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Posted by ブクログ 2022年12月27日
間宮林蔵といえば、樺太の地図作った事くらいしか知らなくて、「ひたすら歩いて測量して地図作ってる、クソ地味な男」くらいに思ってたけど、これ読んでほんともうすみません、って思った。
めっちゃ気合い入ってる漢でした!!
そーいえば樺太って昔日本領だったもんねーだから地図書いたのね〜とか思ってて、ほんとそれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月11日
間宮林蔵といえば、江戸時代、樺太を調査し、世界で初めて樺太が島であることを発見。その功績で「間宮海峡」という地名を後世に残した。というのが、教科書的説明。本小説でも、林蔵の樺太探検は詳細に描かれ、当時の乏しい装備で死を覚悟して赴く林蔵の覚悟が伝わってくる。
しかし、間宮林蔵がアドベンチャーというの...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月05日
スリリングで緊張感のある展開、面白かった。日本の領土問題の原点。江戸後期、北方沿岸に頻繁に出没するロシア船の脅威が日に日に高まる中、ついに択捉島の集落が襲撃される。世界地図で唯一不明となっていた、樺太が中国東北地域の東契丹と陸続きかどうかを確かめる必要は国防上の最重要課題となった。百姓から立身した林...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月12日
感情的に盛り上げることなく淡々と客観的に綴る文体だからこそ、林蔵の執念というか情熱が強く強く伝わってくるような気がした。
断片的な史料を想像で繋ぎ合わせた部分が大きいって後書きには書いてあったけど、普通に細かな手記とか残ってたんじゃないかって思ってしまうくらい端々に「実際の出来事らしさ」を感じた。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月18日
いやこれはまた重厚な本なのですよ。
基本的には間宮林蔵がどこで何したかとか書いてるだけ、っちゃあだけなんけどね。
とりあえず樺太を探検した人って感じの認識だったんで、半分ぐらい読んで探検終わって、あれどうなるんじゃろって思ったら、残り半分は隠密の旅だった!
というわけで、3へぇ。
しかし欧米の奴ら...続きを読む
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