歴史・時代ランキング(月間)

  • 漫画版 徳川家康 8
    101位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大坂、夏の陣で、真田幸村はじめ豊臣恩顧の武将たちが 戦いに散り、秀吉の残した寵子・秀頼も死した。 家康は大御所として幕府の発展にいそしむが、 六男・忠輝が伊達政宗と怪しげな動きをしている噂が広まった。 その家康も病に倒れ、駿府城で75年の生涯を閉じる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 激闘太平洋大海戦
    完結
    102位
    真珠湾を奇襲した日本軍はマレー半島、フィリピン、そして蘭印への侵攻にも成功した。昭和17年5月、南方地域を防衛するため、日本軍は連合軍の基地のあるポートモレスビー攻略を目論む。 連合艦隊と米太平洋艦隊は珊瑚海で激突、連合艦隊は米空母ヨークタウンとレキシントンを撃破するも、空母翔鶴が被弾してドック入りとなる。 珊瑚海海戦の後、ポートモレスビー攻略作戦は無期延期とされた。MO作戦の総括のために日本に戻った第四艦隊司令長官井上成美は、山本五十六連合艦隊司令長官から次期作戦の説明を受ける。 それはなんと「ミッドウェー島攻略作戦」であった…。南海で交錯する壮絶な日米海軍の陽動作戦。激闘を制するのは?
  • 合本 柳橋の桜
    103位
    涙あり、恋あり、活劇あり。佐伯泰英の時代小説シリーズ、全4巻合本版 吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。 柳橋の船宿「さがみ」で働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街の人気娘に育っていた。夢は父親のような船頭になること。 そんな桜子に目を付けた船宿の亭主による「大晦日の趣向」が思わぬ騒動を巻き起こし……。 4カ月連続刊行で話題を呼んだ、壮大なスケールで描かれる全4巻! ※この電子書籍は、以下の作品をひとつのコンテンツにまとめた合本です。 『猪牙の娘 柳橋の桜(一)』2023年6月配信 『あだ討ち 柳橋の桜(二)』2023年7月配信 『二枚の絵 柳橋の桜(三)』2023年8月配信 『夢よ、夢 柳橋の桜(四)』2023年9月配信
  • 国盗り物語(一~四) 合本版
    104位
    世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「知恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を〈国盗り〉の拠点と定めた! 戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守土岐頼芸の腹心として寵遇されるまでの若き日の策謀と活躍を、独自の史観と人間洞察によって描いた壮大な歴史物語。 ※当電子版は『国盗り物語』(一)~(四)の全四巻をまとめた合本版です。
  • 出世商人(五)
    105位
    振り売りには珍しい、高級品の白砂糖を扱っていた亀造が何者かに殺された。 男の忘れ形見を行掛り上預かることとなった三川屋の文吉は、 その白砂糖の出所を探りはじめるが―。 亀造は御禁制の抜け荷を行なった罪人なのか?  文吉は、砂糖商いが絡んだ大事件にいやおうなしに巻き込まれていく。 大好評シリーズ、感動の最終巻。
  • 四神の旗
    106位
    謀略に次ぐ謀略! 有力皇族の誅殺、忍び寄る疫病の影――。 藤原家の四子がこの国にもたらしたのは、栄光か、破滅か? 直木賞作家にしてノワール小説の旗手が、古代史上最大の闇に迫る衝撃作。 藤原武智麻呂、房前、宇合、麻呂の四兄弟は、父・不比等の意志を受け継ぎ、この国を掌中に収めるため力を合わせる。だが政の中枢には、不比等が唯一畏れた男、長屋王が君臨していた。 皇族と藤原家。それぞれの野心がぶつかり合い、謀略が交錯するとき、古代史上最大の闇が浮かび上がる――。 〈解説〉木本好信(元龍谷大学教授、奈良時代政治史)
  • 興国の楯 通商護衛機動艦隊 日米最終決戦!
    107位
    日本軍を欺瞞するため、日章旗を掲げて本土を目指す米艦隊。一方、日本海軍も航空隊の決死の攻撃を決行。空と海を血で染めながら、米艦隊は浦賀水道を突き進み決戦場はついに帝都東京の眼前へと迫る。停戦か継戦か!? 太平洋の戦いは、ここに完結を迎える!

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  • 陽炎の旗 続・武王の門
    108位
    南北合一前夜、男たちの宿運が火花を散らす! ロマンあふれるもう一つの北方太平記 いまや並ぶ者なき力を手にした三代将軍・義満。しかし、海からやってきたある男の出現で、風雲急を告げる。男は、九州に大きな旗を打ち立てた征西将軍・懐良親王の血を継ぐ水師。さらに世を忍び剣で生きる足利直冬の一子が絡んだことから、三つ巴の宿運が時代のうねりを巻き起こすことに……。『武王の門』次世代による南北朝統一をめぐる壮大なドラマ。
  • 帳尻屋仕置 : 7 激突
    109位
    1~7巻 550~572円 (税込)
    天明七年、江戸市中は飢饉の影響で混迷を極めていた。その一方で、長らくの間だぼ鯊からの命は下ってこず、忠兵衛はおぶんと重太郎とともに束の間の平穏を味わっていた。だが、それは帳尻屋を襲う未曾有の大嵐の前の静けさに過ぎなかった――。蔓延る悪に引導を渡す、闇の男たちの活躍を描く、大人気シリーズ、圧巻の最終巻!!
  • 果し合い~若鷹武芸帖~
    110位
    将軍家斉に武を誇る番方の武芸の腕を調べよと命じられた公儀武芸帖編纂所頭取の新宮鷹之介。四番勝負を終え、仕合も鷹之介の圧勝となる。と、改めて五番目の勝負を命じられたのだが、その相手はなぜか鷹之介の右腕・水軒三右衛門。そして、鷹之介に知らされた父・孫右衛門の死の真相。周囲は暗澹となる。果たして、勝負の結末は――。涙と笑いと震える感動が待つシリーズ最終巻!
  • きよのお江戸料理日記4
    111位
    江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。一人前の料理人を目指して精進を重ねていたある日、良き競い相手だった彦之助が独立し、己の店を持つことになった。「彦之助が店を持てるのならば、自分だって……」と揺れる心を持て余していたある日、母から帰郷を促す文が届く。実家に帰れば、店を持つ後押しをしてもらえるかもしれない――誘惑に駆られるきよ。一方で、彦之助は自分の店の奉公人とうまくいかず、信頼できる相手と働きたいと、きよを己の店に引き抜こうとして……
  • 星落ちて、なお
    112位
    女絵師の一生を描ききった直木賞受賞作! 不世出の絵師・河鍋暁斎の娘とよは、暁翠の画号をもつ女絵師。 父亡き後、仲がよいとは言えぬ腹違いの兄・周三郎(暁雲)と共に、 洋画旋風の中、狩野派由来の父の画風を守ろうとする。 明治大正の激動の時代、家庭の生活を担いつつ、 絵師として母として、愚直に己の生を全うした女の一代記。 第165回直木賞受賞作。 解説=東山彰良 ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 坂の上の雲(八)
    113位
    「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」。明治三十八年五月二十七日早朝、日本海の朝靄の中にロシア帝国の威信をかけたバルチック大艦隊がついにその姿を現わした。国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。大海戦の火ぶたが今まさに切られようとしている。感動の完結篇。
  • 義妹にちょっかいは無用にて : 3
    114位
    ひたすらに恋い慕ってくるおれんに戸惑うばかりの将太。おれんと義妹の理世たちとで、花菖蒲を見にいくことに。そこでおれんから「色恋がわからなくったっていいから、あなたをあたしにちょうだい」と正面から告白される。――いや、俺は恋を知っている。心を殺しているだけだ。一方の理世もその日、小さな事件によって自分の気持ちを理解した。血がつながらないとはいえ、こんな想い、あってはならない……将太にすがりつきたい衝動を、理世は必死に抑え込む。にわかに背徳感が蠢き始める禁断の第3巻!
