敗走記

敗走記

682円 (税込)

3pt

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戦争を生き抜いた著者がつづる生と死の物語
戦記ドキュメンタリー完全復刻!

昭和19年、南太平洋ニューブリテン島中部、部隊は壊滅的打撃を受けたものの、ひとり生き延び、仲間の鈴木と合流することに成功する。そして断崖を通り抜け道なき道を進み、敗走を続けた。敵に追われ、飢えや渇き、暑さに苦しみながらも九死に一生を得た著者が綴る、生と死の物語。戦記漫画の傑作を6編収録。

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敗走記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年03月14日

    第二次世界大戦にまつわる短編集。

    さすが、水木作品のクオリティの高さ。
    戦争体験しているからこその実際の戦場の厳しさと、水木センセイのユーモア漂う軽やかさが絶妙にブレンドされている。

    「敗走記」
    奇跡の生き延びた兵士に下される日本軍の軍隊としての不条理

    「ダンピール海峡」
    日本国旗を守りきるこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月21日

    読み応えがあります。
    「ごきぶり」が一番印象に残ってるかも。
    一気読みしましたが、もう一度読みたくなりました。

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    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    NHK朝の連続ドラマ『ゲゲゲの女房』も先週の100回を超えるあたりから、やっと何十枚も溜っていた質札を元に戻せるくらい収入が安定し、ようやく水木家にも貧乏神が去っていく兆しがみえてきたようです。

    つまり、すたれていく貸本屋マンガから時代は週刊マンガ誌へと移行、一部のマニアの間でしか読まれていなかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月17日

    ゲゲゲの女房視聴後、興味を持ち購入。戦争短編数編が収録されているが、そのどれもに共通して感じたのは物語の悲しさと美しさである。戦争モノは戦争の悲劇性ばかりを捉える作品が多い印象を抱いていたが、水木しげるの戦記物は、死のもつ悲しさだけでなく、美しさも描いている。さらに当時の日本軍の描写に関しては、彼ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月08日

    自身の体験だけでなく取材した話を元にした短編集。「総員玉砕せよ!」での非合理さは影を潜めるので、単にストーリーとして面白いと思えた。こういうところにも水木しげるの漫画家の才能の高さが伺える。

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    Posted by ブクログ 2015年12月20日

    水木しげる先生の短編集。
    最近、こういうマンガ読んでなかったから、面白かった。生々しい。そして、考えさせられる。
    マンガなのに読むのに時間がかかるけど、ぜひ一読をお勧めする。

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    Posted by ブクログ 2014年11月24日

    一言足りとも反戦云々言わずして戦争の不条理と滑稽さ、残酷さを書き連ねた傑作短編集。
    旗の話とか泣きたくなってくる。

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    Posted by ブクログ 2011年12月28日

    NHK「ゲゲゲの女房」を見ている最中に購入。

    戦記文学にはあまり興味がなかったが、いやはやこの本はすごい。戦争の悲惨さを、漫画でリアルに描写。戦争はちっともかっこよくないことを知らしめる。

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    Posted by ブクログ 2010年10月13日

    短編6編がまとめられた本書はどのストーリーも力強く、戦争の悲惨さ、むなしさを心に訴えかけてきた。 特に「敗走記」の命からがらの逃げ具合は、息をのむ。 よくこれで本当に生きて帰れたね!! 絶対、奇跡!!と驚いたし、「レーモン河畔」と言う本当にあった美談は、読んでいて心から嬉しくなった。 戦争と言う精神...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月26日

     実戦で本当の辛酸をなめた人だけが書ける作品。戦争を知らないどこかの似非右翼にはない迫力があります。

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