蒼穹の昴(4)
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蒼穹の昴(4)

781円 (税込)

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人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか――紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華4億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし“龍玉”のみ。感動巨編ここに完結!

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蒼穹の昴 のシリーズ作品

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  • 蒼穹の昴(1)
    792円 (税込)
    汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつベストセラー大作!
  • 蒼穹の昴(2)
    792円 (税込)
    官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。
  • 蒼穹の昴(3)
    770円 (税込)
    落日の清国分割を狙う列強諸外国に、勇将・李鴻章が知略をもって立ち向かう。だが、かつて栄華を誇った王朝の崩壊は誰の目にも明らかだった。権力闘争の渦巻く王宮で恐るべき暗殺計画が実行に移され、西太后の側近となった春児と、改革派の俊英・文秀は、互いの立場を違えたまま時代の激流に飲み込まれる。
  • 蒼穹の昴(4)
    781円 (税込)
    人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか――紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華4億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし“龍玉”のみ。感動巨編ここに完結!

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蒼穹の昴(4) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    中国・清、西太后と皇帝をめぐる戊戌の政変の頃のお話。
    科挙とか、宦官とか、政争とか、いろいろと恐ろしい。
    時代が近いだけに実感が伴って感じられます。

    中国の歴史の小説によく出てくる「天命」というものについても考えさせられました。
    一人一人の運命、天命があわさって歴史が作られていくどうしようもない大...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月25日

    風前の灯の清王朝クライマックス!
    登場人物達の運命に驚いたり怒ったり悲しんだりと感情がジェットコースターだった。
    続編の[珍妃の井戸]へ!

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月05日

    読み終えました。
    達成感ありますね。
    特に最後は、ハラハラドキドキ。
    通勤中、電車の中で読んだので危うく乗り過ごすところでした。
    浅田先生の中国シリーズ、全部読みます!

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月20日

    4冊のうちこのお話が1番面白かった!シリーズ読んでみて、今まで全く知らなかった中国の歴史に興味を持ちました。架空の人物も多いけど、実際にいた人たちもいて調べてみると面白い。

    特にタンストンと玲玲のとこは泣けた。でも玲玲って文秀のこと好きなのかと思う描写もあって、タンストンなんだか可哀想だった。だけ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月24日

    それぞれの結末。散った仲間もいれば、未来へ命を繋いだ者たちも…
    4巻通して大変面白くわかかりやすかった。政治的な話も、日本の記者を視点に話が展開したため読みやすい。最後の春児、玲玲、文秀の迎えるエンディングは感動的。一見無関係と思われる郎世寧がそう関わるかあ、と素晴らしい構成にうなされっぱなし。

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月28日

    蒼穹の昴

    個人的には「赤猫異聞」以来の浅田次郎さんの歴史小説。文庫本4巻の大長編小説ですが、とても面白く読めました。

    舞台は清朝末期。貧家の子、糞拾いによって生計を立てていた李春児は宦官となって西太后の下に出仕します。一方、春児の義兄で同郷の梁文秀(史了)は、光緒12年の科挙を首席で合格し九品官...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月22日

    浅田次郎さんの小説はこれが初めて。

    文庫本全4巻
    清朝末期の混沌とした世の中で、人物の葛藤と醜さを美しく描いているように感じた。

    このシリーズの中で印象に残るのは

    「難しく考えるな、史了。知恵も力もいらない。やさしさだけがあればいいんだ。大地も空も時間も、すべてを被い尽くすほどのやさしささえあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    最初は、自分には苦手な分野の話かなと、敬遠してましたが、結局、どハマり。どんな展開になっていくのか、ハラハラしながら、涙しながら読み切りました。
     歴史を背景に、飽きさせない展開、脚色、少しファンタジー、フィクションだろうが、全て事実だったんじゃないだろうかと、そんな感覚でした。
     良い本に出会えま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月22日

    西太后の苦悩、という視点で考えたことはなかったので、その点新鮮。世紀の悪女にも共感を寄せる浅田さんの人間力を感じる。
    梁文秀が亡命した後どうなったのか、が気になる。
    王逸が流浪先で幼少の毛沢東と会う場面はなかなか感動的だ。そこで唱える毛少年の素朴な理論は力強く、その遥か後の文化大革命が大こけであった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月01日

    改革派の康有為、文秀、譚醋同等は光緒帝の政権の元改革が一時叶いそうになるが、李鴻章の後を継いだ英禄、袁世凱らの保守派が西太后を担ぎ政戦に負け譚は殺された康は早々に亡命、残された文秀は、死を覚悟するも伊東博文と共に縄を逃れ日本に亡命する。王免は袁世凱に追われて逃げた先に子供の毛沢東に出会う。

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