古市憲寿のレビュー一覧
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共感できるなぁ……としみじみ思ったのがありのままの本音になる。正義をふりかざす人を好きになれないのは、全体主義のような排除の雰囲気が漂うからだ。
あと、LGBTQが叫ばれる世の中で思うのは、どんな人もいていいと思う。それは、異性を好きな人がいてもいいということだし、健常や障害関係なくクソな人間もい...続きを読むPosted by ブクログ -
古市さんは今ではコメンテーターやバラエティに引っ張りだこの社会学者だが、テレビで拝見するようになった頃、新進気鋭な社会学者として注目されていた。いつの時代もズバッと言い切ってくれて、自分では言えないことを言える人を応援したくなる。古市さんの考えを得て、自分でも言葉にしていきたい。Posted by ブクログ
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フリーターでも意外と舞台見ながら生活していけるじゃん!と思っていたけど正規と非正規の違いは年金、病気の時などの社会保障にあるんだった
あとがき、自分だったかも知れない色んな人がいるからこの本書いたって言ってて作者想像以上に繊細だった……Posted by ブクログ -
芥川賞候補作、ということで。
そうではないだろうけど結構ご本人とリンクする部分が多く感じられて、いちいち鼻につく(悪い意味では無く)
若きブルジョア層のスマートな生活感の無い日常に沿って進む安楽死制度というテーマは、割とストーリーには馴染んでいたように思うが、自分の生き死にを他人事のように捉えて...続きを読むPosted by ブクログ -
感想
福祉は自分事。日本内部を見ていては国内の福祉について議論することは難しい。福祉は平等を目指すか公正を目指すべきか。これからの課題が見える。Posted by ブクログ -
日本における、「おじさん」と「若者」のズレを書いている。今回も、おじさんへの皮肉が痛快だった。
おじさん達が若者を批判するフレーズ「選挙に行かない、覇気がない。」などは、若者達がそれなりに幸福だから当たり前だと解説する。
前作「絶望の国の幸福な若者たち」と似たような内容だったため、星3つ。Posted by ブクログ -
平成くんはその名の通り、平成生まれ。
平成が終わろうとしているとき、同棲している恋人の愛に、安楽死しようと思うと伝える。
安楽死が認められるようになり、制限はあるものの自分で死ぬ権利も持てるようになった世の中。
苦しみの中で、生を断ち切りたいと思う人がいる一方、死へと周囲からの圧で追いやられる...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなか難解で読みにくい箇所も多かった。
現代の若者は意外と幸福度が高いが、それは今の生活に満足しているということであって、社会や国、将来については不満も不安もある。
つまり、自分に近い部分では満足度が高いが、もっと大きなレベルの話になると満足度は下がるというもの。
そもそも若者論というのは、一...続きを読むPosted by ブクログ