蒼穹の昴(2)

蒼穹の昴(2)

792円 (税込)

3pt

官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

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蒼穹の昴 のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • 蒼穹の昴(1)
    792円 (税込)
    汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつベストセラー大作!
  • 蒼穹の昴(2)
    792円 (税込)
    官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。
  • 蒼穹の昴(3)
    770円 (税込)
    落日の清国分割を狙う列強諸外国に、勇将・李鴻章が知略をもって立ち向かう。だが、かつて栄華を誇った王朝の崩壊は誰の目にも明らかだった。権力闘争の渦巻く王宮で恐るべき暗殺計画が実行に移され、西太后の側近となった春児と、改革派の俊英・文秀は、互いの立場を違えたまま時代の激流に飲み込まれる。
  • 蒼穹の昴(4)
    781円 (税込)
    人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか――紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華4億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし“龍玉”のみ。感動巨編ここに完結!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

蒼穹の昴(2) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    時代に乗り遅れた清王朝末期、国も人も生き延びる為に必死にもがきあがく。
    登場人物達にまたも胸が熱くなる二巻だった。
    三巻へ!

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月26日

    春児にヘイムータンの亡霊が乗り移ったって勘繰って阿片吸いまくって抱き合いながら眠った陳と趙面白過ぎる

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月15日

    一巻では書かれなかった、西太后のキャラクター。私けっこうこのおばさん好きかも。
    何も持たない春児が努力し、運命を変えていく様、次の巻が楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    西太后や李鴻章など歴史的な側面しか知らなかったが、イメージが大きく変わった。それぞれが背負っているものの大きさやその重圧、人間的な部分などが魅力的に描かれている。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月03日

    呪いの話が特に興味深い。
    西太后、大変なときに清に嫁いだのですね。
    今までは、清を滅ぼした悪人というイメージしかなかったけれど。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    清朝末期の歴史の勉強にもなる。最近ラストエンペラーを久々に見たので、紫禁城の様子もイメージしやすかった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月22日

    蒼穹の昴の第二巻。
    この巻では西太后の姿が印象的だった。前巻でちらっと出た感じでは、権威ある強大な女帝という感じ。さらに歴史上のイメージも相まってとんでもない悪女という印象があったのだけど、蒼穹の昴での人前で見せない彼女の姿はその印象ががらりと変わる。

    話し言葉が普通に女の子っぽかったというのもあ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月20日

    浅田さんの小説には、基本的に本当の悪人がいない。
    誰もが何かしらの理由を持って生き、何かしらの想いを持って行動している。
    実直で己の信念を持って生きる人たちは報われて欲しい。
    せめて小説のなかだけでも…と思ってしまいます。

    世紀の悪女と呼ばれる「西太后」さんの思いと行動のアンバランスさは置くとして...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月19日

    順桂の葉赫那拉の呪いから話が始まる。
    王逸と李鴻章との出会い、文秀と玲玲との再開、春児が黒牡丹から教えてもらった技を身につけて入廷してお気に入りになるまで。

    西太后の表での印象と実際の考えていることの差が狂っていると感じるぐらい離れていて魅力的。
    春児の何事にも一生懸命で根が優しいところがとても応...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月01日

    2巻。退役宦官の村「老公胡同」で宦官修行の春児。厳しい修行に耐え、西太后の側近へ成り上がって行く様が痛快。黒牡丹の最期には泣いた…。
    西太后は、ヒステリーはすぎるが繊細なところもある女性で、滅びゆく清国の行方を憂いて、甥っ子である光緒帝にはこの重荷を背負わせることはできないと自らが政権を握る。西太后...続きを読む

    0

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