井伏鱒二のレビュー一覧
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亀の想い出話はすごく鮮明で、でももうこの地上のどこにもない風景や国や人の話なのだと思うと、鼻の奥がつんとする。Posted by ブクログ
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昨日の夜読んでいたらおもしろくてしかたなくて夜更かししてしまった。スタビンズ君の視点になってあどけない、おもしろいことに満ちた世界をはらはらしながら旅することができる。彼のドリトル先生への信頼や航海への憧れがわがもののように感じられる。井伏鱒二の、ユーモアに満ちておだやかな素敵な訳にも脱帽。Posted by ブクログ
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ドリトル先生シリーズの中でも、特に好きな月3部作。虫の言葉の研究に行き詰っているドリトル先生のところに、ある夜家ほどの大きさもある蛾がやってきます。(正直なところ私が蛾が大の苦手です)Posted by ブクログ
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これで幼少時代育ったようなものなので。大好きとかそんなレベルでは語れないくらい大切な本。全巻13巻ですが、一番有名なこの巻を載せてみた。Posted by ブクログ
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子どもの頃から知っているのに興味が持てなくて読めなかった名作、読んでみたら存外面白くてスラスラ読めた!
さすが長らく児童文学として名を馳せるだけあるなぁ。
ドリトル先生は元々人間の医者で、途中から動物のお医者さんになったとのこと。
全然知らなかった…。
しかも動物と会話ができる!?
面白い予感しか...続きを読むPosted by ブクログ -
知人の推薦で手に取ってみた。骨董に魅了された人々のドタバタ感が生き生きとユーモアたっぷりに描かれている。主人公が料亭経営にのりだした後に、狡猾な女性が登場してからますます面白くなる。実在の人物をモデルにしているが、主人公の性格がどこか自分と似ているような気がしてならない。Posted by ブクログ
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「さざなみ軍記」は読んでいる時はなんだかやけに淡々とした話が続くなあ、と言う感覚だったのだけど、解説を読んで足かけ9年かけて少しづつ発表して主人公の成長を描こうとした作品だったと知ってなるほどと納得がいった。それにしてもそれだけ長い期間かけて割と短い期間7月から3月までの必ずしもクライマックスがある...続きを読むPosted by ブクログ
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自分が小学生の頃、
ドリトル先生シリーズが好きで、
面白く読んだ記憶があり(ハードカバーのやつ)、
再読しました。
訳が井伏鱒二とは知らずビックリ。
面白かった記憶がある割に、
ストーリーを全く覚えていなくて、
新鮮な気持ちで読んだ。
ただ、ダブダブ、チーチー、ポリネシアといっ...続きを読むPosted by ブクログ -
名前は誰でも聞いたことがあるであろう名作をこの年になって読んでみるという試み第一弾。
決して子供用だから簡単、ではなく、見どころがたくさんある小説でした。私も動物語を話せたら…と思いながら読みました。
人種差別的表現については気になる部分もあったけど、時代の産物なので読み手がきちんと理解して読め...続きを読むPosted by ブクログ