  • 織田信長 全5巻合本版
    115位
    吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う“うつけ者”。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々から、本能寺の変まで。戦国を駆け抜けた稀代の武将の本質を見事に描き切る。
  • 義経(下)
    116位
    義経は華やかに歴史に登場する。木曽義仲を京から駆逐し、続いて平家を相手に転戦し、一ノ谷で、屋島で、壇ノ浦で潰滅させる……その得意の絶頂期に、既に破滅が忍びよっていた。彼は軍事的には天才であったが、あわれなほど政治感覚がないため、鎌倉幕府の運営に苦慮する頼朝にとって毒物以外の何物でもなくなっていた。
  • マンガ 三国志Ⅲ 諸葛孔明亡き後の三国の興亡
    117位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 蜀・魏・呉の 覇権争いには、新たな ステージが待っていた―― 諸葛孔明の好敵手 司馬懿が権力を 掌握してゆく魏。 孔明の遺命を受けた 姜維が蜀を支え、 呉とともに北伐を重ねる。 三国の終焉に向けて 姜維を軸にその奮闘と 英傑の活躍を描く大河ドラマ! 魏・蜀・呉の三国は どうして終焉を 迎えたのか――― 原作は20万部を突破した 内田重久の小説 『それからの三国志』。 渡邉義浩教授による 三国志のダイジェスト& 三国の興亡の解説付き。 三国志の世界に 精通できる 最高の教養入門書です!
  • 禁裏付雅帳十二 継争
    118位
    罠と知りつつ、江戸へ向かう禁裏付の東城鷹矢。 待ち受けるのは老中首座松平定信だ。 幕府の走狗として京に赴き、 朝廷の弱みを探る密命をこなしてきた。 しかし、その結果朝幕の主導権争いに巻き込まれ 命を狙われることになった。 この不毛な争いに終止符を打たなければ。 道中の刺客を次々退け、 決意を胸に定信と対峙した鷹矢だが――。 二大権力の暗闘の行方は!?  大人気シリーズ、堂々完結!
  • 口入屋用心棒 : 51 五重塔の骸
    119位
    南町奉行所同心の樺山富士太郎らは、駒込追分町の鹿右衛門の隠居所で、珠吉の命を狙っていた鉄三を見つけ出す。瀕死の鉄三は今わの際に、珠吉殺しを依頼したと告白するが、その殺し屋の正体を明かさぬまま息を引き取ってしまう。富士太郎と珠吉は、若い男妾を殺して姿を消した鹿右衛門の行方を追い始めるが、その翌朝、湯瀬直之進の愛弟子・源六と鹿右衛門の心中事件が判明する。怒りに燃える直之進と富士太郎は、珠吉に突き付けられた殺し屋の刃を振り払うことができるのか? 書き下ろし大人気シリーズ第五十一弾!
  • 本所おけら長屋(二十)
    120位
    江戸は本所亀沢町にある「おけら長屋」には、落語の登場人物のような個性的な住人たちが揃い、今日もお祭り騒ぎだ。ある日、おけら長屋の万造と恋仲である聖庵堂の医師・お満に、長崎留学の話が持ち上がるが、最低三年は長崎で学ぶ必要があると聞き、お満は思い悩む。一方、両親に捨てられたと思っていた万造に母親の手がかりが見つかり、長屋の住人たちは奔走する……。大人気シリーズ、ついに完結か!? 文庫書き下ろし。 ●目次 その壱 おとこぎ/その弐 ひきだし/その参 とこしえ
  • そなたの母 出直し神社たね銭貸し
    続巻入荷
    121位
    神無月の朝、〈出直し神社〉の社殿にお蔵茶屋〈くら姫〉の女主人・お妙が座っていた。たね銭八両の倍返しに訪れたのだ。お妙は神社の守り人・うしろ戸の婆に、江戸中の菓子屋に「宝尽くし」の題に因んだ菓子を競わせる催しを計画中だと話した。神社の手伝いの娘・おけいは、その華やかな計画に胸躍らせる。そんなおけいに今回婆が与えた使命は、同心・丑之助の恩師の未亡人・房江の世話に赴いて「宝さがし」をすること。おけいが探すべき宝とは? そして菓子の競い合いの行方は!? 抜群の読み応えで大好評、シリーズ第四作。
  • 姥玉みっつ
    122位
    江戸を舞台に、個性豊かな三人の婆たちの日常と その周りで起こる悲喜劇をコミカルに描く 「女性の老後」をテーマにした長編小説。 名手宅の祐筆(文書や記録を取り扱う職)を得て静かな余生を 過ごしたいお麓(ろく)は、おはぎ長屋という長屋に住んでいた。 これで老後の安泰は約束されたと思い込んでいたが、 その平穏な暮らしはわずか一年で終わりを迎えた。 お菅(すげ)が越してくると、さらに半年後には お修(しゅう)がやってきたのだ。 二人の幼馴染はお麓の長屋を毎日欠かさず訪ねてきては、 心底どうでもいい話をしゃべり散らす。 お麓はこの先、二人とうまくやっていけるのか。 安穏に暮らすはずの余生はどうなってしまうのか。 さらには、いろいろな事件に巻き込まれていき……。
  • いわいごと
    123位
    麻之助、ついに後妻をとる――!? 江戸町名主のお気楽者の跡取り息子・高橋麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・八木清十郎、堅物の同心・相馬吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む、好評連作短篇シリーズ「まんまこと」第8弾。 かつて恋女房を亡くした麻之助。 彼のもとに、縁談が3つもやってきた! しかも、ひとりは江戸一と謳われる美人。そして、どの縁談も妙なところがあるようで……。 麻之助たちは、なぜ不思議な縁談ばかり集まったのか調べることに。 果たして、麻之助の縁談の行方は……。  他にも、相馬家が吟味方与力に昇進したり、高橋家の支配町が増えたりと、今回も麻之助たちは大忙し! 急展開の第8巻。 文庫解説・大矢博子 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 覇権交代8 香港ジレンマ
    完結
    124位
    海南島制圧を目指し北上していた日米は、都市ゲリラ戦へ突入したことで進行が停滞していた。一方、韓国では反日を叫ぶ釜山市長が解任され、香港では自由を叫ぶ学生たちが続々と獅子山に集結する――。これまでに無い兵器や情報を駆使する新時代の戦争は最終局面を迎え、各国・各軍がそれぞれの思惑で動く中、中国軍の最後の反撃により、水陸機動団長になった土門に最大の危機が迫る!? ハワイから続くこの戦いの勝者は? 〈サイレント・コア〉のメンバーは、無事日本に帰ることができるのか――。 大人気「覇権交代」シリーズ完結!
