古市憲寿のレビュー一覧

  • だから日本はズレている
    全てを同意出来る訳では無いが、納得出来る部分もある。ちゃんと過去の事実から分析もしていて否定ばかり内容では無い。
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)
    良書。日本史全体をコンパクトに見渡せる、かつ興味を引く語り口。本書を通読すると、日本史全体を視点を変えながら合計8回おさらいできます。
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)
    筆者が書く通り、「細かな出来事を捨象してでも、全貌を把握することには特有の快感」があった!
    固有名詞を出来るだけ省き俯瞰した目線で歴史を考えることで、改めてこの国の過去と現代、未来の連続性を実感。そして、自分がこれまで鵜呑みにしてきた「歴史」や「伝統」にはどんなイデオロギーが関わっているのかを、きち...続きを読む
  • 楽観論(新潮新書)
    古市君のコラムは何故か古市君の声で読んでくれているようである。
    テレビでコメントしているスピードで文字を追っている感じ。
  • 楽観論(新潮新書)
    古市さんの著書を初めて読みました。

    長岡の花火大会が長岡空襲の慰霊の祭りと言うことを初めて知りました。その背景にあるものを知ることは、批判するよりも、その背景に何があるのかが大切なのだなと感じました。

    またコロナ様式のあり方が、平安時代の貴族の生活に似ているというのが斬新でした。

    決して過激な...続きを読む
  • 楽観論(新潮新書)
    ★4.2(3.31)2021年8月発行。2018年から2020年にかけて週刊新潮に連載した「誰の味方でもありません」に後日談を掲載して書籍化したもの。社会学者だけあって、と言ってもまだ36歳だが、かつ大学の先生ではなく、作家かつタレントとして、テレビにも引っ張りだこですね。小説も含め、若い感覚でとて...続きを読む
  • アスク・ミー・ホワイ
    主役ふたりのキャラクターがとても好きで、読み進めながらこちらまでドキドキしたりもどかしくなったりと、楽しい読書体験ができました。作品全体に流れる雰囲気も素敵です。
    男性同士の恋愛を扱った作品ですが、男女のものと変わりなく描かれたそれに、時代の変化を感じられて嬉しくなりました。
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)
    流れをつかむ、暗記でない日本史……待ってました! 
    古代(まとまる)⇒中世(崩壊する)→近代(再度まとまる)

    おお~。なんと大雑把な。大雑把だからこそ、秀逸。素晴らしき鳥の目。

    少し前に、経済や家計の側面から歴史を見ていく専門書が流行りました。社会学者が語る歴史も、また違う面からのアプローチで面...続きを読む
  • 平成くん、さようなら
    フィクションかノンフィクションか分からなくなるようなリアルさだった。主人公が著者の古市さんと重なった…!私は恋人に安楽死したいって言われたら耐えられないなぁ。愛ちゃん頑張った(;_;)
  • 平成くん、さようなら
    この小説、賛否両論ある風ですが、私はかなり好きでした。
    文体が、透明感があって、静かで、日本が舞台なのに現実感がない感じが、読んでて気持ちよかった。
    普段は恋愛小説が(控えめに言っても)あまり好きじゃないですが、恋愛に乗せた、いろんな話がすごく心に刺さりました。
    このへんは、さすが社会学者、なのでし...続きを読む
  • 絶望の国の幸福な若者たち
    古市オタクとしてどうしても読みたかった本。「若者」がそもそも何なのかから考えることができた。古市節もよかった。「解毒」されましたね、はい。
  • アスク・ミー・ホワイ
    雲田はるこさんの装画も素敵だった。今までの古市さんのイメージが拭えなくてなかなか読み進められなかったー!舞台はオランダ。海外には行ったことないからいろいろ新鮮で、学べることも多かったです。
    日本とは異なることがたくさんあって、やっぱり一度でいいから海外に行きたいなぁと思わされました。個人的には出てく...続きを読む
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)
    相変わらず好き勝手言ってる感じですが若干マイルドになったような?チョコレート好き過ぎて虫歯が・・と痩せたいってのが印象に残りました笑
  • 保育園義務教育化
    タイトルと作者に惹かれて読んだ。お母さんを大切にして、少子化を何とかしましょう的な感じ。お母さんは人間だったのか…
  • アスク・ミー・ホワイ
    「勇気がある方が勝つに決まっている」
    オランダが舞台。
    BLとは知らずに読んだ。爽やかで優しくて、古市さんの文章、やはり好き。
  • だから日本はズレている
    極端なことをさらっとコメントして炎上させてしまう、そんなイメージがあった。最近よくメディアに顔を出しているが、彼の発言を聞いていると、多くのことを学び、冷静に物事を見極めた上でのコメントなのではないかと思う。同調圧力が強い世の中で、こういう切れ味鋭い視点を持てる人を大切にしなければならない。
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)
    【概要】
    タイトルや帯で分かる通り、日本史の全体を俯瞰した本。

    本書は大きく二部構成になっており、いわゆる「通史」と「テーマ史」に分かれている。

    しかし、同ジャンルの本との決定的な違いは「固有名詞が極限まで排されている」こと(更に、著者は日本史の専門家ではない)。

    【感想・レポート】
    本書の意...続きを読む
  • 楽観論(新潮新書)
    古市さんらしさ全開でおもしろかった。もちろんタイムラグはあるが、古市ワールドを楽しむには十分すぎる本。
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)
    情報量は多いが、内容は非常にシンプルにまとめられており、わかりやすい。
    歴史を流れにそって振り返る章と、テーマ別に分析している章があり、読者を飽きさせない工夫が感じられた。
    「絶対に」とは言えないが、歴史に深い教養がない人でも楽しんで読める1冊だと思う。
  • 絶望の国の幸福な若者たち
    『絶対に挫折しない日本史』で古市さんのこの本が気になったので。
    若者の思考について終始共感しました。
    最終章に言いたいことが詰め込まれていて、伝えたい熱意を感じる文章。引き込まれました。
    全部読むとタイトルの皮肉にちょっと笑ってしまう。