宮部みゆきのレビュー一覧
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1巻から読んでいますが、とても面白いと思います。「報復のムフロン」から小野さんの漫画は読んでいましたが、ストーリーと共に絵も気に入っています。この夏に映画も出るそうなので、今後の展開も楽しみです。
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あさのあつこのおいちを同時期に読んでいた。どちらも怪異系の時代もので、主人公も同じ年頃で似ているがそれぞれに作家の個性が出ている。
一番好きな話は魔境。ありがちだが最後によくつながっている。伏線回収はお見事。Posted by ブクログ -
おもしろかった〜!!
昔話を聞いているような…というような、彼らのことを覗き見ているような、江戸の芝居小屋で観ているような、内容は不気味なのに楽しい時間でした。
やむを得ない理由で罪を犯した人のために心を痛める主人公。では被害者はどうなる?加害者に同情の余地があると皆が心を痛めたら被害者は…?そこま...続きを読むPosted by ブクログ -
[1]妙に不敵で飄々とした雰囲気になったおちかはん。これが本来の姿に近いのかもしれへんなあ。
[2]チームおちかの新メンバー、お勝、青野利一郎、行念坊、いたずら三人組と新太。メンバーの増加はおちかの世界の広がりでもあり、成長でもある。青野はおちかのお相手役になるかも。清太郎には気が進まんみたいやし。...続きを読むPosted by ブクログ -
ぞわぞわするような話が続いていったあとのラストはまさに救いの話だった。
それにしても凶宅の恐ろしさよ。
でも、家守り?商人?の口ぶりからまだ縁がありそう。
これがまだ6巻も続くんです!?Posted by ブクログ -
ファンタジー要素は映画のほうが好きだった。でもストーリー展開のためのプロセスであったり歴史の部分を知ることができ、よりブレイブストーリーを楽しむことに繋がった。Posted by ブクログ
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宮部みゆき流石だなぁって思いました。句会でうまれた俳句をタイトルに短編を書くとは天晴です。この方の本の中の言葉はとても勉強になります。
とりわけ鬼籍に入るを知った次第です。俳句やってみようかな。Posted by ブクログ -
日経朝刊に連載されたもの。
新聞で読んだ筈なのに、ほぼ覚えていなかったから改めて興味深く読むことができた。
一つ一つの話も長いけれど、話の区切りが見つからず、
ついつい一気読みしてしまうので他の案件が手につかない(苦笑)。
今巻で改めて不思議に思ったことは消失と出現。
「三鬼」の正体もさることなが...続きを読むPosted by ブクログ -
第一期完結にて、 ここまでの百物語まとめが巻末に。
今回は「開けずの間」が怖かった。居座った行き逢い神が人の命と引き換え
に立ち退いたものの、話を聞いただけでお勝に白髪が出来て抜け落ちるという。
嫁入り道中の描写がとても良く「お幸せに」と祈りたくなる。
ただ、プロポーズに至るまでの行動、心境なんか...続きを読むPosted by ブクログ -
単巻でも読めるような工夫が心憎い。
他所で開かれている百物語の会に招かれるという新たな展開も登場。
3.11後に書かれたという第二話は心に響く。
第四話の傘地蔵のような話はホロリと来た。
続巻が楽しみ。Posted by ブクログ -
スリルや勢いのある怖さと違って、現代の私たちにも通じる心の闇とか縁の恐ろしさとか、そういうのが後味にあって、よけいに忘れられないってお話が、一番怖いのよ~Posted by ブクログ
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今回も色々な方が語りに来ます。13歳の女の子だったり、仕出し屋の亭主だったり、元武士だったり。
1編200P超えのお話しもありましたが、楽しく読めました。地方の農村の人々の暮らしを垣間見れた気がします。
おちかの縁談にも変化が・・・。
でもね、でもね、、、次の本のタイトルを調べようとして出版社の...続きを読むPosted by ブクログ -
前作を読む前におちかさんの旦那さんを知ってしまったので、白無垢姿の女性が表紙のこちらまで一気に読みました(泣)
人の弱さとか怖さのお話しが多いけど、『開けずの間』は珍しくお化けの怖さ。今までで一番怖かったかも?
『だんまり姫』はかわいかった。
三島屋変わり百物語シリーズの第一期が終わりました...続きを読むPosted by ブクログ -
「くりから御殿」は語り手が小さな頃に天災で幼馴染を亡くしてしまう切ないお話しでした。
「悋気持ち」とか「ねずみ祭り」とか知らない言葉や風習にも出会えました。「泣き童子」が怖かった。やっぱり怖いのは人間よね。
「魂取の池」
「くりから御殿」
「泣き童子」
「小雪舞う日の怪談語り」
「まぐる笛」...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトル通り、著者が読売新聞に書いた書評集。
小説以外にも、歴史や社会、ペット、恐竜など、まさに著者が楽しんで読んでいたのが伝わってきます。そして、軽妙かつ優しさを感じるのは、小説と同じでした。
タイトルに「2015-2019」がついているということは、何年か待てばまた続編が出る?Posted by ブクログ -
お初捕物控2作目。失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した事件の発端は、女性が持つ「迷い」嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。これらはすべて表裏一体で、だからこそ扱いが難しい。人の悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も赤裸々にして、最後には全部吸い取ってくれるような、スッキリするお話だった。猫の鉄くんが可愛くて良かっ...続きを読むPosted by ブクログ