古市憲寿のレビュー一覧
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当方アラフォー。
TBSラジオリスナーとして聞いたことのある名前。
ワイドショー関連はノータッチ。
著作は初読。
という状態で読んで、かなりよかった。
中年になって社会の酸いも甘いも嚙み分けた段階で、歴史に興味が再度湧いてきた段階で、この本は、出会うのに最適な時期であったろう。
最近主にポッドキャス...続きを読むPosted by ブクログ -
前から「ワイドナショー」でコメンテーターとして出ている著者の発言がツボで気になってた。本屋さんでぶらぶらしてたら、目に止まり思わず購入。物事を見る角度、とらえ方や考え方とか、自分とは違っていて面白かった。Posted by ブクログ
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当時話題になっただけあり、面白かった。若者による若者論。読みやすく、仮説も興味深い。同意部分も多い。年寄りの意見を生暖かく見る姿勢も良い。
居場所や友達がいるからデモに参加する。自分とまわりさえ幸せなら幸せ。将来は考えず、とりあえず今が幸せならそれで良い。世の中で大きなことはできなくても、友達と1泊...続きを読むPosted by ブクログ -
私は死生観について他の人と話すと、たいてい噛み合わなくなるので、なるべく話さないようにしている。平成くんと愛ちゃんも、ミライが死ぬ時どうするかという事一つとっても、考えが違っていて、ピッタリくることはない。正解がない(分からない)ことなので、難しいよね。安楽死についても、様々な意見があるの分かるし、...続きを読むPosted by ブクログ
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Uber、アンダーズ東京、マークジェイコブス、フィオレンティーナのケーキ、性的な描写も出てくるものも(お金持ちではあるが)意図的に執拗に上流の平成らしい価値観を書いているように思う。リメンバーミーや君の名は。がサラッと会話の中で前提として出てくるあたりがリアリティがある。一方で安楽死が合法化された未...続きを読むPosted by ブクログ
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テレビでよくみかける古市憲寿さんが「サピエンス全史」に影響を受けて書いた、日本史全体を俯瞰的に捉えた本。日本史は好きな方ですが、全体像を分かりやすく簡潔に書いた本は珍しいなと思って読んでみました。
古墳時代をフランチャイズ経営に例えたり、のび太の日本誕生を例に土地開発と所有の流れを解説するなど、...続きを読むPosted by ブクログ -
名著を読んだ気になる一冊。
時間がないなかでも、勘所を掴んで噛み砕くことで内容を少しでも理解することは決してズルではないと思っている。
残念ながらこれを読んだうえで、原著にあたろうとは思わなかったが、意味ある読書時間になったと思う。Posted by ブクログ -
NHKの『100分de名著』の類かと思った。
確かに、10分ほどで内容が分かり面白い。 興味がわいた本も多いが、なんせ長編がほとんどなので、実際に読むかどうか・・
この本を読んで、紹介された全ての本を読んだ気になってしまう。Posted by ブクログ -
一番納得したのが、おじさんとおじいさんの定義
現状で満足して、これ以上の成長を望んでいない人が周りに沢山いるなと実感しました
読書するしないの違いかもしれません
いつまでも知的好奇心を持って吸収していきたいですねPosted by ブクログ -
安楽死が合法化された現代日本というパラレルワールドが舞台。
描写がリアルで引き込まれました。
これまで安楽死を身近に考えたことはなかったけど、平成くんや愛を通してもしもの世界を体験しました。
他人の物事について、本人の意思を尊重するというのは当たり前のことのようでありながら、死が関わるとこんなにも難...続きを読むPosted by ブクログ -
この本の最大の魅力は、世界に名著を読み込んだ第一人者との対談であるが、本当に「10分」以内で読める案内となっていることだ。
そしてこの本の最大の欠点は、この本を読んでもこれらの「名著」の何もわからないことである。Posted by ブクログ