  • 月ぞ流るる
    125位
    紫式部が生きた時代の豪華絢爛宮中絵巻 日本初の女性による女性のための歴史物語『栄花物語』の作者である朝児(赤染衛門)からみた宮廷はどんな姿をしていたのか? 宮中きっての和歌の名手と言われる朝児(あさこ)は夫を亡くしたばかり。五十も半ばを過ぎて夫の菩提を弔いながら余生を過ごそうとしていたが、ひょんなことから三条天皇の中宮妍子の女房として再び宮仕えをすることになる。 宮中では政権を掌握した藤原道長と、あくまで親政を目指す三条天皇との間には緊張が入っていた。道長の娘の妍子が、将来天皇となるべき男児を出産することが、二人の関係に調和をもたらす道だった。しかし、女児が生まれたことで、道長は三条天皇の排除を推し進めていくことになる。 朝児は、目の前で繰り広げられるきらびやかながらも残酷な政争に心を痛める。なぜ人は栄華を目指すのか。いま自身が目にしていることを歴史として書き記すことが自らの役目ではないのか。そこで描かれるのは歴史の勝者ばかりではない。悲しみと苦しみのなかで敗れ去った者の姿を描かねばならない。その思いの中で朝児は筆を取る。
  • 霜月記
    126位
    『高瀬庄左衛門御留書』『黛家の兄弟』に続く、「神山藩シリーズ」最新作。 名判官だった祖父・失踪した父・重責に戸惑う息子――町奉行を家職とする三代それぞれの葛藤を描く。 18歳の草壁総次郎は、何の前触れもなく致仕して失踪した父・藤右衛門に代わり、町奉行となる。名判官と謳われた祖父・左太夫は、毎日暇を持て余す隠居後の屈託を抱えつつ、若さにあふれた総次郎を眩しく思って過ごしている。ある日、遊里・柳町で殺人が起こる。総次郎は遺体のそばに、父のものと似た根付が落ちているのを見つけ、また、遺体の傷跡の太刀筋が草壁家が代々通う道場の流派のものではないかと疑いを持つ。 さまざまな曲折を経て、総次郎と左太夫はともにこの殺人を負うことになるが、果たして事件の真相と藤右衛門失踪の理由とは。 ~「神山藩シリーズ」とは~ 架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された世界観で物語が紡がれる。
  • 隠密 味見方同心(九) 殿さま漬け
    127位
    兄・波之進を殺害した下手人を追って浮かび上がってきたのは、かの御三家水戸藩。そんな大物が相手では、兄貴の仇はもう諦めるしかないのか……。大川に身投げしたいほど落胆する魚之進に、吉原で殺しの報が入る。傷心の心持ちで、遊女たちに聞き込みを始める魚之進。大人気シリーズ涙と笑い、感動の最終巻!
  • 梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七)
    128位
    白子屋一味との因縁は、やすやすとは切れない。知略に秀でた敵を倒すための梅安の秘策とは……。著者急逝により未完となった梅安シリーズの最終話。江戸の悪漢(ピカレスク)小説としても自眉のシリーズだけに惜しまれる。
  • 蒼穹の昴(4)
    129位
    人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか――紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華4億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし“龍玉”のみ。感動巨編ここに完結!
  • はなとゆめ 電子ビジュアル版
    130位
    なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説! ○本電子書籍は新聞連載時のカラー挿画(遠田志帆/画)全198点を収録しています。 ○本文内容は、通常版の「はなとゆめ」と同一です。
  • 剣客商売番外編 黒白(下)
    131位
    真剣勝負のその日、波切八郎はついに姿を現わさなかった。しかし秋山小兵衛はなぜか八郎を憎めない。一流の剣客が約束を違えるとはよほどの事がその身を襲ったからであり、実際、道場出奔後、八郎の運命は激烈に転変し、見えない勢力に操られ人斬りを重ねる日々であった。対照的な生き方をとる二人は、互いへの想いを断てぬまま思いがけぬ所で……。「剣客商売」ファン必読の番外編。
  • 味ごよみ、花だより 二、朝顔の誓い
    132位
    小石川薬園同心の岡田弥一郎は、存在が気になりはじめた時枝に桜草を届けるため、古道具屋の泉屋を訪ねた。桜草を渡すと、時枝は濃い紅紫色の花をとても喜んでいる様子だった。弥一郎は、時枝が自ら仕立てたという手甲をお礼に受け取り、帰路に就くが、何者かの視線を感じていた。それは、時枝に嫌がらせをしている芙美の弟・新田翔右衛門のものだった。弥一郎は翔右衛門と対峙するが──。運命の恋の行方を描く、書き下ろし。
  • 乱紋(下)
    133位
    権力をほしいままにした豊臣秀吉の立場に暗い影がさしはじめた。そんな折、おごうは三度目の花嫁となった。嫁ぎ先は徳川家康の嫡子にして江戸幕府の二代将軍となる徳川秀忠――。秀吉の死、関ヶ原の戦いなど、歴史が大きな転換期に到達したとき、お茶々とおごうの姉妹は、日本を真っ二つに分けて対峙する両陣営の頂点にいたのだった。
  • 新装版 間宮林蔵
    134位
    19世紀初頭、世界地図の中で樺太は唯一謎の地域だった。樺太は島なのか、大陸の一部なのか。樺太調査に挑んだ間宮林蔵は、苛酷な探検行の末、樺太が島であることを確認する。その後、シーボルト事件に絡んで思いがけない悪評にさらされ、さらには幕府隠密として各地を巡った、知られざる栄光と不運の生涯を克明に描く。(講談社文庫)
  • 燃えよ剣(下)
    135位
    「かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか」(「あとがき」より) 歴史と今を見つめ続けた司馬遼太郎さんが、自らにこう問いつつ新選組副長・土方歳三の生涯を鮮烈に描ききった『燃えよ剣』。下巻では物語もいよいよ佳境に突入。新選組も幕府軍の一角として加わり、薩長と激突した鳥羽・伏見の戦い。ここを転換点として幕末も最終局面を迎える。甲州勝沼、下野宇都宮、奥州会津……新政府軍に追い詰められていく過程で局長の近藤勇は離脱し、沖田総司は病死。残る隊士を束ねて歳三がたどり着いたのは函館五稜郭。そして、最後の決戦が迫る――! 渦巻く時代の激流に抗して闘い続け、歴史にその名を深く刻んだ男。司馬さんが活写する歳三の姿に、数多の日本人が心震わせてきました。不世出の小説家、司馬遼太郎の代表作『燃えよ剣』、電子書籍という器を得て、今ここに新たに登場!
  • 合本 壬生義士伝【文春e-Books】
    136位
    小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。元新選組隊士や教え子が語る非業の隊士の生涯。 浅田文学の金字塔にして新選組三部作の第一作、待望の合本!
  • 新版 平家物語 全訳注 全四冊合本版
    137位
    「おごれる人も久しからず」――12世紀末、平家はたちまちに権力の座に就くものの専横から反発を招き、東国の源氏勢によって急速に滅ぼされる。この平家一門の栄華と滅亡を物語った『平家物語』は、日本史上もっともあざやかな転換期の全容を語る叙事詩であり、民族的遺産といえるものである。かつて刊行された講談社学術文庫版全12巻をまとめ、新版として刊行。年表、地図、系図を併録。
  • 若旦那道中双六 : 5 あばよっ!
    138位
    己に思わぬ好意を寄せ、旅についてこようとしたお梅をなんとか撒いて、草津宿まで辿り着いた巳之吉。京への道中も残りわずかとなり、いよいよ旅も終わろうかという巳之吉だが、逗留した旅籠で意外な人物と知り合いになり――愛嬌たっぷりの若旦那が繰り広げる、笑いと涙の珍道中! 時代劇界の超大物脚本家が贈る人気シリーズ、堂々の最終巻!!
  • 鉄(くろがね)の王 唐金(からかね)の兵団
    139位
    多霧たち歩き筋踏鞴(たたら)衆の橘一党は、踏鞴場を求めて出雲(いずも)にいた。その山中で唐金(青銅)の鎧に身を包んだ猪の集団が、山廻りの侍たちを全滅させるのを目撃。猪を操っているのは何者なのか? 戦いに巻き込まれた多霧たちは、夷(い)月(いつき)の強力な霊力を以てしても調伏できない恐るべき呪いと対峙することになる。やがて出雲神話に隠された真実が明らかになる時、恐怖の王が解放される……。壮大なスケールと迫力ある闘いシーン サスペンスとスペクタクル満点のエンタテイメント小説! シリーズ第三弾。
  • TACネームアリス 地の果てから来た怪物(下)
    140位
    最新鋭ジャンボが国籍不明のF15に襲われた! 機内には急病の次期日銀総裁が! 次期日銀総裁の駐スイス大使を乗せた最新鋭のジャンボに舞島ひかるは同乗していた。政府専用機乗員から国家安全保障局にスカウトされ、極秘に警護しているのだ。 シベリア上空にさしかかった頃、大使が突然呻いて倒れてしまった。緊急着陸を要請するが、突如、それを妨害する男たちが現われた…! さらに、国籍不明のF15に専用機はロックオンされ――超弩級航空アクション巨編!
