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Posted by ブクログ 2024年03月16日
ロジェストウェンスキーはなかなか考えさせられた。指揮することをまともに考えていない指揮官は戦いにおいている意味のない人に成り下がっている。けれど、皇帝の専制で戦争が行われているという意味ではこの指揮官も気の毒な被害者だとも言える。それらをひっくるめて?戦いあった同士?として敵国軍人に敬意を払う日本の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月01日
▼エンタメと考えれば、この小説は(日露戦争は)いろいろあっても最後が日本海海戦で圧勝して終わるので、溜飲が下げられて素晴らしい。その、苦しい辛い中で最後スッキリというヤクザ映画的な語り口がこれまた上手い。海戦でも、まずは三笠が被弾しまくる描写も延々とやる。その次にロシア側の(日本軍と比べ物にならない...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月10日
【全八巻の感想】
日露戦争史を通して国家とは、民族とは、日本人とは何かを深く掘り下げ追及している。
この戦勝こそが以降の日本軍を迷走させ、日本国を窮地に追い込んだ。
明治維新以降、西欧の帝国主義を模倣し、「国家」という概念を急速に醸成せざるを得なかった事情が我が国の精神と肉体とのあいだに巨大な齟齬を...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月26日
久々の小説にも関わらずこの大作を選んだのは、目下のロシア情勢もあって近現代史の勉強になればと思って手に取った。
調査〜執筆に10年かけられたこの大作は、司馬史観という言葉もあれど一つの史実と受け止めている。ロシアという国家の歴史をふまえ、なるほど今の侵略戦争も歴史の繰り返しなのだと納得する。
加えて...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月12日
坂の上の雲(8)
日露戦争については神話的に語られることが多いが、司令官たちの評価についてイメージが変わることが多かった。
そして、この勝利について参謀本部は自分たち自身で「日露戦争史」という、ただ出来事と数字だけを書いた何も役に立たないものを残した。
しっかりと分析と評価を書き込んだものを残して...続きを読む
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