。私は勝海舟に興味がもともとありましたので、二人の共通点を、知ることになりました。それは二君につかえた点です。そのこと福沢諭吉が痛烈に批判していますね。当時の思想背景からすれば武士の世界では切腹もんでした。今の現代社会ではヘッドハンティング等の言葉でもわかる通...続きを読む
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    長年気になっていて、ようやく読むことができました。予想以上に感動的な歴史小説でした。

    財政難で今でいえば倒産寸前の米沢藩に九州の小藩から養子に来て藩主となった治憲(のちの鷹山)。わずか17歳にして、トップダウンの倹約、殖産興業の施策を打ち始めます。彼の素晴らしさは、改革は幹部のためでなく、藩の民が...続きを読む
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    600ページ超えと、文庫の中でも極厚ですが、最初から最後まで没頭して読み切りました!
    組織の改革のリーダーとしての心得を学ぶことができました。この時代にこんな人がいたとは驚きです。

    ・まずは自分を変えること
    ・リーダーの考えを末端の藩士にまで届かせること
    ・農民に目標を持たせること
    ・藩士の立場で...続きを読む
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    ・今の自分の置かれている状況に照らし合わせると
     なんとも言えず立派な名君
    ・過って改むるに憚ることなかれ
  • 小説 上杉鷹山〈下〉
     竜門冬二による「上杉鷹山」の上下巻は事実に基づく歴史小説。17歳で米沢藩主となった上杉鷹山の責任と、それに押しつぶされない鷹山の成熟した価値観、若く鋭い感性、改革の勇気、そして元来もつ人間に対する愛や人権尊重の心に感銘を受けた。熱中してあっという間にこの本を読み終えた。
     江戸時代のこれほど重要な...続きを読む
  • 小説 上杉鷹山〈下〉
    単純に読み物としても面白いし、上杉鷹山のことを心から尊敬。こうありたいと思う一方で、難しさも考えさせられる。こんな上司や友人いるだろうか?たとえ鷹山の足元に及ばなくても、そうある努力をしていきたい。下手なビジネス書や自己啓発書なんかより、ずっと為になる。
  • 全一冊 小説 吉田松陰
    同じ内容やシーンが何度も出てくるのでクドさはあるが、かなり詳細まで書かれており、時代背景も分かるので良い。

    一流は、一流から学んでいる。
    純粋な心で、素直に正しいことを吸収する。人から学ぶ意識を持つことの大切さを感じた。
    また、学ぶだけでなく実体験を混ぜながら実学を吸収することが重要。
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    多少の脚色はあるだろうが鷹山の偉業の一端が理解できた。現在では理解に易い鷹山の考えではあるが、士農工商と序列関係がはっきりしてた当時、既得権益の固まりである士の反発がどれだけあったかと思うと鷹山の方針を貫く精神の強さが素晴らしいと感じた。
    藩の窮地だからこそ、或いは他藩から来た鷹山だからこそできたの...続きを読む
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    米沢藩を舞台に、その藩政改革と財政再建を主題にした小説!
    やっぱり、Topがやると決めたことにも反乱分子は何時の時代でもいる。その反乱分子を、左遷(遠ざける)するだけで無く変えていかないと、本当の改革は実現しない。『愛』と『徳』を持って改革に取り組むからこそ成功の糸口があるのは、昔も今も変わらず大切...続きを読む
  • 全一冊 小説 直江兼続
    大河ドラマ「天地人」を中途半端に見ていただけだったので、故郷のこの武将について、これまでよく知りませんでした。本書ですっかりファンになりましたよ。上杉謙信から受け継いだ武将としての切れ味と、農業をベースにした国造り。国替えで越後から会津、そして米沢へ移っても、その姿勢は変わりませんでした。秀吉、家康...続きを読む
  • 小説 上杉鷹山〈下〉
    最後できれいにおさまらないのが、よりリアルだなと。
    人の歴史だなって感じがしました。
    治憲時代の話が長かったけど、鷹山になってからのほうがいろいろやったのかなぁって感じがしました。
    部下に裏切られたり、自殺されたり、いろいろあっても、前向いてとにかく米沢を変えていったんだなぁ。
  • 50歳からの勉強法
    原稿を口で書く、辞書を読む、三度読んで理解できないところは捨て、理解出来るところを熟読する、やりたくないことから始める、飲んだら書くな、
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    人が人を信じられることの素晴らしさ。読んでいてそういう場面に遭遇する度に涙してしまった。
    行動が早く、けれども然るべき手順を踏んで抜かりなく物事を進める。
    しかし親方は孤独だなぁ。並外れた人物、一読の価値あり。
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    会社で勧められなかったら絶対自分では手にとることのなかったジャンル。長かったけど読みやすかった。
    歴史上にこんな素敵な人物がいたとは…。感動したし、ためになった。
    固定概念を壊すこと、そのためには自分も行動に移して相手の心に訴える。人の上に立つ人はこうあってほしいと思う理想像となる人物だった。
  • [新装版]勝海舟の人生訓
    勝海舟といえば、・徳川の御家人から、幕府の要人に出世し・家茂、慶喜に仕え・にもかかわらず、坂本龍馬の師匠・江戸城無血開城を行うなどにより、大政奉還成功の立役者・明治政府でも主要人物といったことで有名である。出世したのち、大恩ある家茂るから、慶喜、そして敵方である明治天皇に仕えたことで福沢諭吉らに「二...続きを読む
  • 歴史人物に学ぶ 男の「行き方」 男の「磨き方」
    男がほれる男の「行き方」てんこ盛り集。特に目を引くのが戦国時代の武将として有名な立花宗茂。秀吉に可愛がられ、主家を抜く官位と羽柴の姓を申し受ける。が、主家の顔を立てるためその官位を拒否した。このとき彼は、若干19歳の若者であった。 関が原の合戦の折も、家康か光成かで迷う戦国大名をよそに、秀吉の恩顧に...続きを読む
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    童門さんの小説、初めて読みました。こんな感動的な小説は初めてです。目頭が熱くなること五回以上。どこまで史実で、どこまでがアレンジなのかは全く不明ですが、童門鷹山は、マネージメントとはなにかを考えさせられるという意味でビジネス書としてもお勧めです。
  • 全一冊 小説 上杉鷹山
    経営改革を進めるには、人づくりが大切で、人づくりを無視した改革は決して成功しない。そのことと同時に、客に対するサービス精神を何よりも経営の根幹に置くべきであるとも。読んで損はなし!
  • 全一冊 小説 直江兼続
    650Pの大作.上杉謙信・上杉景勝に仕えた戦国武将.まさに忠君,名参謀.組織論,参謀論としても読むことができる.40歳過ぎて,この手の歴史物がようやく楽しめるになってきた.