  • 鬼九郎孤月剣 舫鬼九郎4
    141位
    1~4巻 815~1,426円 (税込)
    世にも高貴な血筋を引く美貌の剣士・舫鬼九郎の時代活劇シリーズ完結編 己を狙う“敵”と決着をつけるべく、仲間たちと甲州街道、中山道を京へと上る! 背中一面を覆う愛染明王の刺青。 柳生新陰流を基に長くしなる剣を自在に操る、美貌の剣士・舫鬼九郎。 天皇を父に、将軍の妹を母に、そして現天皇は双子の妹という、高貴な出自でありながら、内裏と幕府の政争の具となり実父から命を狙われ続ける運命を背負う。 己をつけ狙う“敵”と決着をつけるべく、江戸から京の都へ甲州街道から中仙道を上る九郎たちに風魔衆が襲いかかる! 時は寛永二十(1643)年、三大将軍家光の治世。 柳生十兵衛、荒木又右衛門、幡随院長兵衛、天竺徳兵衛、由比正雪、左甚五郎、高尾太夫、大僧正天海、沢庵和尚、そして鄭成功まで、大江戸オールスターズが入り乱れての大激闘が絢爛豪華に開幕! 解説・西上心太
  • 安倍晴明くれない秘抄
    NEW
    142位
    清少納言の妹が、 霊力を失った 陰陽師に弟子入り!? 夢の中に響く笛の音――名器『葉二つ』の謎。 怪異に満ちた平安後宮ミステリー! 少女・小鹿は、清少納言の実の妹であるとして貧民街から引き取られ、御所の中宮定子付きの針女(下働き)として仕えることに。 定子は一条天皇の寵を受けつつも、父の関白・藤原道隆の死や左大臣・藤原道長の台頭により不安な日々を過ごしている。 そんな折、ひょんなことから、小鹿は稀代の陰陽師・安倍晴明に弟子入りすることとなった。 玄妙なる怪異に満ちた平安伝奇絵巻。 目 次 第一帖 葉二ふたつ 第二帖 後宮十二司 第三帖 八雲立つ 第四帖 服妖 第五帖 禁色の宣旨 第六帖 妖面 第七帖 糺ノ森 あとがき 参考文献 カバーイラスト/下村富美
  • 新生最強戦艦「大和」【3】米空母艦隊撃滅戦
    143位
    日本海軍はガダルカナル島の米航空基地を壊滅させるため、戦艦大和による巨弾砲撃を実施。奇襲攻撃は見事成功するが、極秘裏に造られていたマラバ泊地を見逃してしまう。そんな中、同泊地に一機のB17爆撃機が着陸する。 一方、ガ島攻撃後、ムンダに向かう米艦隊の情報をつかんだ日本軍は、同島に戦艦大和、そして水上機母艦瑞穂を急行させるのだが、ガ島方面から飛来したB17爆撃機により水上母艦瑞穂が沈没してしまう。 「ガ島の飛行場はまだ生きている」。そう考えた日本軍は潜水艦による偵察を徹底的に行い、ついにマラバ泊地を発見。ガ島攻撃部隊を特別編成し出撃するのだが……。
  • 夫には 殺し屋なのは内緒です 2
    144位
    日本橋本石町の薬種問屋・山口屋の手代が殺された。清七という色男で、女癖が悪かったらしい。金は盗られず、正面から一太刀で斬られているので武士の仕業か。読売は「辻斬り」と騒いでいる。隠密同心の要が捜査に乗り出し、清七が悪質な金貸しをやっていたことがわかる。そして、妻の月が殺し屋であることを知らない要は、捜査への協力を依頼する。顔が広まってしまうことを心配しながらも、麦湯売りに扮して情報収集をする月。だが、月には別の「殺しの指令」が……。
  • 大久保家の人びと 天下動乱の父子獅子
    NEW
    145位
    天下の御意見番として知られた大久保彦左衛門。 その子孫である直参旗本の彦右衛門は、御書院番頭として、将軍家定に仕え、自身も〈天下の御意見番〉と呼ばれている。 ある日、家族総出で菩提寺に先祖供養に行ったおり、「寄進すれば、救われる」と叫ぶ、怪しげな修験僧たちに遭遇する。 それは、恐るべき陰謀の端緒だった。 黒船の来航で世情が騒がしくなるなか、千石の直参旗本の彦右衛門は、十二人の子供たちと孫たちとともに困難に立ち向かっていく。 各社で人気シリーズを持つ著者による書下し痛快時代小説の第二巻! 第一話 人を欺くなかれ 第二話 慈悲をもって 第三話 悪しき友とは 第四話 まずは民の利 井川香四郎 著作リスト
  • 武王の門(下)
    146位
    けものが眼を醒ました ――読み継がれ、今なお新しい不朽の北方太平記 「おまえがいるかぎり、敗れるはずがない」 懐良親王と菊池武光はついに悲願の九州統一を果たす。 海の民や山の民、そして高麗との交易を知り、「武士」のあり方をさえ変える「新しい国」を構想する懐良。 そんな折、足利幕府の今川了俊が九州探題に任命される。 自分の星を追う男たちの生を、壮大なスケールで描いた著者初めての歴史小説。
  • 戦国スナイパー 壊れた歴史を修復せよ篇
    147位
    陸上自衛隊員・笠間慶一郎は宿敵・善住坊を倒した後、現代に帰還する。しかしそこは歴史が改変され、存亡の危機にさらされた別の日本だった。歴史修復のミッションを託された慶一郎は再びタイムスリップ、歴史に介入していくが、仲間が一人また一人と消されていく……。大人気『戦スナ』シリーズ、怒涛の最終章!
  • 豊臣家の人々 新装版
    148位
    貧農の家に生まれ、関白にまで昇りつめた豊臣秀吉の奇蹟は、彼の縁者たちを異常な運命に巻き込んだ。平凡な彼らに与えられた非凡な栄達は、凋落の予兆となる悲劇をもたらす。豊臣衰亡を浮き彫りにする連作長編。
  • 呉越春秋 湖底の城 九
    149位
    9年の歳月をかけて紡がれた至高の一大叙事詩、ここに完結! 越王・句践が呉の王宮に身を移されてから二年余。 呉が陳へ攻め入った報を受け、越の大夫・范蠡と諸稽郢は、使者として呉へ向かう。 そこで呉王・夫差は、句践の帰国を許すかわりに、二人に呉都にとどまるよう命じるのだった。 伍子胥と范蠡、二人の英傑の運命を雄大に描く中国歴史ロマンの傑作、ついに完結!
  • 駿河城御前試合
    150位
    巷説寛永御前試合は虚構である。 事実は、秀忠の次子・駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合が、その下敷きとなっている。 その日、駿河城内には腥風悽愴と荒び、戦国生き残りを賭ける武芸者たちは、だが、無骨さゆえの生きざまが宿痾となって、だれもが破滅の淵へと疾走し、血海に斃れていった。 日暮れ、人去った城内は寂として声なく、人心の倦厭の気のみ残されていたという。 時代巨篇。大人気コミック「シグルイ」(漫画/山口貴由)の原作小説!
