古市憲寿のレビュー一覧

  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    世の中には理不尽なこと、解決すべき問題があまりにもたくさんある。
    この本に出てくる8人➕乙武さんは、それを重々承知の上で尚『自分には何ができるか?』を日々考え、模索しているのだろう。
    まずは現実を知ること。その上で社会の一員として何ができるのか?そんな事を考えさせられた。
  • 誰も戦争を教えられない
    読みやすかった。脚注も面白かったし、なんだかライトノベル読んでる気分だった。
    戦争を真面目にとらえねば!って言う人にはバシバシ叩かれるだろうなー。てかこの人叩かれまくってるだろうなー。
    でも若くて戦争を知りたい人にはいいと思う。
    少なくとも私には価値のある本です。終戦記念日前に読めてよかった。

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  • 僕たちの前途
    絶望の国の幸福な若者たちに続いて読みました。前著に比べて、格段に読みやすく感じました。一年ぐらいしか出たのは違わないのに不思議でした。
    もうこの本から、テレビで見る古市さんのキャラが確定しています。
    ただほんを読むと、ルポをやったり脚注を読むといろいろな資料にきちんと当たっていることが分かります。
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  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    小室さんの夫の家事を見守るくだりとか、堀潤の退職話とか面白くてニヤけたwチェルノブイリ観光の話はなかなか衝撃。知らなかった。

    対談という形でゲストの話がメインだけど、乙武さんのまとめ方や話の持っていき方、切り込み方や引き出し方など対話力が上手いって思った。

    いろんな視点を見ることができて良かった...続きを読む
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    様々な分野で草の根運動を展開している人との対談。
    すごいなあとは思うけど、全部に共感できるわけではない。
    でも、それでいいんだ、ということをこの本は教えてくれた。
    相手を、別の考えを理解する。共感しなくていい。これが大事で、最も大切で、忘れられがち。
    触発された。
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    共感しないけど、理解し尊重する。というスタンスを私も是非身につけたい。

    世の中の不満足に対して、文句を言うだけではなく、他人任せではなく、出来ることを実行している人たちとその発想を分かりやすく紹介。
    どれも掘り下げて調べてみたいと思う内容。
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~
    親の介護、という問題は親が元気なうちは実感がわかない。
    私もまだ親は介護の必要もないから、実感がない。でも、近い将来にそれは起こってくる。その時に娘である私はどうすればよいのか。
    それを考えることは、自身の仕事、結婚、育児、つまり自分自身の将来としっかりと向き合うこととイコールだった。
    これまでの安...続きを読む
  • 社会の抜け道
    84年生まれゆとり世代代表(?)と75年生まれ就職氷河期世代の、新旧社会学者の対談集。

    消費社会のありかた、農業やデモ活動の理想(日本のデモは礼儀正しいらしい)、保育園と女性の就労問題、食料危機と住民運動などなど。幅広く論じていくおもしろい逸書。

    シングルファーザー経験もあり食通でもある國分功一...続きを読む
  • 社会の抜け道
    第二章 「暮らしの実験室」の幸福論…の「契約派」と「農場派」の分裂から見えてくるもの、組織は必ず分裂するという新左翼運動の轍、「ダウンシフター」か「静かなる異端者」か、フーコーの権力批判と「新自由主義」…が特にお気に入り‼︎

    見田宗介さんと大澤真幸さんの対談集『二千年紀の社会と思想』を読みはじめた...続きを読む
  • 僕たちの前途
    内容紹介
    上場はしない。
    社員は三人から増やさない。
    社員全員が同じマンションの別の部屋に住む。
    お互いがそれぞれの家の鍵を持ち合っている。
    誰かが死んだ時点で会社は解散する。

    僕は今、そんな会社で働いている。
    社長は「会社」というよりも「ファミリー」という言葉を好む。
    社長と言っても今27歳であ...続きを読む
  • 僕たちの前途
    初めて読んだ古市さんの本。

    若者の「起業」に対する考え方が、日本の高度成長期あたりからの経済変動をベースに独自の視点で考察されていて、興味深い内容だった。

    正直、最近の若者ってそんな感じなんだと。ちょうど、最近話題のマイルドヤンキーが頭によぎった。
  • 社会の抜け道
    多様な領域へのたくさんの情報がちりばめられている、かつ読みやすくまとまった対談。これを足掛かりにして、注釈に書かれている文献に手を出すとかなり深められるのかと思う
  • だから日本はズレている
    面白かった!一見、新書のレビューにはそぐわないようだけど言葉の通り(^^)
    社会は急には変わらない。だけど、個人は変えられる。変わることができる!
    小さな変革が大きな革命につながる!
    と、いう事でしょうか。

    締めの日本の未来予想図も面白かったです!
    いい本だったと思います(^^)

    2020.22...続きを読む
  • 社会の抜け道
    対談形式なので読みやすい。もっと雑然とした内容かと思っていたがそうではなく、しっかりまとまっているのは構成が速水健朗さんだからか。IKEAやコストコに行ってみたことで消費論について語ったり、これからの農業について、コミュニティについて語ったり、食や保育、政治参加にまで話が及ぶ。こうして読むと哲学とい...続きを読む
  • 社会の抜け道
    対談形式なので読みやすい

    注釈で紹介されている本のなかに興味深いものが多々あったので、それらも合わせて読んでみたいと思った
  • 社会の抜け道
    対話形式ですらすら読めるが頭に残りにくいため、☆四つ。ただ情報量はものすごく、改めてこの二人は本当にすごいと感じた。少しは紹介された興味ある文献に当たってみたい。
  • 社会の抜け道
    古市 社員旅行に参加する年配社員の意識も変わってきているんだと思います。苦手な社員に酒を強要したりする昭和的圧力は駆逐されつつあります。小説家の朝井リョウさんは、社員旅行先でずっと小説を書いていたらしいです。だったら、行かなきゃいいと思うんだけど(笑)
  • 僕たちの前途
    著者が出会った働き方とそこから感じたこれからの新しい働き方の本だ。

    最初読むのをやめようかと思ったが、大切なのはこれからの世の中を考えても、新しい働き方が普通になる世の中がやってくるということを想定しながら働くことではないか。
    今の豊かさをこれからも、というのならという私なりの注釈付きで。
  • 社会の抜け道
    今の閉塞感ムンムンの世の中がガラッと変わるような大革命。そんなのはいろいろ大変だろうから、いろんなところからちょっとずつポジティブに変わっていけばいい。そんな良いところを草の根的に探して語ってる本に思えた。これは面白い。
  • 遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか?
    ○中澤氏と古市氏の共作。
    ○身近な商品を例に、ビジネスとは違った観点から、消費者の行動を分析した、社会学に関する著作。
    ○表現が分かりやすい一方で、緻密な分析で時代を捉えている印象。