古市憲寿のレビュー一覧
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面白くて一気読み。対談形式でシリアスな内容を展開しているのだけれど、テンポのよいコントのよう。信頼しあっている様子が微笑ましい。介護、年金、社会保障、少子化。これを読んだら、他人事ではいられなくなる。歴史に学び、他国に学び、よりよい方に向かえるようにできることをしなくては。社会学って面白い。Posted by ブクログ
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性別とか立場とか関係なく誰かを信頼して共に歩んでいく物語
表面上はなんてことなく見えても、人って裏では凄く傷ついていると思う
SNSが発達した世の中だから簡単に誰かを言葉で攻撃することはできるけど、あの人は大丈夫だからと勝手に決めつけないで、スマホの先の人を考えられる世の中になるといいよなあ
そして...続きを読むPosted by ブクログ -
古市憲寿さんの解説が好きで手に取った本です。
読み終えて評価をみると意外にも低めで驚いてる。
日本人は無宗教者が多いと感じる一人で、私もその無宗教者である。
だからこそそこに憧れ知りたいという気持ちがいつもあります。一つの見方を知っても、数多あるその考え方をまた知りたくなり際限ないものだと感じます...続きを読むPosted by ブクログ -
いくら事実を重ねても、人は自分が信じたい情報を信じてしまう。(ファクトは感情に勝てない)
根拠がなくても、結果が伴わなくても、力強く巧みな言葉に人々は動かされてしまう。(日本に呪文使いがいないことを喜ぶ)
いちいちマナー違反に目くじらをたてないことによって、文化は国際化していく。(伝統を...続きを読むPosted by ブクログ -
社会学の見解は社会学者によっても異なる。
そのくらい範囲の広い学問。
日常をテーマにしたエッセイや物語が好きでそこに潜む日本文化やノスタルジックさに自分はいつも感動する。時代が変われば社会が変わるように世の中の風潮に適用させながら私たちは歳を取るが、一方で伝統的な文化も残り続けている。その理由は背中...続きを読むPosted by ブクログ -
平成くんを理解したい、でも納得したくない。安楽死という選択肢があるということは理解できても、やっぱり並んで歩きたいと思ってしまう。スマートスピーカーのコンセントを抜いた時の愛ちゃんの気持ちを考えると切ない。そしてセックス描写で泣いたのははじめてだった。注釈があることでよりリアルな出来事のような感じた...続きを読むPosted by ブクログ
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とても固有名詞が多くて、変にリアリティのある世界観での安楽死合法の世界線。人との関わりで自分が形成されていくんだなと感じた本でした。私個人としては、平成くんはきっと安楽死を選択するんだろうなと思った。きっとそれは愛ちゃんがスマートスピーカーのコンセントを抜いたときと平成くんが安楽死を選択したのが同じ...続きを読むPosted by ブクログ
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久しぶりに大当たりを引いた。
安楽死というテーマが世の中の議題にあがり、肯定派の意見を聞く度に不安になってたことがドンピシャで描かれていたり、死にたいと言われたときに感じたモヤモヤした気持ちとかが作中にも出てきたから色々と重なって感情移入がしやすかった。
死にたい人と死にかけの猫とどちらにも(死んで...続きを読むPosted by ブクログ -
古市さんの出演をきっかけに情報番組を録画し、観ることが多いです。古市さんの話す内容や意見は私にはちょうど良いです。少し早口な所も良いです。
そんな私にとって、この本も ちょうど良い本でした。Posted by ブクログ -
めちゃくちゃすきな小説でした!!
もうだいすき〜〜港くんとヤマトがひらいたお店ぜったい行きたいいいいしかも最後の終わり方めちゃくちゃいいんだけど!!すき!Posted by ブクログ -
日本史の学習に"革命"を起こす良書!
・歴史に興味がない理系人
・歴史の暗記に苦しんだ文系人
など、、、ちょっと歴史が苦手な人が一定数いると思います。
そこで"歴史嫌い"を払拭できるかもしれない本だと思いました。概要を掴む、教養として学びたい、そんな方におすすめです。Posted by ブクログ -
平成くんの、どこまでも論理的で聡明なのに垣間見える人間らしさとか不器用なところがすごくもどかしいと同時に愛おしかった
人は図らずも、誰かが生きていた記憶を背負ってしまうことがある。本当にそうだと思った
そして安楽死については、少しでも華のあるうちに穏やかに逝きたいという気持ちはすごく分かるけれどそれ...続きを読むPosted by ブクログ -
炎上する人は頭が良いから、物事を多方面から評価することができるのか、と納得した。
炎上させるかは別にしていろいろな視点を持っていきたい。Posted by ブクログ -
大きな波があるわけではないけれど、雰囲気がとても好きだなぁと。ああ、尊い。
ゆったりと進んでいくふたりの押し付け合っていない愛が私は好きだなぁと思った。その気持ちが自分を変化させてくれたのかな。そうだといいな。
恋愛だけでなく、ひとに対する想いをこんなふうに考えられるのは素敵。こんなふうにひとと接...続きを読むPosted by ブクログ