  • 王の綽名
    151位
    禿頭王、肥満帝、青歯王、合羽王、長脛王、金袋大公、ドラキュラ公、助平ジジイ……今も伝わる55の王の綽名から、近代ヨーロッパのなりたちがわかる。ゴシップとスキャンダルに彩られた、華麗で野蛮な中世・近世欧州史! 『小説フランス革命』や『ナポレオン』をはじめ、スケールの大きな歴史小説で多くのファンを持つ直木賞作家・佐藤賢一氏が、中世から近世にかけてのヨーロッパの王の「綽名」にまつわる逸話を在位の時代順にひもといていく歴史エッセイ。1話=4ページのエスプリの効いたコラム集という趣きで、寄席の謎解きのように軽妙な語りが時空をまたいで逸話と逸話をつないでく。読んでいるとはっと掌を打ったり、思わず吹き出したり。 本書に登場するのは、9世紀のフランス・ドイツ・イタリアの元となったフランク王国の王から19世紀の二月革命で廃位されるフランスの「市民王」まで56人。北欧のヴァイキングや戦乱やまぬイベリア半島の王も登場し、星雲状態だった中世ヨーロッパがほぼ現在の国々の勢力図になっていくまでの1000年が活写される。残虐非道な謀略、親子兄弟の骨肉の争い、結婚や世継ぎを巡る醜聞、そこにカトリック教会など宗教がからみ、時に100年も続く戦争に発展する。まさに血で血を洗う歴史である。
  • 一路(上下合本)
    152位
    失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田名部郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。差配に不手際があれば、ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ!
  • 隠れ医明庵 卍剣
    153位
    梅雨の晴れ間のある日、神田川を越えて散策に出た明庵と小夜。急な土砂降りに見舞われ、稲荷の社で雨宿りしていた明庵たちは、社の堂の中から漏れてくる女同士の睦み合いの声に耳を奪われた。だが堂の中を窺うと、女二人かと思われた片割れは何と美形の少年。しかも女の方は、今まさに少年の命を奪おうとしていた。間一髪、明庵らの双淫の術で少年は窮地を救われる。重之進と名乗る少年は上州の小藩の嫡子で、跡目争いで命を狙われているらしい。自らの命は自分で守らざるをえない重之進。明庵は重之進に双淫の術を伝授し、襲い来る刺客を迎え撃たせようとする。だが、秘術の要である男女交合の修行も半ば、新たなる刺客が明庵たちの前に…!
  • TACネーム アリス デビル501突入せよ(上)
    154位
    アンノウンを撃墜せよ! 台湾諜報部からの情報によるスクランブル――。 F15を駆る女性パイロットは鳥取沖で謎の無人機と遭う! 「山陰沖、領空線へ30マイル!」突如現われた未確認機に、緊急発進(スクランブル)がかかる。 小松基地所属のF15を駆る舞島茜が急行すると、遭遇直前に撃墜命令が下る。台湾の諜報機関・国家安全局より警告を受けてのものだった。 撃たれなければ撃てない――自衛隊への鉄の縛め、憲法にも違反しかねない超強硬策の理由は!? 超大国の陰謀宿るアンノウンと近接戦闘(ドッグファイト)がはじまる!
  • TACネーム アリス デビル501突入せよ(下)
    155位
    F35B、敵地に進入! 対ステルス機に特化した高性能防空網が待つ海へ! 世界の命運は2機の最新鋭戦闘機に託された。 舞島茜の妹、空自特別輸送隊のひかるは命懸けで〈奇跡の物質〉を奪還! それは新型コロナ防疫の切り札だった。 飛行開発実験団に配転され、F35Bパイロットとなった茜は、その物質を台湾の研究所へ届ける任務に就く。場所は、中台緊張を受け、大規模演習中の人民解放軍艦隊ひしめく東沙諸島。 最強の新鋭ステルス機vs.超高性能防空システム、手に汗握る攻防の行方は!?
  • 比ぶ者なき
    156位
    彼の名は藤原不比等。自らの野望のために一三〇〇年の間、日本人を欺き続けた男――。ノワール小説の旗手が放つ、衝撃の古代歴史巨編 万世一系、天孫降臨、聖徳太子――すべてはこの男がつくり出した。藤原史(のちの不比等)が胸に秘めた野望、それは「日本書紀」という名の神話を創り上げ、天皇を神にすること。そして自らも神の一族となることで、永遠の繁栄を手にすることであった。古代史に隠された闇を抉り出す会心作。
  • 合本 菜の花の沖【文春e-Books】
    157位
    江戸時代の後期、淡路島の貧家に生れた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく……。沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く一大巨編、待望の合本化!
  • 敗走記
    158位
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦争を生き抜いた著者がつづる生と死の物語 戦記ドキュメンタリー完全復刻! 昭和19年、南太平洋ニューブリテン島中部、部隊は壊滅的打撃を受けたものの、ひとり生き延び、仲間の鈴木と合流することに成功する。そして断崖を通り抜け道なき道を進み、敗走を続けた。敵に追われ、飢えや渇き、暑さに苦しみながらも九死に一生を得た著者が綴る、生と死の物語。戦記漫画の傑作を6編収録。
  • お世継姫と達人剣 越後の百合花
    159位
    幸田藩の姫君である初音は、現藩主の彦次郎が財政難に陥り、あろうことか抜け荷に手を染めているという情報を耳にする。 このままでは藩が改易になると危惧した初音は、抜け荷の証拠をつかむため、すご腕の浪人・喜三郎に加勢を求めた。 初音たちは怪しい蔵を見つけ出すが、しかけられた眠り薬によって、不覚にも捕らわれてしまう。 喜三郎の妻となった美緒は、帰りが遅い夫を心配して、初音の住まう藩邸に足を運んだ。 門前で彦次郎に声をかけられ、喜三郎に会わせてやろうと言われた美緒は駕籠に乗せられ彦次郎のあとを追うが、行きついた先で目にしたのは夫と初音のくりひろげる驚愕の光景で……。 痛快無比の時代エンタテインメント。好評シリーズ第四弾!
  • 信長の原理 下
    160位
    「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」 ――細谷正充氏(文芸評論家) 信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。 が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が?  焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。 理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!
  • 表御番医師診療禄13 不治
    161位
    ついに将軍綱吉の命を脅かす者たちの存在が明らかになり、御広敷番医師の矢切良衛も命を狙われることとなった。だが、良衛の敵は、城外だけではなかった。出世と保身のために、良衛を妨害せんと目論む大目付と典薬頭が、奸計を仕掛ける。将軍に牙をむく者たちの真の目的を探るため、右筆部屋で将軍家の過去を調べる良衛。そこで、良衛は、ある驚愕の事実に直面することになる。全ての真相が明かされるシリーズ完結巻。
  • TACネームアリス 地の果てから来た怪物(上)
    162位
    日本海上空の大型貨物機に異変あり! コックピットに見え隠れする影の正体は!? ルクセンブルクからシベリア空路で小松空港を目指す貨物機からの応答が途絶えた。8時間遅れのうえコースも外れている。 同じ頃、日本海上空でF15による一対一の対戦闘訓練を行っていた航空自衛隊の舞島茜は、状況確認に向かうことに。 通信不能の民間機に近づくと、コクピットに争う男たちの姿が! テロか!  茜が強制着陸を狙った刹那、大型機は急降下を始め…。 超弩級航空アクション、圧巻の上下巻!
