古市憲寿のレビュー一覧
-
テレビで良くみる古市さん。でもこの人がどういう人なのか全く知らないと思い本を手に取った。
結果、とても面白かった。
この人はすごく正直な人なのだなあ。色々なことに興味を持ち、率直な感想を言うからすぐに炎上する。でも、その言っている内容も一般の人から見るとすごく当たり前のことだったりして非常に好感が持...続きを読むPosted by ブクログ -
コメンテーターしてる時の、あの怖いものなしで鋭い毒舌で切り捨てる、チョコレートだけ食べて生きてるイメージからは想像出来ないくらいに、優しくて、癒されて、でも人間の生々しさみたいなものが込められた、古市さんの繊細な部分が表された作品だった。
外国に行った事がない私には、初めて知る発見がたくさんあったの...続きを読むPosted by ブクログ -
共感することもちょくちょく。
いつもコナン見て思うことなんだけど、言い回しがいいなぁ
前にどっかで理論はすごいのに文章が壊滅的に下手な人には意味を汲み取ってわかりやすく書き換える人がついていた話を見たな
多くの物事は結論って別に1人で出す必要ないんですよね、意見を聞いて考えが変わることだってそりゃあ...続きを読むPosted by ブクログ -
予想通りに面白かった。
予想通りにテレビよりも文章のほうが
数段面白かった。納得もできた。
なんか不思議だなと思ったのは、
「はじめに」と「あとがき」に
感銘を受けてしまった点。
それにより中身の毒舌が中和されている。
これ、狙ってならば凄いな。Posted by ブクログ -
うーん、読めなかったなあ…もちろん初めから終わりまできちんと読んだのだけど、結局のところ古市さんはどういうスタンスに立っているんだろうかということが良くわからなかった。
各国各地の戦争博物館は、エンタメ性がなければ、そしてリニューアルをしなければ、来場者が見込めず、廃館となってしまい、その戦争の記憶...続きを読むPosted by ブクログ -
よく炎上している古市さんの著作なのですごく興味を持って読みました。この方は率直に思ったことを口にしてしまうだけであって、頭の中では至極まっとうなことを考えており、自分の意見や信念などもしっかりと持っている人なのだと思った。通勤で読みましたが、にやりとしてしまう内容も多く、少し前の連載をまとめたもので...続きを読むPosted by ブクログ
-
本書で指摘する「バイアス」は自分にも当てはまるところがあり、視点や視野を変えていく必要を感じた。
相手を全否定するのではなく、部分的にでも評価するところは評価する著者の姿勢に好感が持てた。Posted by ブクログ -
10年前のNHK番組『ニッポンのジレンマ』から気になっていた作者さん。とぼけた雰囲気、独特の発想・切り口で持論を述べる。自分の主観が入っているかもしれないという自覚に乏しく、正義を主張し、他人の考えを受け入れられない人は怖い…。独特の行動原理で、違う視点で話す彼の表現は面白い。Posted by ブクログ
-
大胆すぎるほど固有名詞を省いた歴史本。現代人の感覚で書いてくれている(この辺りは井沢元彦先生と通じるものを感じた)のがありがたい。
1番良かったのは今後の日本の未来にまで筆が及んでいる事。究極的にはそうなる(詳しくは本書参照)だろうから歴史本としてはある意味画期的。Posted by ブクログ -
古市さんのコメンテーターとしての脱力感に惹かれて購入しました。
コロナ禍での行動制限が、正しかったかどうか。
時代の渦中にいるものには、その判断は下せない。
バブル景気も然り。
数年後の未来に生きるものだけが、冷静に結果を判断できる。
正論だけでは、問題は解決しない。立場やひとによって、正論は変化...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙から分かるように2人の男性の、
友情とも恋愛感情ともカテゴライズするのが難しい関係性を、丁寧に描いた作品。
元有名人 × 冴えない料理人。
すごく読みやすいのに、核心をつく言葉が散りばめられていて 満足感のある作品でした。
読後感も良かったし、この物語の先 ふたりがどんな関係性を築いていくの...続きを読むPosted by ブクログ -
恥ずかしながら古市さんについて時々メディアに出ている人、程度しか知らなかった。そもそもテレビ視聴があまりないので古市さんだけを知らないわ毛ではないが、本書を通じて素晴らしいと思った。コメント内容のすべてに同意とかそういう意味でない。普段、腑に落ちない、イラっとする、様々な事象がある。わかりやすく簡潔...続きを読むPosted by ブクログ
-
著者がハワイのパールハーバーを訪れたことからこの本は始まる。
パールハーバーは、白を基調とした記念館があり、いたって爽やかで戦争の暗いイメージはあまり感じられない。それはアメリカが戦勝国で今も現在進行形で戦争をしているから。
対して日本の戦争関連の博物館では、戦争の悲惨さは目一杯伝わってきても、なぜ...続きを読むPosted by ブクログ