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Posted by ブクログ 2024年03月02日
中国・清、西太后と皇帝をめぐる戊戌の政変の頃のお話。
科挙とか、宦官とか、政争とか、いろいろと恐ろしい。
時代が近いだけに実感が伴って感じられます。
中国の歴史の小説によく出てくる「天命」というものについても考えさせられました。
一人一人の運命、天命があわさって歴史が作られていくどうしようもない大...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月20日
4冊のうちこのお話が1番面白かった!シリーズ読んでみて、今まで全く知らなかった中国の歴史に興味を持ちました。架空の人物も多いけど、実際にいた人たちもいて調べてみると面白い。
特にタンストンと玲玲のとこは泣けた。でも玲玲って文秀のこと好きなのかと思う描写もあって、タンストンなんだか可哀想だった。だけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月28日
蒼穹の昴
個人的には「赤猫異聞」以来の浅田次郎さんの歴史小説。文庫本4巻の大長編小説ですが、とても面白く読めました。
舞台は清朝末期。貧家の子、糞拾いによって生計を立てていた李春児は宦官となって西太后の下に出仕します。一方、春児の義兄で同郷の梁文秀(史了)は、光緒12年の科挙を首席で合格し九品官...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月22日
浅田次郎さんの小説はこれが初めて。
文庫本全4巻
清朝末期の混沌とした世の中で、人物の葛藤と醜さを美しく描いているように感じた。
このシリーズの中で印象に残るのは
「難しく考えるな、史了。知恵も力もいらない。やさしさだけがあればいいんだ。大地も空も時間も、すべてを被い尽くすほどのやさしささえあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月07日
最初は、自分には苦手な分野の話かなと、敬遠してましたが、結局、どハマり。どんな展開になっていくのか、ハラハラしながら、涙しながら読み切りました。
歴史を背景に、飽きさせない展開、脚色、少しファンタジー、フィクションだろうが、全て事実だったんじゃないだろうかと、そんな感覚でした。
良い本に出会えま...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月22日
西太后の苦悩、という視点で考えたことはなかったので、その点新鮮。世紀の悪女にも共感を寄せる浅田さんの人間力を感じる。
梁文秀が亡命した後どうなったのか、が気になる。
王逸が流浪先で幼少の毛沢東と会う場面はなかなか感動的だ。そこで唱える毛少年の素朴な理論は力強く、その遥か後の文化大革命が大こけであった...続きを読む
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