  • 楽毅(四)
    163位
    ついに中山国は滅亡した。祖国を失った楽毅は趙の主父から仕官の誘いを受けたが、折しも王位の継承をめぐり趙では内戦が勃発。主父は無惨にも餓死に追い込まれた。諸国を転々とし雌伏のときを過ごしていた楽毅の前途に光明がさす。楽毅の将才を高く評価する燕の昭王が三顧の礼で迎え、大望を託そうとしていた……。三国志の諸葛孔明、劉邦らを魅了してやまなかった名将を描く歴史巨編。
  • 楊令伝 十五 天穹の章
    164位
    新しい国の実現を賭けて、梁山泊軍は南宋軍と最後の闘いを続ける。宣賛は、自由市場を認めるよう金国と交渉を始めた。やがて自由市場は江南を席巻し、物流を握る梁山泊の勝利は目前と見えた。だが、百年に一度の大洪水が、梁山泊を襲う。数多(あまた)の同志の死を胸に秘め、楊令は吹毛剣を手に、敵将・岳飛の前に立つ。混迷の時代に、己の志を貫いた漢たちはどう生き、闘ったのか。楊令伝、夢幻の最終巻。
  • 掟
    165位

    エスピオナージからミステリ、ミリタリー、ポリティカルフィクションまで、著者の現代小説を集成した合本愛蔵版。長篇三作と、短篇「幻虎の吠える丘」を収録。 一等陸佐のもとに届いた、かつての上官である退役陸将補の訃報。彼はその死に、存在を秘匿された対敵諜報部門の関与を疑うが……。(『東京の優しい掟』) ゲーム・ディベロッパーの僕は、勤めているゲームソフト会社の社長から、独立を目論む者を突き止めて欲しいと頼まれる。何かが会社に起きている。裏切り者は誰なのか? ゲーム業界の中で新たな〝ゲーム〟が始まった。(『虚栄の掟 ゲーム・デザイナー』) 内憂外患に煩悶する青年将校が、母国再生のために叛乱を決意。果たして首都占領は成功するのか?(『平壌クーデター作戦』)
  • 碁盤斬り 柳田格之進異聞
    166位
    妻を想う男、父を信じる娘。誇りをかけた闘いの結末は!? 藩を追われ、貧乏長屋で暮らす柳田格之進。悲劇の真実を知った彼は、仇討ちを決意し……。草なぎ剛主演映画の小説を脚本家が自ら執筆。 映画『碁盤斬り』は、落語の演目として長く親しまれてきた「柳田格之進」を題材に、『日本沈没』『クライマーズ・ハイ』『凪待ち』などを手掛けてきた脚本家の加藤正人さんが、3年半の月日をかけて書き上げたストーリー。 この映画の世界を、加藤さん自身が小説として書き下ろしました。 登場人物の細かな心情の描写はもちろん、映画では描き切れなかった若き日の格之進の姿、また映画のラストの「その後」がしっかりと描かれており、小説好きの読者も十分に楽しめる作品です。 【あらすじ】 娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。 彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。 しかし、かねてから嗜む囲碁にはその実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。 ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。 絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。 父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!
  • 拙者、妹がおりまして : 10
    167位
    火牛党の襲撃に遭って勇実が斬られ、意識が戻らぬ状態が続いた。それにより琢馬は仇討ちへの執念を悲壮なまでに燃え上がらせ、菊香は身もやつれんばかりの看病の日々となる。千紘と龍治も深く己を見つめ直すことに。激動が過ぎた時、抑えきれぬ想いを言葉以上に伝えたのは、互いに強く握り交わした手と手であった。――拙者、兄思いの妹がおりまして。別々の道を歩むことになり申す。ただ、いつまでも笑い交わす、仲良き兄妹でありたい所存にござります。堂々のシリーズ完結巻!
  • 若旦那隠密 4 門出
    168位
    表の顔は大店の若旦那。裏の顔は公儀隠密。許嫁のため隠密を辞めたいと願う藤次郎は、塩の買付のため四国高松に向け出航した。だが真の目的は蟄居先から失踪した元丹波城主・湯木の探索。海上で襲いかかる刺客、湯木抹殺を目論む黒幕の存在、更に発覚した身内の裏切り――。持ち前の才気と伝来の必殺技で窮地を脱せるか!?大人気シリーズ、堂々完結。
  • 真・八州廻り浪人奉行:6 月下の剣
    169位
    1~6巻 517~550円 (税込)
    商家に押し入り主従を惨殺したうえ金蔵を破った凶賊「蝙蝠安」一味を追って東海道を登った小室春斎は、相模で賊と斬り結び、すんでのところで頭の安蔵らを取り逃がしてしまう。賊の足取りを辿って江戸へと戻った春斎は、火盗改めとのせめぎ合いに晒されながらもある手掛かりを掴む。それは安蔵が愛した魔性の女・お清の存在だった。痛快時代小説第六弾。
  • 前夜 奥右筆外伝(十三)
    170位
    「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」に二度にわたり第一位に輝くなど、平成時代小説文庫を代表する人気シリーズ「奥右筆秘帳」。幕政の闇を知り、命を狙われる奥右筆組頭の立花併右衛門。併右衛門と愛娘瑞紀を護るのは、厄介者となっていた隣家の次男柊衛悟。「筆」と「剣」の力で闇と闘う彼らの前に立ちはだかるのは無敵の甲賀忍・冥府防人、そして権の亡者と化す一橋民部卿治済。物語前夜の彼らの葛藤と謎を描く銘々伝。
  • 管仲(下)
    171位
    時に戦雲が天を覆う春秋時代前期、「管鮑の交わり」として名高い管仲と鮑叔は周の都で出会う。以後、ふたりは異なる性格ながらも互いを認め、ともに中原の沃野を駆け抜けていく。しかし、時代はまだこのふたりの天才を知らなかった――。のちに、思想家、為政者として卓越した能力を発揮し、理想の宰相と称された管仲の生涯と、彼を支えた人物群像を余すところなく描いた、渾身の歴史長編。
  • 荒鷲の大戦5 未来への道標
    172位
    日本連合皇国陸海軍は、敵氷山空母の撃沈と成層圏爆撃機による核攻撃を封じるため、米独軍に対し空前絶後の奇策で挑む!一方モスクワ前面では、日露同盟軍vs.米独連合軍の史上最大の機甲打撃戦が指呼の間に迫っていた!壮絶なる大戦の行方は――?壮大なスケールで描く大河戦記シミュレーション、感動の完結編!

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  • 影武者徳川家康(上中下) 合本版
    173位
    慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された! 家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。 ※当電子版は『影武者徳川家康』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 飾結び 新・秋山久蔵御用控(十九)
    続巻入荷
    174位
    殺気を放つおんな 菊結びに秘めた夫婦愛 ――商人殺しの黒幕を探せ! 大人気シリーズ第19弾 険しい表情で口入屋を見詰める年増。 その様子にただならぬものを覚えた秋山久蔵は、女を見張らせる。 飾結び作りをしながら暮らす村岡佐奈と判明するが、 佐奈には切腹に追い込まれた夫がいた。 浪人暮らしを抜け出した矢先に、商人との刃傷沙汰を起こした夫。 しかし、その騒動の裏には悪辣な企てが……。
  • 巨大戦略空母「魁鳳」 (下)
    175位
    双発機を運用する巨大戦略空母「魁鳳」の活躍で、「第一次ハワイ沖海戦」に勝利した日本。 続いて生起した「第二次ハワイ沖海戦」でも、双発艦攻が米第一任務部隊の精鋭戦艦を襲い、八隻を沈める完勝劇を演じて、ついに宿願であったハワイ占領を成し遂げる。 日本の次なる目標は無論、米本土。連合艦隊は真珠湾を本拠とする布哇方面艦隊を創設し、「雄鳳」の完成をもって二艦体制となった戦略空母を中心に、返す刀で西海岸空襲を決行、そしてサンフランシスコ米軍基地を爆撃する。 さらに一気に講和に持ち込みたい日本はパナマ運河封鎖戦を強行。いよいよ追い詰められたアメリカは、一大空母決戦を挑んでくるのであった。 講和か、反撃か──。米本土を賭けた壮絶な洋上決戦が始まる!
