宮部みゆきのレビュー一覧

  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続
    ひらすらに怖かった「事始」に比べ、「事続」の本作はユーモラスというかキュートというか、ほっこりほのぼの系のお話と、あやかしと人間と、怖いのは一体どっちなんだろうと考えさせられるゾワっと怖いお話、バランスよく配置されてます。登場人物も三島屋の面々に加え、草履屋の若旦那清兵衛、おたか、いたずら三人組、「...続きを読む
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続
    今回も快く心抉られました。どうして宮部みゆきさんの小説はこんなに面白いんでしょうね?次巻も楽しみです。
  • おそろし 三島屋変調百物語事始
    素晴らしい。
    シリーズの大ファンになりました。
    季節に合わせたお菓子や客人の着物の気かたや柄などすべてが鮮明に映るようできれいだった。そしてやっぱり宮部さんの人描写、心の書き方が上手い
  • ブレイブ・ストーリー 下
    深い作品に出会えた。
    ただの冒険ファンタジーではなく、しっかりとしたテーマが私に次々に突き刺さってきた。
    (自己啓発.哲学?)

    自分の命、他人の命、自分一人の人生、多勢(他人)の人生、運命という旅をしながら成長していく主人公、自分が変わる事で周りが変わる、自分が強くなる事で周りが幸せになる。亘少年...続きを読む
  • 宮辻薬東宮
    宮部みゆきさんのはゾクゾクしたー。
    辻村深月さんのは既読だったな。
    薬丸岳さんのはページを繰る手が止まらなかった。

    東山彰良さんのは始め入りにくかったけど、話が動き始めてからはグイグイ。

    宮内悠介さんのは、面白かったけど、バトンな感じやホラー感はあんまなかったかな。
    最後、宮部さんのそことつなが...続きを読む
  • 宮部みゆき全一冊
    30周年記念超ロングインタビューから始まる。
    佐藤優との対談も非常に興味深かった。

    彼女の作品をすべて読んでいるわけではないが
    初期の頃の作品を立て続けに読んでいた
    どの作品も心につきささる内容だった

    また読みたい。
    じっくり読みたいが時間がないので
    とりあえず 作者自身が絶賛していた「火車」の...続きを読む
  • お江戸ふしぎ噺 あやし

    皇なつきはいつも絵がうまいなー

    皇なつきの作品は、中国ファンタジー物をよく読みましたが、この作品は宮部みゆきの世界を良く表現していて、もっともっと漫画化してほしいと思いました。三島屋シリーズやお初シリーズも皇なつきで漫画化してほしいです!
  • お江戸ふしぎ噺 あやし

    江戸庶民の

    江戸庶民の口伝や体験の形で語られる不思議な話。
    恐いよりは人情味が深い。どれも余韻がある短編で、最後にさらりと話と話が繋がる。
    絵の力が物言うラスト。
  • 回向院の茂七~ふしぎ江戸暦~

    続きは無いの!?!

    おもしろかった!
    絵柄だけなら選ばない作品だけど、大好きな宮部みゆきの原作って事で手に取りました。
    内容も江戸の町の雰囲気も気に入りました。
    続きがあったら読みたいなあ。
  • 宮部みゆきの江戸怪談散歩
    宮部みゆきの一つの世界である江戸の人情噺と怪談噺。その話もあることながら、本人の短編を再読して新たな感動とともに、岡本綺堂と福澤徹三の短編の怪談が楽しめて良かった本。
  • 宮部みゆき全一冊
    この本のレビューになってませんが、ご容赦を。
    宮部みゆきファンの人はタイトルだけで買っちゃいますよね!?

    この本は発行されてすぐに購入し、手を伸ばせばいつでも読める所にあったのですが、読み終わるのに2年もかかってしまいました。
    残り20ページ程の状態で半年ほど放置していたので、年内に読んでしまおう...続きを読む
  • 三島屋変調百物語 おちか編5冊合本版  『おそろし 三島屋変調百物語事始』~『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』
    単行本では代替わりした富次郎(小旦那)編の6作目が現在出ておりますが、おちか編の5作目を読了後に1度全巻通して読みたいなぁと思っていました。図書館で借りて読んでいたので文庫版をまとめて買おうと思っていましたが、何しろ分厚い!文庫でも厚い!狭い我が家の本棚には厳しい!!と悩んでいた所で電子版、しかも5...続きを読む
  • 宮部みゆき全一冊
    あまり評論とか、対談集というものは読まないけど、宮部みゆきをこれから全部読もうと決めたのでおさらいを含めて。
    でもこんなにすごい作家なんだと実感。
  • 宮部みゆき全一冊
    2018年に発表された、宮部みゆき作家生活三十周年をお祝いする、記念本、という体裁の書物、という位置づけでしょうか。

    次は、2028年に、作家生活四十周年を記念する「宮部みゆき 超一冊」みたいな書物がでることを、期待するのみですね。今、2020年ですので、あと8年のガマンですね。うう、2028年、...続きを読む
  • 宮辻薬東宮

    刀の行方

    五人の作家のリレー小説。
    それぞれの持ち味が存分に出ていて、読み応えがあります。
    こんな風な小説は時にあらぬ方向へと流れたりする事もありますが、最初と最後がきちんとつながります。
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控
    鉄がうちの飼い猫とだぶって楽しく読めた。
    きっと死んじゃうんだろうなって思いながら読んでいたから
    ラスト戻ってきてくれて良かった!
    もう20年も次作が出ていないからこれでこのシリーズはおしまいなのかな。残念!
  • SF JACK
    SF短編集。どの話も結構面白かった。おすすめ。
    宮部みゆきさんの「さよならの儀式」とか、ほろっとする。
    個人的には、完全ヴァーチャルの世界で生きる人間たちを描いた山本弘氏の「リアリストたち」が好きかな。それと独特の一人称の形式で書かれた新井素子さんの「あの懐かしい蝉の声は」も良かった。。
  • 宮部みゆき全一冊
    宮部みゆきさん、作家生活30周年おめでとうございます!
    とてもボリュームのある一冊でした。
    特にロングインタビューは読み応えがあり、宮部さんの人となりや主要作品の裏話などを知れて楽しかったです。
    あと個人的には「ENGINE」編集部の皆様へが面白かったです。
    私も運転免許を持っていないのでわかる〜!...続きを読む
  • 宮部みゆき全一冊
    どんな分厚い本になるやら?と戦々恐々としていたんだけど、薄くて助かった〜!!

    ……と、思ってワクワクと開いてみたら、字が細けぇ〜〜!!!w

    でも、読み始めたら面白すぎて、どこで休憩したらいいのかわからず、次々どんどん読み進めちゃいました!(≧▽≦)♥

    宮部みゆきファンなら、この一冊は買いです!...続きを読む
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控
    面白かった。
    三島屋シリーズの感じが好きだからこの本も好き。
    こっちは本当に幽霊が見える感じ。たまに残留思念も読み取る。

    私は、吉良が悪いと決めつけてたから討ち入りに、こういう見方もあるのかと思った。
    長屋の住人が五月蠅くもあったかいなって思った。
    名前のせいでころされた子達かわいそうすぎるな。