井伏鱒二のレビュー一覧

  • ドリトル先生航海記
    動物の言葉を理解し、動物たちと人々を助ける心優しいドリトル先生の物語を読み、久しぶりにザ・ファンタジーを読んだ!と感じた。犬の証言から裁判で勝利を掴み、牛と会話し闘牛で見事な振る舞いを見せ、かわいそうな牛たちを救いだす。漂流した島では島民同士の戦いを治め王様になり、最後は大カタツムリの殻の中に入り帰...続きを読む
  • 駅前旅館
    今は少し懐かしいものとなってしまった駅前旅館。私たちの世代からすると、古き良き時代の旅館、というイメージです。
    そんな上野駅ちかくの旅館の番頭がこの物語の語り部。

    この主人公の番頭、めちゃくちゃ女たらしの助平みたいな行動ばかりしていながら、じつはちょっと肝心なところでヘタレ。でもそのキャラがいい。...続きを読む
  • ドリトル先生アフリカゆき
    ドリトル先生シリーズの第1巻。おもしろーい!続きが読みたくなる。子どもの頃に読んでいたなら、もっと動物大好きになっていただろうな。やさしいドリトル先生に、かしこく勇敢な動物たち!
  • ドリトル先生の楽しい家
    ドリトル先生の短編集。
    ロフティングの妻の妹のオルガが短い説明を加えたとのこと。

    船乗り犬
    ぶち
    犬の救急車
    カンムリサケドリ
    あおむねつばめ
    虫ものがたり
    をはじめ、人間の話題も2つ。

    最後をかざるのに相応しい。
  • ドリトル先生の動物園
    オウムのポリネシアに何を書こうか相談するトミー。
    肉を買ってきてと頼むアヒルのダブダブ。
    犬のジップの道案内。
    ネコ肉屋のマシューマグ。
    食べ物の詩を暗唱する豚のガブガブ。

    新しい動物園が始まります。
  • ドリトル先生と緑のカナリア
    ロフティングの亡くなった後、妻の妹のオルガが遺稿を整理した作品。厳密には著作者は二人。

    ドリトル先生のキャラバンで活躍した緑のカナリアのおいたち物語。
    行方不明の原稿を求めてというくだりも素敵。
  • ドリトル先生航海記
    肉屋のマシューに紹介されて助手になるトミースタビンズ。

    航海してたどり着いたところで王様になるドリトル先生。

    世捨て人のような性格でも違う世界では役に立つという話のようにも読めた。
  • ドリトル先生のサーカス
    最初にアフリカに行ってからの続き。

    ネコ肉屋のマシューマグと一緒にサーカスに参加。

    動物の言葉が話せるドリトル先生。
    一番楽な仕事はサーカス。

    自在に動物たちに活躍してもらえる。
  • ドリトル先生のキャラバン
    サーカスの続きでキャラバンで生活をする。
    緑のカナリアと出会う。ピピネラ。

    ロンドン興行とサーカズの店じまい。
  • ドリトル先生月へゆく
    月の世界に辿り着くドリトル先生。
    月の巨人の謎。
    先に地球に送り返されるトミー。
    不思議な話は終わりがない。
  • ドリトル先生の郵便局
    西アフリカでの郵便局。
    燕などの鳥による郵便。

    ドロンコという亀からの手紙。
    秘密の湖へと繫がる。
  • ドリトル先生と月からの使い
    月から来た蛾。
    蛾がもってきた不思議な花。
    月のツリガネソウ。

    月からの狼煙。
    いよいよ月へ。
  • 井伏鱒二全詩集
    無骨で老獪な小説の印象の強い井伏鱒二の詩集はどのようなものかしら、と手にした。
    無知で恥ずかしいが、あまりにも有名な「サヨナラダケガ人生ダ」の「勧酒」は井伏の訳だったか。
    吐き出されるように書かれた詩は情緒的ではないが、不思議と「詩的」である。
  • 厄除け詩集
    漢詩の訳などが半分くらいなのですが、とても独特な訳ですごく面白いです。
    もちろん井伏鱒二さん自身の書かれた詩も味わい深いものでした。
    個人的には佃煮の魚の詩が好きです。
  • ドリトル先生のサーカス
    ドリトル先生シリーズの第4作目。サーカスに動物たちと一緒に入団したドリトル先生。サーカスの動物たちのおかれているひどい環境に憤りを感じながら、オットセイのソフィーの脱出に尽力するドリトル先生とその仲間達の冒険。そして、サーカス団に戻り、サーカスを立て直すドリトル先生のお話。
  • 夜ふけと梅の花 山椒魚
    この本に収録されている作品のほとんどの主人公が今ならばニートと揶揄されてもしょうがないような駄目人間で愛おしい。それだからこそそんな中にぽつんとある文学的な青春風景を描いた「休憩時間」や脱力系のオチが待っている「うちあわせ」が引き立つ。語彙や言い回しは流石に古くささを感じるけど文体としてはいまでも十...続きを読む
  • ドリトル先生の郵便局
    ドリトル先生シリーズの第3作目。アフリカ人の女性を助けたことが縁で、ファンティボ王国に行くことになったドリトル先生。お供は、シリーズでお馴染みのいつもの動物たち。
    ファンティボ王国のココ王に請われて郵便制度を作ることになったドリトル先生。ドリトル先生が考え出したのは、世界中の鳥たちがの協力を得て、鳥...続きを読む
  • ドリトル先生航海記
    ドリトル先生シリーズの第2作目。ドリトル先生の助手となったトミー・スタビンズ少年が語り部となって、物語は展開していく。 新たな登場人物も加わり、さらに冒険は始まる。
    作者ヒュー・ロフティング自身による挿絵も、非常に精巧で良い味を出している。もちろん、井伏鱒二による日本語訳も素晴らしい!
  • ドリトル先生アフリカゆき
    子供の頃に気になりながらも、結局、大人になった今まで読まずに過ごしてきた本、それがドリトル先生シリーズでした。
    このたび、何の弾みか、きっかけか、ふとそのことを思い出し、気になり、「ドリトル先生ものがたり」全13冊セットを購入。楽しみながら、ゆっくり読んでいます。
    まずは、シリーズ最初の「ドリトル先...続きを読む
  • ドリトル先生航海記
    例え子供向けであっても、いいお話しは大人なって読んでも十分に楽しめる。もちろん歳をとった分知識が増え、いろんなことを考えるようになって、ドリトル先生の行動すべてを無条件に肯定はできないけれど、それでもやっぱりワクワクと呼んでしまう。