  • 燃える波濤【5】
    176位
    維新クーデターから5年。維新軍事政府から権力を委譲された国民党政府は、憲法改正や行革推進を行ない国内の支配管理体制を強化するとともに、アジアへの軍事侵攻を始めようとしていた。 そんな日本に対し、国民抵抗戦線(NRF)はパリを拠点として、国内外で広汎な抵抗活動を繰り広げていた。 暴走する日本を止めるべく、成田空港に降り立った風戸大介。NRFの一員として九州の地を脱出して以来、久しぶりの日本だった。 しかし、すぐに尾行されていることを知り、雪の降りしきる中、からくも仲間たちに救われる。そして、亡命政府から託された手紙を渡すのだが…。 新政府を打倒すべく、最後の闘いが勃発する!! 第1回日本冒険小説協会大賞受賞のベストセラー、ついに復刊!
  • 真田合戦記7 義信謀叛
    177位
    1~7巻 715~726円 (税込)
    真田は武田の新参者。北の脅威・上杉輝虎を防ぐ盾となり損耗戦を強いられていた。幸綱の跡取りたち信綱・昌幸兄弟は武田の部将として地歩を固めつつあったが、弱肉強食の乱世で生き残るため、真田家としての去就をどうするべきか悩む幸綱であった。そんな折幸綱は、信玄の継嗣(けいし)・義信が駿河の今川家と内通して謀叛を企てた嫌疑に連座した。この危機をどう切り抜ける!? 戦国大河第七弾!
  • この世をば(下)
    178位
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 姉・詮子、妻・倫子などの助けもありながら、道長は三十歳にして遂にトップの座につく。 ライバルと目されていた兄・道隆の長男伊周の失脚もあり、道長は生来の平衡感覚で宮廷政治を仕切り、「一家立三后」と栄華を極める……。 表面的な華やかさに誤解されがちな人間・藤原道長の素顔を見事に浮かび上がらせた名作。  目   次 覇 者 の 妻 見えざるいのち 乳     房 内 憂 外 患 和 歌 屏 風 二 人 の きさき 黄 泉 へ の 道 炎  の  章 白  き  帳 魘 魅 の 法 師 夜 の 水 鶏 魔  の  翼 恋しかるべき 虧 け ゆ く 月 史料のことなど 解     説 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 異 上杉軍記3 長良川決戦
    179位
    信長を討つまで帰国せぬという意志で統率された上杉軍は朝倉軍を撃砕。江北に侵入し余呉湖・賤ケ岳で織田・浅井軍と対峙。そして畿内諸勢力を再平定した信長と謙信との直接対決の時が迫る。天下に轟き渡るのは信長の野望か謙信の大義か。シリーズ堂々の完結!

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  • 興国の鉄槌(3) 日米最終決戦!
    完結
    180位
    緊迫のクライマックス!! 中部太平洋で 大激戦が繰り広げられるな中、 富嶽編隊が ルーズベルトの野望を打ち砕く! 昭和18年2月、日本軍はガダルカナル島からの撤退を始めた。この撤退を機に、最前線からは富嶽よりも目の前の実践で役に立つ航空機を要求する声が大きくなっていく。富嶽が無用の長物でないことを証明する必要に迫られた一〇二二空は、富嶽試作機で真珠湾の爆撃を決行する。甚大な被害をもたらしたものの、米軍は中部太平洋から日本軍基地を攻め入るガルパニック作戦の実施を決断。そして、日本軍はシアトルにあるB29の開発拠点の情報を手に入れる。富嶽編隊は、その開発拠点の破壊のため、シアトルへと飛び立つのだった……。中部太平洋に迫る米軍の脅威、「マンハッタン計画」は果たして実行されるのか?
  • ダーティ・ボマー 下
    181位
    米英を襲った大規模同時多発核テロの直後、日本でダーティ・ボムの原料が発見された。犯人組織につながる唯一の手がかりとして、自衛隊と警察はある人物に緊急手配をかけるが――!?

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  • 花神(上中下) 合本版
    182位
    周防の村医から一転して討幕軍の総司令官となり、維新の渦中で非業の死をとげたわが国近代兵制の創始者大村益次郎の波瀾の生涯を描く長編。動乱への胎動をはじめた時世をよそに、緒方洪庵の適塾で蘭学の修養を積んでいた村田蔵六(のちの大村益次郎)は、時代の求めるままに蘭学の才能を買われ、宇和島藩から幕府、そして郷里の長州藩へととりたてられ、歴史の激流にのめりこんでゆく。 ※当電子版は『花神』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語
    183位
    明治23年(1890)、横浜港を出航したドイツ汽船に乗っていた唯一の日本人女性、高橋瑞。ドイツへの女子留学生、それも私費で渡ったのは瑞が最初だった――。  嘉永5年(1852)、西尾藩士の末っ子として生まれた瑞は幼い頃から利口な娘だった。維新後に家は没落、未婚のまま長兄の家で子守として過ごす。しかし、「瑞は学問をやるといい」という亡父の言葉を胸に24歳で家を出る。旅芸人の賄い、住み込みの女中、短い不幸な結婚など、様々な職を経て、明治13年(1880)、前橋の産婆・津久井磯子の内弟子となる。磯子の後押しで東京に出た瑞は、28歳で念願の学生となり、産婆の資格を取る。だが、産婆では救えない命がある、医者になりたい――瑞は、女にも医術開業試験の受験を許可するよう、内務省への請願を始める。  この頃、荻野吟子(公許女医第一号)や生澤久野(同第二号)、本多銓子(同第四号)らも個別に請願を行っていた。彼女らの動きが実り、ついに明治17年(1884)、女子受験者を迎えた初の医術開業試験が行われた。瑞は女学生として初めて済世学舎に学んだ後、2年間の医学実習を終え、明治20年(1887)、公許女医第三号として医籍登録し、翌年、日本橋に「高橋医院」を開く。36歳だった。医院は繁盛したが、1年半後、「もっと産婦人科学を究めたい」とドイツへの留学を決める。女には大学で研究する道が閉ざされていたため、外国へ行くしか方法がなかったのだ……。 ドラマチックな高橋瑞の人生とともに、瑞が出逢い、見送った無名の女たちの運命、また、女医誕生への門戸を開いた仲間たちとの友情も感動的である。
  • ヒトごろし
    184位
    鬼と恐れられた新選組の副長・土方歳三。幼き日に目にした光景が忘れられず、「ヒトごろし」に囚われていく。怒濤の幕末を最凶の男が駆け抜ける!
  • 日雇い浪人生活録(十五)金の蠢動
    185位
    将軍家重の治下、江戸に流れ込む者が増えた。無宿者たちは、地元の博徒の習わしを無視して町中での横暴や商店への暴挙を働き、治安が悪化。そのため、財十万両とも言われる両替商・分銅屋をこれまで幾度も盗賊から守ってきた用心棒・諫山左馬介は、浅草界隈でちょっとした有名人になっていた。商家は左馬介のような用心棒を求め、町奉行所は無宿者狩りに着手するが──。一方、先代吉宗からの遺命「米から金へ」の改革がなかなか進まぬことに焦れた田沼意次は、権力を欲するようになっていた。大人気シリーズ、第十五作!
  • 武王の門(上下合本)
    186位
    儂は九州をひとつの国にする ――読み継がれる北方歴史文学の原点 叡山を出て六年余、一三四二年のその日、後醍醐天皇の皇子にして十四歳の征西将軍・懐良は、ついに九州の地を踏む。 それは九州全土を南朝の旗の下に統べるという途轍もない戦いの始まりであった。 薩南で島津と対峙していた時、菊池武光という若者が訪ねてきたことから、 懐良の運命は加速する……。 自分の星を追う男たちの生を、壮大なスケールで描いた不朽の一作。
  • 超空の艦隊 (5) リベンジ作戦ミッドウェイ
    187位
    MH(ミッドウェイ・ハワイ)作戦発起は、四月十日に決まった。今度もまた太平洋戦争の帰趨を決するこの戦いに、連合艦隊司令部特別参謀として城島はX兵器を載んだ「曉天」(ジョン・C・ステニス)に乗り込んだ。大和・武蔵のほか第二部隊にJMSDFの総力が加わる。日本側の罠と知りながら、一歩もひかない太平洋艦隊を率いるハルゼーは、神の鉄鎚という名の特攻隊を送る……驚異の終極篇!

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  • 気散じ北斎
    188位
    希代の絵師・葛飾北斎とその娘・お栄。 数十年にわたる奇妙な親子の絆。 そして蔦重や写楽、歌麿らとの 交わりのなかで浮かび上がる、驚愕の真実とは? 25年大河ドラマ主人公・蔦屋重三郎も登場の傑作時代小説! あんたは私で私はあんた―― 絵師・葛飾北斎は後妻の連れ子であるお栄(後の葛飾応為)と初めて出会ったとき、 手本と寸分たがわぬ線で蛇の絵を見事に描く姿に驚く。 お栄が酒癖の悪い実の父親から虐待を受けていたことを告白すると、 北斎は一生をかけてお栄を守ると誓うが… 合わせ鏡のような北斎とお栄の奇妙な親子関係と版元の蔦屋重三郎、東洲斎写楽、喜多川歌麿、渓斎英泉ら絵師との交わりのなかで、 ある驚愕の真実が浮かび上がる――綿密な時代考証と斬新な着想で描く傑作長編小説! 「「狂」を生きる北斎の知られざる豊かなエピソードを活写した傑作」 菊池仁(文芸評論家)
  • 高家表裏譚7 婚姻
    189位
    波乱の京から、帰途についた吉良三郎義央は、箱根の関所で思わぬ敵の歓迎を受けた。何者かが三郎を捕らえようとしたのだ。三郎は難なく刺客を撃退し、江戸への道を急ぐ。一方、米沢藩上杉綱勝の妹・三姫に、縁談が持ち込まれた。三代将軍家光の異母弟の保科肥後守が仲立ちした相手は、高家の吉良三郎だという。三郎と三姫の知らぬ間に進められた縁談は、本人たちの思惑をよそに、驚愕の展開を見せ始める。書き下ろし時代小説。
  • 新選組血風録 〈改版〉
    190位
    近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一から妖しい前髪の美剣士や薩摩の間者……。混沌たる状況を切り、斃れていった隊士一人一人の哀歓を冴え冴えと浮彫りにする名作。
  • 小籐次青春抄 品川の騒ぎ・野鍛冶
    191位
    小籐次の若き日を描く、新作書き下ろし中編収録! 野鍛冶に婿入りしたかつての悪仲間を手助けに行った小籐次は、その村がやくざ者に狙われているのを知り一計を案じる。中編二作収録。
  • 初代北町奉行 米津勘兵衛〈十〉 幻月の鬼
    続巻入荷
    192位
    1~10巻 770~1,056円 (税込)
    怒髪天を衝く勘兵衛。 忽然と消えた凶賊を地獄に送ると誓う。 激震の“鬼勘”犯科帳! 『信長の軍師』シリーズの著者が贈る江戸黎明期の壮絶捕物帳! 北町奉行所が権威を脅かす失態を犯した。日本橋の薬種問屋で家族奉公人合わせて十七名が皆殺し、六千両を奪われたのだ。 非道の予兆を見逃した痛恨の極みであった。米津勘兵衛は凶賊を大所帯と睨み、浅草の女歌舞伎に的を絞る。 ところが一座は京への道行きで同心たちを手玉に取り、忽然と姿を消してしまう。 窮地の勘兵衛は威信回復をかけ、執念の一手を打つが……。
  • 三国志 第十二巻
    193位
    正史に基いたかつてない三国志、ここに完結 後漢、曹操の祖父の時代に原点を求めた新しい三国志はついに蜀の滅亡へ。迫る魏軍に劉禅は降伏を決意し、三国時代はこの日畢った――
  • 合本 太公望【文春e-Books】
    194位
    羌という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎のなかで、父と一族の復讐をちかう。商王を殺す――。それはこの時代、だれひとり思念にさえ浮かばぬ企てであった。少年の名は「望」、のちに商王朝を廃墟にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒を放つこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作が、合本となって登場!
  • 黛家の兄弟
    195位
    第165回直木賞、第34回山本周五郎賞候補『高瀬庄左衛門御留書』の砂原浩太朗が描く、陥穽あり、乱刃あり、青春ありの躍動感溢れる時代小説。 道は違えど、思いはひとつ。 政争の嵐の中、三兄弟の絆が試される。 『高瀬庄左衛門御留書』の泰然たる感動から一転、今度は17歳の武士が主人公。 神山藩で代々筆頭家老の黛家。三男の新三郎は、兄たちとは付かず離れず、道場仲間の圭蔵と穏やかな青春の日々を過ごしている。しかし人生の転機を迎え、大目付を務める黒沢家に婿入りし、政務を学び始めていた。そんな中、黛家の未来を揺るがす大事件が起こる。その理不尽な顛末に、三兄弟は翻弄されていく。 令和の時代小説の新潮流「神山藩シリーズ」第二弾! ~「神山藩シリーズ」とは~ 架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された世界観で物語が紡がれる。
  • 逆襲の自衛隊【1】台湾有事
    196位
    総統選挙をきっかけに動揺する台湾に、中国が軍事介入を宣言、軍を台湾周辺に展開させた。日本の国連工作は不発に終わり、輸入が途絶えて物価は急騰、日本経済は麻痺してしまう。 核EMP攻撃で機先を制した中国軍は、ついに台湾海峡を横断して台湾へ上陸した。 アメリカは台湾関係法に基づいて台湾防衛へのりだすが、在日米軍基地を中国軍のミサイルが襲い、尖閣諸島と与那国島を奪われた日本も、ついに自衛隊に防衛出動を命じる。 先島諸島へ迫る中国北海艦隊に対して、DDH『いずも』『かが』からステルス戦闘機F35Bが飛びたち、たいげい型潜水艦が一撃必殺の攻撃を敢行する。 禁断のリアル・シミュレーション、スタート!
  • 曇天に窓があく
    197位
    下級武士の次男が生き抜く幕末変革期の日々東北小藩の下級武士の次男・風間啓四郎は、人生を変えようと日々あがくが、時代は風雲急を告げ、その波に巻き込まれていく。ベテラン作家による青春時代小説。
  • 仕掛人・藤枝梅安 全7巻合本版
    198位
    池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安」シリーズ全7冊を、ひとつにまとめてお届けします。
  • 疾風の義賊 三 乱雨の如く 〈新装版〉
    199位
    1~3巻 748~759円 (税込)
    斎(いつき)乱之介は料理茶屋の板前に身をやつしながら、養父を刑死へと追いやった目付の鳥居耀蔵への復讐を胸に秘めていた。料理茶屋自体が天保世直党の隠れ蓑でもあった。隠密廻り方同心が読売屋を使嗾して執拗に乱之介の出自を探っていた。その秘密が、陸奥笠原家のお家騒動に絡む意外な事実とともに明らかになったとき、新たな敵が牙を剥いて乱之介たちに襲いかかった。長篇時代剣戟。
  • 剣神 心を斬る 神夢想流林崎甚助7
    完結
    200位
    巌流小次郎を卑怯討ちしたことで仕官の道を絶たれた新免武蔵。父無二斎や、名人越後こと冨田重政からその処遇を託された甚助のもとに武蔵が現れたのは、徳川家康が没した元和二年夏のことであった……。神から授けられた剣技を磨き、世に広めてきた甚助の旅もついに終わる。居合の源流を描く歴史大河、全七巻堂々完結!文庫書き下ろし